田中式処置を実行するに当たっての

【効果と制限】

◆最新のマザーボードでは “効果” が少ない場合や、 チップセット種別によっては　田中式処置が上手く出来ない場合もあります。
　 【Ｃドライブのバックアップ】 および 【自分で設定を移動したアプリケーションフォルダ　のバックアップ】を保存し、
　 リカバリーできる準備をしてから、 【田中式処置】 を試す方が安心です。

◆【田中式＋Windows98初期版】でも効果はあり　不安定が解決しますが、【Windows98.SE ＋ 田中式】ほどの超-安定動作ではありません。
　 Windows98初期版では、処置の作業で つまずく機種もあります。
　 田中式処置の途中で　デバイス検出を行い、【ハードウェアレジストリ】を　ゼロから再構築する段階がありますが、
　 この時、　Windows98初期版ですと　機種によっては　無反応となって停止する場合があります。

◆【プリインストールＰＣ】で　田中式処置を行う場合について。◆

◆質問と回答のページ◆　　← これは　2000年11月当時のページです。

田中式は　一般的な意味での 【ソフト】 ではない。 手軽にインストールして手軽に使える“実用ソフト”でもない。


【田中式処置】は　半自動ですから、それなりの手間がかかります。 田中式を実行して 何ができる・・という物でもありません。
ただし、
効果があった場合には、　フリーズを繰り返す〜 多大な労力・時間が失われる損失 〜 が解消する・・という価値はあります。

Windowsの効率が良くなる訳でもなければ、マシンの速度が向上する訳でもありません。
安定化の効果の“確認”は、同一マシンで　処置前／処置後で比較してのみ、明確に確認できます。

つまり、大袈裟に言えば、　田中式を実行した“本人”しか確認できないのです。
ですから、　その本人が ＰＣ・Windowsの初心者であった場合は、　短兵急に１〜２日で安定化効果を確認できるものではありません。

安定化効果の体験のパターンは　人さまざまです。
処置前のマシン状況・Win状況を正しく把握できていない人の場合は、“正確な比較”など　おぼつかないでしょう。

【田中式】で　Win98(se)が　ワンタッチで安定化する 〜 と宣伝した事は 一度もありません。

だからこそ、 ＨＰの 元々のタイトルが 【こうすれば直る〜】であって、 しなければ 直らない。

２ｃｈ掲示板が 私のＨＰ-タイトルを使って　ネット検索する人々 を呼び込み、【ウソ】 による中傷を止めないので、 私は　ＨＰ-タイトルを変更せざるを得なかった。


２ｃｈ掲示板ですら、　【田中式】 発表当時、 「・・・ だから　田中式の効果は無い」 〜 と攻撃していたが、
【田中式】＝ワンタッチでない 〜 事を批判した人間はいなかった。

Ｎ経済Ｓ新聞記事に、 【頻繁に止まるＯＳ】 を世界中にバラまいたＭ社 が世界に与えた 経済的損失は巨大な金額 〜 と書かれた。
フォトショップは 高価であるが、 マスターするのは大変。
電算写植のシステムは　数百〜数千万円もするが、 マスターするには 長期間の 【専門的な訓練】 を必要とする。

つまり、
モノの価値は、 価格の安さ・使いやすさ で決まるものではない。（これが わからん馬鹿もいる）


ビジネスでも食べ物でも そうだが、 【投入した金額・手間】 に対する 【成果の大きさ】・・ 費用-対-効果・・で　モノの価値が決まる。
１００円の回転寿司で　贅沢な味を要求するか？。
高級な寿司ネタの寿司屋の料金が高いのも当たり前。


ＨＰに登場する 河内浩志氏・石井真治氏を始め、　有料-時期の購入ユーザーから　ワンタッチでない事で クレーム-メールは無かった。
　　（価格に対するクレームも無し）

ところが、
２ｃｈを調べれば判明するが、 モニター報告-公開の後あたりから　急に、 ワンタッチでない事を理由に 【インチキ】 という攻撃も加わった。


◆田中式〜安定化の証言者が何人も登場した後 から　【インチキ】 という中傷が激化した・・・ 順序が 逆 。

　　　　（どうしても 【田中＝インチキ】 にしたい人物が存在する）

◆『田中式 ＝ 実用ソフトに見せかけて　実はインチキ。』 〜 という中傷記事は多かった。
　 　私は　【実用ソフト】に見せかけた事は　一度も無い。 勝手に 決め付けているだけである。


