========================================== 【次のような環境の人、あるいは次のような人は 処置を実行しないで下さい.txt】 ============================= (2002年4月) =====    ※このテキストは 【LetRequire.htm】、【私の 本音と暴露.txt】などからの抜粋です。 ◆マニュアル( 0_おことわり_&_まえがき.txt)に書かれているような  「処置を実行する事をご容赦頂いているPC種別・PC環境」に該当する方。 ◆2001年後半になってから発売された【VIA Appoloチップセット】を使用したPC・マザーボード。   (「処置の効果がパッとしない」という報告を受けています。↑)  ※2000年後半〜2001年前半の【VIA Appolo】では それほど心配する必要はないのでは・・・   とも感じますし、1、2例は 自分の目で確認しています。   ただし、【VIA Appolo】は 私の知る限り 処置の例が あまりにも少ないですし、   このチップセットには もともと難しい相性問題が存在します。   ※インテル製チップセットのマザーボードでは大丈夫です。    2002年初頭の【i815EP】のマザーボードでは 私自身が確認しています。   ※以下に書いたような事は その多くは【判りきった事】なのですが、    この 当然の事を知らずにPCを操作・組み立てしている人が山ほど存在することを最近になって知りました。    また、そのような人は "自力" では無理です。   ※ベテランに補助してもらえれば出来ますが、その人が 単なる「自称ベテラン」であった場合は・・・。 以下のような環境の人(あるいは以下のような人)は 処置を実行しないで下さい。    (全て 私が実際にサポートした実例に基づいています。) ◆PCに【ハードウェア的な不具合】を抱えている方。  修理・検査の専門店なり 購入店で まず検査してもらうか 修理してもらうのが先です。  (検査なら少なくとも数千円、部品交換ならそれなりの料金が必要です。)  実は、モニター参加の人にも こういった状態のPCを使っていた人がいました。  このページの最後に (名前を伏せて)実例として 紹介します。  たとえ話としては あまり適切ではないかも知れませんが、  どんなに高性能なガソリン車でも  "灯油" で走らせれば マトモには走りません。 ◆SCSIカードを使っている人なら、  Windowsで SCSI接続デバイスの【同期転送・非同期転送】を変更した後、  SCSI-BIOSの設定を それに合わせる設定に変更しないで そのまま使うような人。  モニター参加の人で 現実に あった例です。 ◆IDEケーブルの種類で 【スッキリケーブル】と呼ばれる物がありますが、これは“要注意”かも知れません。   ※【スッキリケーブル】というネーミングを知らないのですが↑、    細い丸ケーブル数本で構成されたIDEケーブルを指すのではないでしょうか?。  Win2000を使い 自前でサーバーを運用している人のHPを読みますと、  『スッキリケーブル(特に安価な物)は信用できない』と書いてありました。 ◆ノートPCに付属している【OEM版 Win98セットアップCD】を  組み立てPCのセットアップ用として 平気で「流用」しているような方。   (または それに近い事をしている人。) ◆【PC操作の基本的なルール】に違反する操作をしている人   (自覚していないので始末に悪いのですが・・。) ◆PCハードについて "標準以上の知識" を持たずに PC雑誌を頼りに安易にPCを組み立てて使っている方。  この手の人は 今日 非常に多いです。  こういうPCは 「正常に動作」するかそうでないかは【運まかせ】です。   ※下記のような「エクスプローラでのコピー操作」に10秒以上かかる人が    PC自作した人をサポートした事があります。    (熊本県の人でしたが、電話代が高く付きました。) ◆Windows操作という点で、  自動車の運転に喩えて表現すれば 【仮免】にも届いていないレベルの人。  例えば、エクスプローラで「2つのファイル」をコピーする時、その操作に10秒も要するような人。   ※「2つのファイル」をコピーするのに10秒もかかるような人は、    こう言っては申し訳無いですが、何をやっても その内にPCをおかしくしてしまう事が多いでしょう。    ただし、中には 何事にも非常に慎重であるが故に遅い人もいますが、このような人は例外です。 ◆SCSIカードを買って装着している場合、マニュアルが新品状態でキレイな人。  