ある会社の “システム管理者”の感想 ↓ .
田中さん こんにちは。 −− 略 −−
実は、以前 田中さんのHPを訪問した時は、半分以上は疑っていました。(すみません)
−− 略 −−
Win98seで 28個ものタスク・アプリケーションを複数起動して、 同時に処理させて 完走して正常終了したのは驚きました。
(なんせ、Memoryを 256MB しか積んでいませんし。)
特に、 Win98seが“キツイ状態”になってから 何かを 新規に起動し、同時に稼働させる様子は、
「大丈夫なんだろうか?」 と感じました。
(IEを 田中さんのように 山ほど複数起動するのは無理だったと思います。 私の場合、複数起動しないようにしています。)
PENTIUM-III 600MHzでは CPU能力が不足しているのが 一目瞭然ですが、
Win98seの 本体のエラーも無く、
アプリケーションエラーが起きる事も全く無く、30近いタスクを同時処理で完走したのは 圧巻と言えます。
『百聞は一見に如ず』とは まさに この事で、
検証もせずに 想像と思い込みで批評する人間に対して 田中さんが 腹を立てる気持ちがわかりました。
普通に使っていても砂時計になったりフリーズする 会社のWin98−Win98seや 自宅のWinXPコンピュータが、可哀想になりました。
【Win98SE + PENTIUM-III 600MHz + 256MB】のコンピュータで、 コンピュータが悲鳴を上げる作業を 問題なく同時に動作できる理由は
私にはわかりませんが、 会社では40台近くのWin98seコンピュータが動いています。
バックアップさえ完全にとっておけば怖くない訳ですし、そのうえで 試しに1台のコンピュータに処置してみます。
これから 手順書をしっかり読み、手順を間違えないように把握しようと思います。
【Win98−Win98se起動時の 残・システムリソース】 に関して。
単純に言えば、多い方が良いに決まっています。
ただし、 人それぞれ事情もありますから、むやみに数値を大きく確保すれば良い訳ではないでしょう。
「Win98−Win98se起動時の残・システムリソース=90%〜95%」 を達成している人もいるようですが、
普通の人は それを真似したり 羨ましがったりしない方が無難です。
これを真似するのは 特別に難しい技術も要りませんが、 私自身は 真似しようとは思いません。
なぜなら、
そのような環境においては、それなりの“制限条項”を守りながら運用すべき場合も多いからです。
ウルトラマニアの人は別として、普通の人が好んで真似すべき環境とは思いません。
とはいえ、 プリインストールコンピュータの場合、 起動時の残・システムリソースが少ないのは 出荷メーカーの責任です。
普通の人が使い切れない程のアプリの【自動起動+常駐】が行われて システムリソースが消耗されているのです。
Memory搭載量=512MBの場合、256MBの場合よりも “起動時の残・システムリソース”の %比率 が大きいのは 当たり前です。
私が使っている【WebBooster Ninja】のテクニカルサポーターによれば、
『Windows9xで Memoryを 最適に 効率的に使用できるのは 192MBまで。』 だそうです。
“Win98−Win98se起動時の残・システムリソース”は 多い方が良いですが、 多ければ無条件に安定度が高い・・というものでもありません。
テクニカルサポートでの一般的な指導として 【システムリソース問題】があります。
【Win98−Win98se起動時の システムリソース・Userリソース の残り量】を多くせよ〜という指導です。
この指導は間違ってはいませんが、 根本的な解決にはなっていません。
“Win98−Win98se起動時の残・システムリソース 80%”くらいの Win98−Win98seコンピュータでも、沈黙する事も珍しくないです。
(私自身、このWin98−Win98seコンピュータで P3B−FやAX6BC(typeR)を使い始めた当時に 何十回も経験しています。)
【田中式処置 実行】の後、 Win98−Win98se運用上の制限はあるか?。
この制限は 全く ありません。 Win98−Win98se操作上の変化もありません。
処置を行う時の制限はありますが、 済んでしまえば、処置前の Win98−Win98se と同じように “操作・運用”出来ます。
【田中式処置】 とは別の視点で、
「エクスプローラを Win95の物と置き換えて IEとエクスプローラを切り離す」 等の改造ツールも 存在します。
この種類のツールによる処置は 【田中式処置】 よりも簡単で、それなりに効果もあるようですが、副作用があります。
※IEの機能を利用するアプリケーションは 動作しなくなる・・との事。
(MsWord とか Exell ↑ だったかな?。) 「エクスプローラの動作が軽くなれば良い」 モノでもないでしょう。
この種のツールの処置は 簡単でしょうが、あとのメンテナンスは神経も使うでしょうし 大変でしょう。
(例えば、ネット機能の“セキュリティアップデート”等は 一体どうするんでしょう?。)
【田中式処置】では そのような改造・変更は 全く行っておりません。
ドライバを置き換えるような操作も 全く行っておりません。
エクスプローラの機能・仕様・動作を変更するような操作も 全く行っておりません。
従って、 【田中式処置】の実行によって Win98−Win98se機能・操作の点で 制限・変更が生じる事はありません。
理論的に そのような変化が生じるハズがありませんし、そのようなフィードバック情報も聞いていません。
【田中式処置】 によって、 なぜ 飛躍的に 安定化するのか?。
【田中式処置】の効果を エクスプローラの動作に注目して 一言で説明すれば 次のようになります。
「田中式処置によって、“マザーボード等の情報・特性”を Win98−Win98se が詳細に吸い上げた」 事が 安定化の最大の要因です。
Win98−Win98se は レジストリによって動いていますが、
レジストリの中に システムボード(マザーボード)の情報・特性が格納されている部分があります。
(HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000)
通常にセットアップしたママの Win98−Win98seの場合、ここに格納されている情報は 9項目だけです。
セットアップ後 【田中式処置】を実行すると、ここの項目数が 25項目に増えるのです。
(手順を間違えなければ・・。)
この点については、 【第2トップページ】にて もう少し詳しく 画像で説明しており、 ビデオの中でも それを裏付ける場面が登場します。
Win98(se)は Hard-Diskの中に格納されており、 それが読み出され、CPU や チップセットによって Memoryの中で動作します。
CPUもMemoryも マザーボード基板上に装着されており、 全てのデータのやり取りは 必ず マザーボードを経由して行われます。
そして、 マザーボードは 種別・メーカーによって その特性が大幅に異なります。
先に 「通常セットアップのWin98−Win98seでは〜〜9項目である」 と述べました。
“440BXチップセットのマザーボード” と “i8xxチップセットのマザーボード” とでは 仕様・特性が大幅に異なります。
にもかかわらず、
“セットアップしたままのWin98−Win98se”の場合は、この9項目の内容が全く同じなのです。( ← 重要!)
これと比較して、 【田中式処置】を 行った場合は、マザーボードの種別によって 項目の内容に 相違点があるのです。
AHA-29xxシリーズの SCSIカードの何種類かは 同一のドライバで動作しますが、それでも 【Enum】配下のConfig情報 が違うのです。
マザーボードは SCSIカードよりも部品点数は断然多く、機能・動作も複雑です。
と言う訳で、
外部から 直接 このHPを訪問なさった方は、 ぜひ トップページから訪問し直して 【内部ページの“技術解説サブページ”】 を読んで下さい。
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