ワンタッチでない事を理由に 【田中式＝インチキ】 なら、 １千万円の電算写植システムも 【インチキ】 となる。

★このＰＣの【性能、ハードウェア型番】が 判明するように録画！。

※【題名】の正しい表現は、（文法的に）
　【北朝鮮の問題 と イラク問題】についての“日本の世論・マスコミ全般の主張”に隠された【矛盾、２枚舌】 と記述すべきですが、
　 長すぎるので・・。

※以下は、 本編（2003年３月８日）から 【要約　抜粋】したものです。



◆【プロローグ】


【阪神大震災】の時を思い出して下さい。

目の前で　何万人もの一般市民が火事で焼け死ぬ状況で、軍曹なる人間が　『命令が無いからヘリコプターを出動しない。』〜〜なんて・・。

第２次大戦のヨーロッパだって、敵襲などで　無線が故障して【通信不能】になった時もあっただろう・・。
【通信不能】なのに、『退却しても良い』と命令されてないから　その場所で 全員 撃ち殺されるのか？。（笑）
それとも、突撃して　全員戦死するのか？。
あるいは、
夜　寝静まっている時に　戦車で攻撃された時、部下に“退却”させる前に、無線で　『退却しても良いですか？』と通信するのか？。

【深夜の突然の大地震】は、軍隊の分隊の【通信不能】と同じ状況だろうが・・。


日本人は　【お上まかせ】で 自ら行動はしない・・・。（「悪いのは政治家だ」と念ずるだけ。）
アジア農耕民族共通の “このまま居座っていれば２〜３年後には何とかなる”〜と考える国民性・・。
それに加えて、
歴史上の 【刀狩り】と【五人組制度】 以来、日本人は堕落した。

【面倒には関わるな】・・・【告げ口される方】ではなく、【告げ口する方】にまわれ・・・と考える国民性。
【自分ではやるな、誰かにやらせろ】・・・【出る杭は打たれる】・・・ こんな諺(ことわざ）は、アメリカには無い。

アメリカは多民族国家であり、ヨーロッパでも　千年前からの“民族同士のいがみ合い”が絡んでいるので、
犯罪の凶悪性は認められる。
しかし、ニュース報道を見ても、通り掛かりの災難とか　近所の火事とかで【バケツリレー】などが珍しくない。
ところが　日本では、単一民族なのに、　【野次馬_見物】が多い。
　（【地下鉄サリン事件】の時もそうだった。）



◆【 本　題 】


北朝鮮は、確かに　“国際社会”から批判されても仕方がない。

確かに　数十人も“拉致”し、数人〜十数人を殺したようであるが、
しかし、日本は　（必要以上に）北朝鮮の民族性やら　社会状況まで批判する資格は無い。少なくとも、北朝鮮は日本を侵略した歴史は無い。

日本は　50年ほど年前に　朝鮮を侵略し、
【占領】して経済的に搾取し、強制連行した数十万人の朝鮮（韓国・北朝鮮）の人間を【死】に追いやっている。

　　※「そんな事は、中国・朝鮮人の補償金目当ての作り話！」と主張し、バッサリ否定する学者もいる。
　　　確かに、そういう例もあると思う。３割くらいは そうかも・・。
　　　しかし、旧日本軍の行為について、“日本人証言者（従軍した兵士)”も存在する。←これを どう説明するのか？。
　　　　（３chＴＶで放映していた。）

　　※関東大震災の時は、日本人の一般市民が　多くの在日朝鮮人を電柱に縛り付け、竹槍で殺した状況が　日本人によって記録されている。

　　※中国にも、太平洋戦争終戦の時に　日本の軍隊が地下に埋めて隠し、
　　　“置き去り”にした【マスタード爆弾】で　工事中に爆発して被害者が出たりしている。

国民の“意識”の面で、日本が まず謝罪すべきだったが、かつての天皇は『遺憾であった』と表明したに留まった。
　　（『遺憾であった』＝『思い通りにいかず、 心残り。』とか、『残念でした。』という意味。）

【国家 対 国家】として　現在の北朝鮮の態度を分析すれば、あれは　国家元首が“愚か者”であり、国民を洗脳している。
あれを　丸々そのまま批判するなら、かつての日本人は　もっと苛烈だった。
日本人は　“日本＝神の国”として考えて　アジア人を見下し、特に　朝鮮人に対してはひどい差別をした。