あるいは 自分でPCを組み立てたにも拘らず、マザーボードマニュアルが新品状態でキレイな人。  例えば、  SCSIデバイスの設定は 【自動まかせ】や【Windows任せ】では駄目です。   ※動くことは動きます。    しかし、「動いた」という事と、正常に動いているかどうか・・は 別の話です。    SCSIカードを装着した時点で、【SCSI-BIOS】の設定項目を全て理解している必要があります。    SCSIデバイスを使う場合、少なくとも 次の項目について理解している必要があります。    IDEみたいに簡単に考えないで下さい。     ◇【SCSI ID】、【SCSI Termination】、【SCSI Term Power】。     ◇“SCSIケーブルの長さ制限”と転送スピードの兼ね合い。     ◇SCSIバスにおける「デバイスの物理的な配置順」と「信号の反射」との兼ね合い。 ◆【Win98セットアップCD】や【重要なドライバのCD】等に傷が付いている人。  「傷の程度」についての論評は省略します。  不安な方は、友人なり会社のCDを何かにコピーして 双方を【バイナリ比較】して下さい。  比較するフォルダは、通常は【セットアップCD直下と CDのWin98フォルダ】だけで結構です。  比較する方法は、Dosプロンプトを起動して、 fc /b F:\*.* G:\*.* > C:\CD_1CHK.txt fc /b F:\win98\*.* G:\win98\*.* > C:\CD_2CHK.txt  といった方法で比較チェックし、比較実行の後で CD_1CHK.txt と CD_2CHK.txt を開けば判明します。 ◆ネットでドライバやツールを入手した時など、1回ダウンロードしただけで 涼しい顔で そのまま利用する人。   (詳しくは【処置後の_HowTo.txt(Howto_AfterProcess.txt)】を参照。) ◆【IDEコントローラ】に、HDDとMOドライブが '同居' する形で接続している人。   ※「なぜ、MOとHDDを 同じIDEチャンネルに接続すると駄目なのか?」については、    トップページから 【IDE接続のMOドライブ】と【PCのムダな買い替え】.txt を読んで下さい。   ※SCSI接続のMOドライブは心配しなくて大丈夫です。    プライマリーIDEチャンネル ─├─ Masterドライブ                    └─ Slaveドライブ    セカンダリーIDEチャンネル ─├─ Masterドライブ                    └─ Slaveドライブ 上記のどちらのチャンネルでも、 HDD と MOドライブが  【Masterドライブ】と【Slaveドライブ】で "ペア" で接続された状態は マズイのです。 "拡張ATAカード" を使って IDEタイプのMO と HDDを分離する方法を採用すれば 大丈夫です。   ※"拡張ATAカード" は非常に低価格です。 これについての詳しい説明は 【_1_事前の準備と環境設定.txt】を読んで下さい。   ※上級者に対してだけの「拡張説明」は、    重複しますが このテキストの最後の少し手前にも抜粋記載しました。    (拡張ATAカード というキーワードで検索。) ◆付け焼刃の知識で【オーバークロック】をしている人。   ※オーバークロックをしたい方は、    オーバークロックをしない状態で“田中式処置”を行い、動作確認をし、    全体保存をして【完全リカバリー】の手段を確保してから オーバークロックを行って下さい。 ◆Windows98(SE)がプリインストールされていながら、  “Windows98(SE)をインストールするためのCD”が付属していないPC  の場合は、【田中式処置】を実行できない場合があります。   ※SotecのPCでは出来てしまいましたが、    出来るか出来ないかは Cabsフォルダの内容次第です。 ◆【Win98SEに "システムデバイス情報" を追加してやるためのCD】が必要なマザーボード  が使用されているのに、そのCDが付属していないプリインストールPC・・・・・・    (即ち、イメージリカバリーは出来ても Winセットアップを完了できないPC) このようなPCでは、【田中式処置】はあきらめて下さい。  ※このように プリインストールPCは 状況が様々ですので、   元々、 プリインストールPCについては "上級者以外は【田中式処置】の対象外" としていました。   先に 「SotecのPCでは出来た」と書きましたが、   この人の場合、「初心者ですが処置したい。別途料金を払うから手伝って欲しい」という希望であり、   "綿密な打ち合わせ" を行い、「これならイケル」と私が判断してから実行してもらったのです。 ◆重要なファイルが入っているフロッピーディスクを、普段から【防磁ケース】に入れておらず、  その事について、何とも思わない人。   ※フロッピーディスク(以下 FDと記述)は  "静電気" に対して意外に弱いです。    この予防の意味で、    昔は 住友スリーエム という会社から【First Touch】という商品が販売されていました。    パソコンデスクの上(キーボードの手前に張り出させる)に置いておき、    フロッピーを扱う前にこれに触れる事によって 指先から静電気を放電させるというものです。    数年前、これをもうひとつ購入しようとしたのですが、製造停止になっていました。    メーカーの説明によりますと、10年以上前から注文が激減していたそうです。    要するに、そんな事を意に介さない人々と そういう自覚の無い人々ばかりがPCを使うようになった    ということでしょう。   ※参考までに、私の場合 (ずいぶん前から)ほとんど全てのフロッピーを【防磁ケース】に入れています。    大小あわせて【防磁ケース】をいくつも持っており、全部で フロッピー250枚を収納できます。    MOメディアは 30cm×20cm程度の大きさの "木箱" に入れています。     (MOメディアは フロッピーよりも "静電気" に対して多少は強いらしいです。) ◆慎重さの足りない人。素直でない人、性格のひねくれた人。 性格が素直な人は「私はPCの基本的なミスを冒しているんだろうか・・。」と 自分を振り返ります。 PC知識の豊富な先輩に相談したり、ユーザー様の場合ならば 私に質問して来ます。 素直でない人は 基礎的なミスを振り返らずに 短絡的に【田中式処置=ウソ】と即断します。 さて、【あなたのPCに、私が出向いて【田中式処置】を行って差し上げます。】のページで 【AHA-2910B】SCSIカードで  PC/AT互換機(自作)で 【NEC 旧PC-9800用のドライバ】を組み込んで使っていた人の例について説明します。 最初 この人からメールで、「AHA-2910Bという古いSCSIカードを使っているのだが・・・」と書いてあり、 「Win98が "別のSCSIカード名" で組み込もうとする」というメールも受けていました。 私は 相談に乗りついでに、 【Win98セットアップ時に このSCSIカードを自動で正しく認識して組み込まれる】ためのインストールセット を作成して送ってあげようと考え、 この人のPCの【レジストリ情報・INF・ドライバフロッピー・etc】を詳しく指定し、 ファイル出力してもらって 郵送してもらいました。 もし、これを郵送して貰わなかったら・・と仮定したらどうだったでしょうか? この人が 【NEC 旧PC-9800用のドライバ】を組み込んで使っていた事に 私も気が付かなかったかも知れないのです。  (もしそうなら 大変でした。) 殆どの人の場合と同じで、この人も【フロッピーからインストール】する形で組み込んでいました。 【AHA-2910B】のドライバフロッピーは次のような "フォルダツリー構成" になっていました。 ├─WINNT │ ├─FD16_700 │ │ ├─PC98 │ │ └─PCAT │ ├─AHA154X │ ├─SLIMSCSI │ ├─SPARROW │ └─AIC78XX │ ├─PCAT │ └─PC98 ├─WIN95_98 ├─WIN95_AT └─ASPIW32 ご存知の通り、フロッピーから組み込む時は "INFファイルの存在フォルダ" を指定するのですが、 通常 同じ場所に 専用のドライバが格納されており、 組み込み作業が完了すると、このドライバが C:\Windows\SYSTEM\IOSUBSYSフォルダ配下にコピーされて使われるようになります。 そして、 組み込み作業において使われた "INFファイル" も特定のフォルダに「長い名前」にリネームされてコピーされており、 その名前も そのPCのレジストリ内に情報が入っています。   ※C:\Windows\INF\OTHERフォルダに「MicrosoftADP_98.INF」とリネームされてコピーされている。 私は これらの情報とファイルを 全て郵送してもらっていましたから、どういう状況であるかは、一目瞭然でした。 この人は 上の図の【Win95_98】フォルダを指定して組み込んでいたのでした。 どうして このような「とんでもない組み込み〜大事件」をしてしまったのでしょうか? この原因の1つとして、 この人は 「Windows95、Windows98では【Win95_98】フォルダを指定して組み込む」と思ってしまったんでしょう。 