1st_Dos環境での【解凍テスト】.txt (2002年4月) ★新規のPCの場合や、CPUやメモリを交換・増設した場合は、  次の作業を行う事によって、【メモリ周辺の動作】をチェック・確認できます。  ・上記手順での[2]の scandisk 実行が完了した時点で、   Dos環境で【CABファイルの解凍テスト】をします。      この時、先日お送りした【起動FD 3枚セット】を利用できます。   使用するのは 3枚目のFDです。     この'3枚セットFD'でFD起動した場合は FDのサブフォルダにパスが設定     されていますから、解凍コマンドを実行する時に FDのどこに存在するか     は考える必要はありません(解凍コマンドを入力するだけ)。     しかし、     '3枚セットFD'でFD起動するためには 【起動ファイル調整】と【ドライバ選択】など     を済ませてある必要があります。     ここでは その作業を済ませてある場合と済ませて無い場合に分けて説明します。      1.【済ませてある場合】     この場合は簡単です。(Ext.exe を実行します。)     【起動FD 3枚セット】の3枚目FD を使用します。       (お送りしたCDでは Sub_Disk.#2 というフォルダ名になっています。)     このFDをFDドライブに入れます。     A:     cd \     cd WIN_DIR     cd COMMAND     ext     という手順で 実行します。       ※ ext と入力したのは Ext.exe の実行です。        Ext.exe を実行するには、同じ場所に Extract.exe が存在している事が条件        として 必要です。     以下、ext を実行すると【対話式】で処理できます。       ※対話画面の様子は[トップページURL/Last_Information/EXT_practice.gif]を参照。        (これは Dos窓ですけど↑。)    【対話式】で 3項目について質問されます。       (1).CABファイルの存在場所(フルパスで入力)       (2).解凍(抽出)したい '通常ファイル' の名前          ※勝手に名前を変更しては駄目。この名前を Extが CAB一覧から捜します。       (3).解凍先のフォルダを指定。       (4).Y か N を入力。     ◆ extによる対話型実効では コマンド入力は楽ですが、      解凍後の「正式ファイル名」を あらかじめ知っている必要がありますし、      このコマンドには【ヘルプ】はありません。      また、1個ずつしか解凍できないので、      【メモリをチェック】する意味での解凍テストとしては 不充分です。      2.【済ませてない場合】     Extract.exe を実行して 大量に 解凍してテストしてみます。      このコマンドは、      【起動FD 3枚セット】の3枚目FD にも格納してありますし、      Win98の【アプリ〜追加と削除】で作成したFDにも格納されています。         ・実行手順の例     d:     cd \     mkdir work-dir     a:     cd \     cd WIN_DIR     cd COMMAND     extract /A /L D:\work-dir G:\win98\win98_ol.cab *.*          このように実行すれば、Win98CDの win98_ol.cab に圧縮格納されているファイルが     D:\work-dir というフォルダに 全て解凍されます。       ※もっと大量に一気に解凍させたいのであれば 次のような操作をします。         (これは 私が行った方法です。)        上記の実行手順の内容を my_ext.bat という名前で D:\work-dirに保存します。        次に、        dir /a G:\win98\*.cab /s >> D:\work-dir\my_ext.bat        edit D:\work-dir\my_ext.bat        という風に、        'Cabファイルのリスト'をリダイレクトする形で my_ext.batにテキスト追加出力させ、        my_ext.bat を編集して【大量解凍させるBat】として仕上げて 実行します。 最終的に、 解凍されたファイルを MOメディア等に DOSで保存し、これを 別のマシンでチェックするのです。 この 一連の作業は面倒ですが、 PCを新規に購入・組み立てした時とか CPU・メモリを交換(増設)した時だけ 1回 行えば良いのです。 これが面倒で嫌であれば、『運を点に任せる』しかありません。(笑)