　　※『天は人の下に人を作らず〜』という言葉で有名な福沢諭吉も、新聞で、【アジア・中国・朝鮮人＝劣る民族】として馬鹿にした。
　　　　（【脱亜論】。）

ああ、それなのに、
今日の日本人は、何百年も前から“紳士的な国家”であったかのような“言いぐさ”で、北朝鮮の諸々を批判・非難する。


今回、イラクで戦争が起きそうな状況の“裏”に　イラクの埋蔵石油に関する“国家的な利害”が絡んでいるのは御存知の通り。
【国家 対 国家】は　“キレイ事の理想論”ではない。
あそこに“埋蔵石油”が無かったと仮定したら、どっかの国の国家予算ほどの戦費を使って、それをどうやって回収するの？。
今のアメリカには、ベトナム戦争の時みたいな圧倒的な国力（経済力）は　無い。
イラクの埋蔵石油が無ければ、イラクなんか【世界の中の田舎】です。アメリカにとっては“どうでも良い国”でしょ。

何千年のも世界の歴史で、“キレイ事の理想論”で カタが付いた事が 一度でもありましたか？。
“国家間の利害”が絡んでいる事を認識した上で、
【国際的に守らないとマズイ〜ルール】と、【国際的に通用する大義名分】という見地で　“綱引き”してるんじゃないの？。


イラク・アメリカに関して　“キレイ事の理想論”を主張する日本人は、韓国・北朝鮮に対して　もっと身を律しろよ。

相手が　弱小国家なら 構わないのか？。　じゃ、イラクやアフガンに関して主張する“理想論”は　一体　何なんだ？。


今回　丸く収まっても、少なくとも　フセインは　また紛争を起すに決まっている・・・と、思います。
　　（日本人だって、かつては　“神国 日本”として認識し、国際的に　聞く耳を持たなかったでしょ。）
そう考える根拠は・・・↓。
今、イラク国民は“神の国”として意識する人も相当数いるようですが、
あちらは　確かに　世界最初の【メソポタミア文明】の発祥地だもん、“神の国”として意識しても不思議ではない。

世界最初の法典【ハムラビ法典】 を生み出した国だもん・・・、旧約聖書に登場する【バベルの塔】の国だもん・・・。
そりゃ〜、プライドは高いよ。

　　※明治政府がでっちあげた“神国 日本”とは　訳が違う。“神の国”として意識するだけの正当な根拠がある。
　　　日本古代の歴史なんて、【ハムラビ法典】に比べれば　吹けば飛ぶような存在。


おまけに、世界一の石油埋蔵量があれば、国家元首が『世界を制覇する！。アメリカや国連なんか クソ食らえ。』と考えても、
不思議ではない。
さらに加えて、イスラム教の国民でしょ。
イスラム教を批判するつもりはありませんが、頑迷で時代遅れ的な宗教である事には違いないでしょ。（良い悪いは別。）
だって、
『左手は不浄の手である〜〜だから〜〜』と教えているけど、あれは　昔々　左手で　直接 ウンチを拭いたからでしょ。
しかし、今日　そんな事する訳ないのに・・・。

あっちの宗教は、数千年来、『目には目を。歯には歯を。』だもん、しかも、その宗教の発祥地域。

要するに、イラク一般国民の意識としては『アメリカの国力が大きい』事 ＝ 面白くない・・・という程度でしょうが、
少なくとも、
【独裁政権の元首】としては、『アメリカ・ヨーロッパ諸国を“弱小国家”に追いやるまでは気が済まない。』〜くらいは考えているハズ。
これで　丸く収まる訳が無い・・。
それでも、『丸く収まる方法があるハズだ〜〜』と主張するなら、
それを主張する日本人は、その前に、“日本人全体が 韓国・北朝鮮に対して潔い態度を採るように”活動すべき。

　　（他人に対してだけ“理想論”を当てはめて要求するのは、【偽善者】のやること。）


日朝問題について、ＴＶの報道番組や特集番組などを見ていると、
日本人として【反省・謝罪すべき点】については　ほとんど触れずに、一方的に“北朝鮮＝悪者”として責めている。
おまけに、日本人の拉致と直接には関係ないよう事柄まで　【批判・評論】を繰り返している。
　（しかも、高名なジャーナリストまでが一緒に参加している。）