そして、結果的に 【NEC 旧PC-9800用のドライバ】を組み込み、 その後も 何とも感じないで使い続け、でも 動作は変調ですから「おかしいな〜」と感じていたわけです。 他にも「ルール違反の使い方」をしていて 変調なのはSCSIカードだけではなく、 頻繁にモニターがブラックアウトする状態ですから 何がなんだか解らない状態であり、 特に「SCSIカードの組み込み作業」に疑問を感じる事が無かったのでしょう。 では、「仕方がなかったトラブル」なのでしょうか・・・・?。 この人は 性格的に素直でなかったのではなく、 組み込み作業の前に、マニュアルなり Readme.txt を読んでいなかったと想像できます。 Readme.txt には 次のような説明が書かれています。 | +- | +-AHA154X.MPD ミニポートドライバ | +-AIC78XX.MPD ミニポートドライバ | +-SPARROW.MPD ミニポートドライバ | +-FD16_700.MPD ミニポートドライバ | +-ADP_AT.INF Windows 95ミニポートドライバ用INFファイル | +- | +-AIC78XX.MPD ミニポートドライバ | +-SPARROW.MPD ミニポートドライバ | +-SPARROWA.MPD ミニポートドライバ | +-FD16_700.MPD ミニポートドライバ | +-ADP_98.INF Windows 95ミニポートドライバ用INFファイル この人のPCの IOSUBSYSフォルダの【AIC78XX.MPD】も コピーして送ってもらったのですが、 そのファイルの実体は "NEC PC-98用" の物と一致するのですが、 当人は 「そんなハズはない。ちゃんと組み込みました。」と 言うのでした・・・・。 上記の内容をメールで説明し、「自分で確認するように」求めたら 納得したようですが、 もし 今回 この事が無ければ、 彼は PC/AT互換機に【NEC 旧PC-9800用のドライバ】を組み込んだままで ず〜っと使い続けたかも知れません。 考慮すべきは、彼は Windows3.1時代からのPCユーザーであり、 PCを2台も組みたてており、どう考えても 7〜8年はPCを使っているはずである・・・という事です。 となれば、Windows95・Windows98からPCを使い始めた人々は 一体どういう状況なのか・・・?。  (唖然としてしまいます。) ============= 【NEC 旧PC-9800用のドライバ】を誤って組み込んでしまう事について、関連して説明しておく事があります。 1997年か1998年ころの事ですが、 雑誌の付録CDで プリンタドライバの新版を組み込むと  【NEC 旧PC-9800用のドライバ】が組み込まれてしまう・・・という事件がありました。 雑誌の名前は たしか【Dos/V 〜〜Report】だったと記憶しています。(この手の事では安心出来る雑誌だった。) これは 私自身も体験したトラブルです。 エプソンの MJ-5100C 用のプリンタドライバで、組み込む前に Readme.txt も読みました。  (PC/AT互換機用である--と書かれていました。) ところが、組み込んでみると これが 実は【NEC 旧PC-9800用】だったのです。 私の場合、組み込み完了の直後のメッセージを見て「あれ、おかしいな。」と感じ、すぐに調べました。 「PC/AT用」と「NEC用」が 入れ替わった形でCDに入っている事に気が付きました。 私は 書店に並んだ初日に この雑誌を買い、その日のうちに組み込みました。   ※雑誌社に電話して確認しました。「編集部のミス」であるとの事。    2〜3日後には エプソンには全国から電話が殺到したようですし、知っている方も大勢いるでしょう。 =========================================================== まだ 他にも 条件があるかも知れません。 大体わかるでしょうが、他に思い出したり 気が付いたりした事があれば書き足します。 =========================================================== <あと書き> 日本のPCユーザーの内、ほぼ半数が 上記のどれかに該当してしまうようです。 そして、その多くの項目は 本人の心掛け次第で回避できる事であり、かつては無かった現象です。 ま、これも ひとつの【産業の空洞化現象】と解釈することもできるでしょう。 参考までに、 モニターのHu氏は Windows初心者でありながら【オーバークロック】をしていましたが、 【PCハードウェアの基礎知識】については しっかりマスターしていたように感じます。 "田中式処置" を行うためには【PCハードウェアの基礎知識】の方が大切なのかもしれません。 彼は 1台目の処置を「2日がかり」で行いましたが、満足していました。 彼は Nortonユーティリティも持っていましたが、そのツールでは得られない安定度を獲得した事と "田中式処置" で手間がかかった事を天秤にかけて満足したのです。 逆にいえば、2日間で15万円を稼げるような人は【田中式処置】を行う必要は無いかも知れません。 =================================================== =================================================== ★【モニター参加で "問題を抱えたPC" を使っていた人の例】 後で判明した事ですが、この人は 友人が手放したPCを使っていました。  電源OFFが正常に出来ず、OFFするには【再起動+Command Prompt Only】でスィッチを切る  という作業をしていたようです。  ※以下は メール交信記録の 終わりに近い部分 から抜粋したものです。       (2000年12月頃) ================================ 田中様へ  これは田中様の処置とは関係ないことなのですが。 D△Lサポートの人に、 『あなたのパソコンの電源はAPMにしか対応していません、ACPI未対応です。』 と言われたのですが、 確かに初期出荷時はAPMでインストールされていました が 再インストールする と(何度やっても) ACPIで勝手にインストールされるのです。 これは、マシンがACPI対応しているから? か マシンが壊れている?  と僕は思っているのですが。 D△Lのサポートに聞いても「わかりません」と 言われました。 僕は、ずっとこれで悩んでいます。(処置前から) 田中様は分かりますか。 ================================ NN様へ  NN様の場合、 もし電源スィッチの動作 及び 電源OFFの動作が おかしいのであれば これは、 メーカーに問いただす必要があります。 田中式処置でどうなるかを云々する以前の問題です。 Windowsをインストールする前にこの点はクリアされているべきです。 いずれにせよ、 新しい規格をバラバラにどんどん出されるのはユーザーにしてみれば 迷惑な場合がありますが、 NN様の場合は、苦労の多いマシンに当たってしまいましたね。 これじゃ、 なんのために「完成品パソコン」を買ったのか意味がありません。 私ならメーカーに噛み付きますよ。 > それと、これは田中様の処置とは関係ないことなのですが。 > D△Lサポートの人に、あなたのパソコンの電源はAPMにしか対応していませ > ん、ACPI未対応です。と言われたのですが、 > 確かに初期出荷時はAPMでインストールされていました が 再インストールする > と(何度やっても) ACPIで勝手にインストールされるのですが? 新型の電源や強力な電源は値段が高いんです。 ハードウェアに異常が発生してないのにそうなる---と仮定して 話しを進めます。 このマシン、D△Lである事から想像して 「OSのみプリインストール」マシンでしょ? > 確かに初期出荷時はAPMでインストールされていました が 再インストールする > と(何度やっても) ACPIで勝手にインストールされるのですが? これは 状況を詳しく聞かないと判断できません。 もう 資料が無いでしょうから、 「現在、パワーマネージメント動作が正常に動作するか」--- だけを考えた方が良いのでは??? それと、 想像ですが、Win98_CD-Romでインストールすると  後で述べる「ACPI互換性チェック」が不完全であるためにACPIでインストールされ、 プリインストール処理では 多分 MSBATCH.inf を利用して強制的にAPMでインストール されるのではないでしょうか? > 確かに初期出荷時はAPMでインストールされていました が 再インストールする > と(何度やっても) ACPIで勝手にインストールされるのですが? この点はメーカーに直接質問しないと判明しないと思います。 NN様は、 「ACPI未対応」---という言葉の解釈と 「ACPIで勝手にインストールされる」---という言葉の認識を混同 していませんでしょうか? 【あ】 D△Lさんが「ACPI未対応です」と言うのは、良心的であり、 Windows運用時に ACPI規格のパワーマネージメント動作を「稼働させる」ための 設定にしないで下さい。-----という意味です。 ACPIのパワーマネージメント動作は、 全てのデバイスが完全にACPIに対応している必要があります。   ※そういう事はリソースキットにも明確には書いてないんですが、     書かれている事の理屈を考えると そうなります。 だから、 Windowsをインストールする時に、 「ACPIを有効にしてインストールする ための指定」をしない限り、 ACPI動作は無効でインストールされる事になっています。  (確か、そうだったと思います) この時 インストーラは 「ハードウェア互換性リスト(どこにあるの?)」を チェックして互換性の「一覧チェック」をする事になっています。 で、合致すれば ACPI_BIOSを検出します。 リソースキットの説明において、  「検出」という言葉と 「有効」という言葉が明確に使い分けられていないので いまいち判然としません。 さらに、パワーマネジメント規格そのものが発展途上のものであり、 ACPIの仕様の範囲を最大に解釈した場合は 周辺メーカもピタッと歩調を合わせている必要があります。 だから、現実的にはパワーマネジメントに関しては欲張らない方が良いと思います。 思うに、 BIOS自体が「ACPIに基本的に対応している」のであれば、 ACPIBIOSそのものは「検出・設定」され、ACPIとしての基本動作はする  という事ではないでしょうか? その根拠は、 私のサブマシンもデバイスマネージャで ACPI_BIOSとして設定されていますし、 通常のパワーマネジメント動作も正常ですし、 PowerスィッチがACPI特有の動作をします。 でも、 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Detect のキーの中に ACPIOption項目は存在しません。 この項目を作って 値を1に設定してハードウェアウィザードで自動検出させて 再起動させる事になっていますが、やった事はありません。   ※ACPIOption項目は、リソースキットには、「文字列型」と書いてあるが、    参考書には「バイナリ型」と書いてあります。    (どっちが正しいんだイ? 笑) D△Lさんが「ACPI未対応です」と言うのは、  ACPIOption項目の値を1にしないで下さい---という意味でしょう。 この辺りを総合して考えるに、 ACPI_BIOSとして「検出・設定」されている---という事と、 ACPI動作をフル稼働させる事---とは 違うのではないか??? と感じています。 【あ】以降から ここまでの部分を  そっくりメールでD△Lさんに送って質問してはどうでしょうか? ================================ NN様へ  > D△Lのサポートに聞いても わかりません と 言われました。 私が 何年か前、APMの件で、I電気(モニター)や本体メーカーに聞いた時も 似たような答えでした。   ※それで、次からは「組み立てマシン」にしよう---と決意したんです。 で、 色々実験して自分なりに得た答えが 補足__≪Windows9xでのAPM・ACPI≫.txt の内容です。 本当はもっと詳しく書けるのですが、 ACPIに関しては 私は実機での経験が少ないですし マシンによっても違いがあるでしょうし、 それほど多くの実験をした訳でもないので、 控えめに あの程度で止めました。 ================================ 田中様へ  大変お世話になっております。色々とサポートして頂きありがとうございました。 大変助かりました。 実は、僕のD△L機は部品の寄せ集めで作った、無登録機なのです。(多分前使っ ていた人「僕は知らないんですが、遠い友達の話だと、D△L機を何台も使い続け ている人らしい」の登録があると思われますが。)だから、ぜんぜん知らない人なの です。もしかすると、ジャンク品かも? (サポートに電話しないと言う約束で買ったので。) ですが、僕の友達にD△L機を使っている人がいるので、あまり電話できないサ ポートには、友達の名前でサポートに(同じ機種)電話している状態です。 それで、APMについては、D△Lでは本体を送ってもらって、チェックしないと 分からないと言われたわけです。(△南通商で通販してもらおうかと思い、電話する たびに、次いつ入るか分からないと言われるし。(マザーボード)(最近見つけたん ですよここのお店、掲示板に乗っていた。) (友達のはAPMでインストールされる) それで、僕はお手上げ状態に至り、田中様へお願いした次第であります。 =================================================== ===================================================