日本 ＝【数百年もの間　平和を守ってきた民主国家・国民】であるかのような“口ぶり”である。
ＴＶ局は 上層部まで馬鹿が多くなったか？。
経済学者によれば、どんな企業産業も、【楽して儲かる状況】が３０年も続くと　企業体質が堕落する。


いま　日本人の多くが、 当然の事として　安易に　北朝鮮を批判している。

他の国が北朝鮮を批判するのは構わないが、北朝鮮に対して“あまりにも重い犯罪”を犯した日本人が、
　（そして、多くの日本人が　その【謝罪意識】も無いままに、）
一方的に　【北朝鮮＝悪者】として批判し、風俗・社会構造・社会状況まで“馬鹿”にするのは、　これは 【モラル違反】である。

しかし、　【米国・イラク問題】に対しては、多くの国民は、一転して　理想論的な“キレイ事”を主張する・・・。

理想論で“キレイ事”を主張するなら、北朝鮮に対しても、韓国・北朝鮮に対して“潔い態度”を採るべきである。
せめて、靖国神社の問題くらいは　すぐにでも“潔い態度”を採るべき。



★あらゆる【戦争・不幸】は、
　国家_対_国家 ・ 人間_対_人間 の関係において、強者が弱者に対して 差別したり “不公平”な取引や応対をする事から始まる。
古代国家の時代から 現代に至るまで、ズ〜っと。

日本国・日本人は　【米国・イラク問題】については「〜〜Ａ」と主張して行動し、北朝鮮に対しては 「〜〜Ｂ」と主張して行動
している。

仮に、北朝鮮が　フランス並の経済力・国際的位置付けだったら どうであろうか？。
マスコミ・日本人の発言をそのまま言えば、「何　偉そうなこと言ってんだ？」・・・と、周りの国々から“非難の嵐”となるであろう。

要するに、（特にＴＶ・マスコミは）北朝鮮の経済力・国際的地位が低いことに付け込んでいる事になる。
これ、【差別・不公平】に該当するんでないの？。


こんな国家・国民（世論）が、 都合の良い時だけ 「わが国には 平和憲法があって〜〜」と主張しても、歯が浮いてしまう。

「平和憲法〜〜」と言うのであれば、
国家として　まず やるべき事は、最大の戦争犯罪人である 東条英機を“靖国神社”から除去する事である。

次に、旧日本軍が中国に捨て埋めてきた【マスタード爆弾】の撤去・回収を急ぐことである。
　　※政府レベルで「調査します」とコメントしてから　１５年くらい経過したんでないの？。
　　　ニュースにも何も　とんと報道されないみたいだけど、どうなったかな〜？。
他にも　もっとある。

こういう事を怠けていながら　「わが国には平和憲法〜」と主張しても、それは口先だけに思える。

アフガンの民衆が　結果的に“巻き添え”を受けた事について、
「大衆に罪は無いのに〜〜」と考える人が多いようですが、
私は、「大衆に罪は無い」とは思いません。

国民として　集団として、悪党のリーダーシップを結果的に許してしまった事についての“責任”はあります。

いうなれば、“巻き添え”を食らったのは　その“報い”です。


消極的な意味での「仕方が無い」ではなく、

自国のリーダーが　他国に甚大な被害を加えた事について、国民が責任をとるのは当たり前の事です。

そうでなければ　国家間での国際関係は成立しません。

　　※個人のレベルにおいても、
　　　 自分の意思に反して誰かに損害を与えた場合であっても、働いてでも賠償する責任はあるでしょ。
　　　 同じような事でしょうに。


同じ意味で、原爆を落とされた事について、「国民に戦争責任は無い」との考えは“平和ボケ”的な誤りです。

侵略戦争について“反対意思”を表明しなかった国民にも　責任はあります。

勝っている間は“万歳、万歳”と　誰もが喜んでいたクセに、
原爆を落とされたら　「国民に責任は無い」と考えるのは　随分とムシの良い話です。

日本がやった戦争は、防衛戦争ではなく　侵略戦争です。
戦争が起きるパターンとして、
　　Ａ．侵略されて防衛するために戦争になってしまうパターン
　　Ｂ．大使館とか船を一方的に攻撃されて反撃して戦争になってしまうパターン
などがあるでしょうが、日本の場合、ＡにもＢにも該当しないでしょう。
こっちから出向いて侵略して、こっちから戦争を仕掛けたんでしょ。


『あなたの歴史観について物申す』と、メールを送ってきた人がいます。

この人が言うには、●△のサイトで“正しい歴史”を勉強しなさい・・・ということでした。
そのサイトを訪問しました。　『南京虐殺は無かった』とか、その種類の極端な主張で溢れていました。
確かに、彼らの主張・観察の内　少なくとも１０％は正しい部分はあると思います。
特に中国での歴史的事件に関しては“捏造（ねつぞう)・誇張”された部分も含まれているでしょう。
これを否定するつもりはありません。

ただ、言わせて頂きますが、
私は　少年時代に、　【民間人虐殺に立ち会った元軍人（日本人)】に直に会って　話を聞いているのです。
私の親戚の知人の“息を引き取る少し前”に立ち会った時のことです。
この人は、満州で　命令により民間人（女・子供を含む）をたくさん殺したのですが、
終戦後　何十年も“良心の呵責”に苦しみ続けたのでした。
そして、“もうそろそろ”と自覚した時、親しい人に対して　涙を流しながら告白したのでした。　写真も持っていました。

ただ殺したのではないのです。　女・子供を含め、大量の中国人の“首”が　数珠つなぎ状態で電線に並べられていました。

この種類の経験を、酒に酔った勢いで【手柄話】として話す元軍人に会ったこともあります。


いまさら　想像で　“日本に都合の良い歴史観”を論評されても、苦笑するだけです。
　　（知らない人は騙されるかもしれませんが。）
生き証人がどんどん減り、「“時の流れ”によって風化するのを待つ」という魂胆が見えています。


“捏造（ねつぞう)・誇張”された部分があったとすれば、それだけ“恨まれた”と判断すべきでしょう。

戦前の日本人は“教育的洗脳”を受けており、中国・朝鮮の人間を“犬猫レベルに近い人種”として蔑視していました。
そして、
日本の人々は　在日の中国・朝鮮人を“チャンコロ”と呼んで差別し、彼らは食生活にも苦労していました。

　　※【鬼畜米英】という言葉も　国民の間に一般的でした。
　　　鬼畜米英という言葉を現代風な言葉遣いにすれば、『アメリカ・イギリス人は“鬼・畜生”である』という表現になります。

もし、『日本人は【犬・畜生】のレベルである』と日常的に言われ、差別されれば　あなたはどんな気がしますか？

朝鮮を占領し、中国に進出した当時　数十万〜百万単位の軍用馬を送ってますが、大規模な軍隊を　何の目的で派遣したのでしょうか？
国連の要請によるＰＫＯですか？　（笑）。
　（まさか、『中国政府の要請によってである』とは主張しないでしょうね。）

要請も承諾も無しに、　他国の領土へ　武器・砲弾を持参して大規模な軍隊が進軍したことは“侵略”じゃないんですか？

『東シナ海で軍艦同士が戦った』という記録だけなら別ですが、『南京虐殺は無かった』との主張は　あまりにも無理があります。
（規模の話は別として。）

こういった事柄を総合的に判断すれば、『あれも無かった、これも無かった。』と主張するのは無理です。

“捏造（ねつぞう)・誇張”や　【東京裁判】について“戦勝国による不公平”を感じるなら　ちゃんと主張すれば良いのです。
「もう一度　国際裁判をやり直してくれ」と主張すれば良いでしょう。
　　※アメリカ国内ですら、この種の“不公平”が　アメリカ人によって指摘されています。
ただし、謝罪すべき事を“ウヤムヤ”にした状態では　相手にされないでしょう。
みんな“ウヤムヤ”にしておいて、都合の悪い時だけ『〜〜虐殺は無かった』と主張するのは男らしくないです。


“捏造・誇張”された部分があるからといって、「“侵略”した事を謝罪しなくても良い」という理由にはなりません。

【靖国神社】に関する現状について、日本の法律を“盾”として正当性を主張する人もいますが、
日本の法律は、日本の都合で　“日本国内”で作った日本国内で通用する法律でしかありません。
極端な話、もっと軍国主義的な法律を作れば　さらに軍国主義的な主張によって正当性を主張することも可能です。
しかし、それ　国際社会で通用しますか？
靖国神社の問題は　過去の日本の過ちに絡んで　“国際的な政治問題”になっているんですから、
法律が足枷になっているなら　法律を修正すべきです。

先日、　一部の会社作成による教科書を採用した学校関係者の幹部がＴＶで話していました。
『どんな国家も　光と影の部分がある。子供を教育するためには“光の部分”を強調し、“影の部分”は控えめにするのが良い』
と、話していました。
私は　これを見て「馬鹿じゃないか？」と思いました。
この人の精神構造も　“倫理観念”が支柱になっていません。

『子供を教育するためには〜〜』という話は、「“国際的な犯罪”を隠しても良い」という理由にはなりません。
この人達は　物事の重要度と論点を履き違えています。


「戦争は悲惨な結末になるから戦争はいけない」という事ばかり強調する人もいます。
【倫理観念】というものを根幹に据えて考えれば、
自分に危害を与えてもいない相手の腕をもぎ取れば、“仕返し”として自分の足をもぎ取られても文句を言えた筋ではありません。

占領した朝鮮の人々に対して、 占領先の朝鮮でも日本国内でも、日本人は　（強制されなくても）“搾取”と“侮辱”を繰り返しました。
それは　もう、“ヒドイ仕打ち”をしたんです。
だから、それを忘れた日本人に対して　朝鮮の人々が怒るのです。
「朝鮮の人間は　いつまでも根に持って〜〜」・・と言う人がいますが、
きちんと謝罪していない上に　“知らんぷり”の若者が多いですから　怒るのは当たり前です。

ドイツはきちんと謝罪し、それに見合うだけの事を国家レベルでも企業レベルでもやったんです。
だからこそ、ＮＡＴＯの軍備にも参加しているんです。

日本の場合は　長い間“シラ”を切り続け、きちんと謝罪もしていないので、
ちょっと軍備を増強したり　アフガンに自衛隊を派遣するくらいで　グチャグチャ言われてしまうんです。

ドイツの場合は　侵略戦争をした事について　“謝罪”を含めた反省の気持ちを国民が持っています。
ところが　日本人は、
戦争をした事の“後悔の念”としては、毎年８月15日に慰霊祭を行い、巻き添えを食った当時の国民に謝罪していますが、
“侵略相手に対する謝罪の念”が希薄です。
だから、　何十年たっても　【最大の戦争犯罪人】と　当時の国民を抱き合わせる形で　【靖国神社】に祀って　平気なのです。
これじゃ、侵略された側の国は　不愉快に決まっています。
「一体　日本人は、侵略戦争をした---という反省があるのか？」・・・と、考えるでしょう。（当然です）

一体、いつまで　最大の戦争犯罪人を【靖国神社】に祀り続けるつもりなんだろうか？　馬鹿じゃなかろか。

日本の歴代の総理大臣は、多くの国民と同じで、
“和を以って尊し”という言葉を信奉しているのか、国の内側に向かっての「アツレキの生じない方法」を最善とする考え方であり、
そうする事によって　選挙でも　票を失わないで済みます。
つまり、総理大臣は、【国家百年の計】よりも　目先の票を優先している事にもなります。
ここで重要な事は、そのようにしないと“票を失う”という状況が問題です。
「そうしないと　落選するかも知れない」・・という状況を作り出しているのは、日本の国民自身です。

【国家百年の計】を優先する総理大臣が生まれるか　生まれないかは、日本人全体の気持ち次第です。


何事も「アツレキの生じない方法」を最善と考える国民が多い内は　無理じゃないかな？。
中国に置き去りにしてきた【マスタード爆弾】についても、
あれから十年も経ちますが　事態は具体的には進展していないようですし。
「処理しなければならない」・・という気持ちが無いんじゃないかな？。
色々とうるさく言われるとマズイので、「処理しますよ」というポーズをして見せただけなのでは？。


近い将来、日本は　国家として国民として　これらの“報い”を受ける時が　必ず来るでしょう。

全世界・歴史的に見れば、国家の力が弱まった時に　その報いを受けるハズですから、
“その時”は遠くないでしょう。
「ほとぼりが冷めたら忘れるだろう」・・とか、“なし崩し的に”問題を先送りする考え方は、　日本国内では通用しますが、
国際的には通用しません。

いつの時代でも　どの国でも、
国家が行き詰まった時とか　国家経済が破綻しそうな時は、必ず　侵略的な思想の勢力が伸びるのです。

さて　そうなった時に、国民が　ハッキリと“反対”の意思を表明できるかどうかが重要です。
アルゼンチンの歴史を見ればわかるように、
極論すれば、全ては　【国民の意思表明】の気迫にかかっています。
国民の大多数が立ち上がれば、時の権力者が【軍隊】を動かせても負けるのです。
国民すべてを牢獄に押し込めたり　殺してしまっては　“税金”を徴収できず、政権として成立しません。
　　（第一、国民すべてを押し込めるための牢獄の数が足りません）
アルゼンチンの国民は　「国民一人々々の気迫が最も大切である」事を自覚していたのです。
だから、その軍事政権は　実にあっけなく倒れたのです。

さて、太平洋戦争が始まる直前も　日本の国家経済は破綻しかけていたのです。
そして、侵略的な勢力が伸びたのです。
ところが、
大多数の日本人は　【アツレキの生じない生き方】を最善と考えているので、みんな黙って従ってしまったんです。

“頑強に抵抗”する勢力が存在すれば　何とかなったかも知れません。
ところが、日本人には　「毛色の変わった者を排除する」という特質がある事も手伝い、
情けない事に、キリスト教の牧師や　仏教の坊主までが、その多くは　参戦派にまわってしまったのです。

私は　現在は無神論者ですが、中学生・高校生の頃はキリスト教の信者でした。
当時　通っていた教会の牧師に洗礼を受けたのですが、
この　老いた牧師は　最初から最後まで“反戦”を唱えたため、　終戦の年まで【牢獄】に押し込められていたのでした。
当初は“日本が勝つ可能性”もあった訳ですから、
もし　日本が勝ったとすれば、この牧師は　最後まで【牢獄】に繋がれることになります。

当時　“反戦”を唱えた人間は　官憲にサーベル（刀）で脅されたのです。
命を取られても文句は許されない時代でした。
とてもじゃないが、
【喧嘩は嫌いだ】とか　【アツレキの生じない生き方】だとか、【平和を愛する気持ち】程度では　平和を守る力にはなりません。

２ｃｈと関わり合いたくない・・という本音を隠して　付け焼刃の宗教論を論じ、
「もっと紳士的に振舞いなさい」　等と“キレイ事”で説教するような人は、　“イザ”の時は　まず駄目です。

また、ある宗教の信者は　日頃の自分の生き方・宗教活動を説明し、私に次のように言いました。
　　　『人々のお手本になるような生き方をする事も　世の中を良くしていく事に“力”となります。
　　　　事を荒立てるのは良い事ではありません。』・・・と。
でも　この人は、　その半年前に　あるメールを私に送った時の　自分のメールの内容を忘れているようです。
そのメールの内容は、私がこのＨＰで【天皇制】に言及している事についてでした。
その人は　その事について、
　　　『日本では、　【天皇制】について　とやかく言う事は“タブー”です。
　　　　生きて行きずらくなります。』・・・という内容でした。
こういう人は、イザとなれば　信仰など簡単に捨ててしまうでしょう。　【日和見主義】でしかありません。

この人は　“生きるための道具”として宗教の仮面を被って利用しているだけであり、
都合が悪くなれば捨ててしまうハズです。　これは“信仰”とは言いませんし、宗教とは異質のものです。
この人の生き方を“お手本”として入信する人も、都合が悪くなれば捨ててしまうのです。
　（なにが　“人々のお手本”だ。　馬鹿々々しい。）
こんなことだから、牧師夫人が“信者の浄財”で　高価な和服を仕立てて【琴】を習いに行くようになるんです。
宗教というものは、“命がけ”で信じてこそ　宗教としての価値があるのです。



日本では“平和ボケ感覚”が蔓延しているので、
高名な政治家までが　アフガンの民衆について「大衆に罪は無いのに〜〜」等と主張するのです。

私の　【“２ｃｈ”との露骨な対決姿勢】に眉をひそめ、「当たり障りの無い態度」を進言する人もいますが、
ヒットラーが欧州を席巻した当時、【レジスタンス】の存在が無ければ　“やられっ放し”で終わった可能性もあります。

　　※【レジスタンス】が頑張ってくれたお陰でなんとかなった・・という歴史的な経験のある欧米人と、
　　　 そのような事を　自国で解決した事の無い日本人の“差”です。
　　　だから、政治の世界も　何十年経っても【根回し】によって物事が決まります。

まっとうな生き方をするには　勇気が必要な時だってあるのです。
「当たり障りの無い方法」を最善とする主張は、【レジスタンス】の価値を不当に低く評価するものでもあります。
これも“平和ボケ”と言えるでしょう。