≪ レポート報告者の一覧 (敬称略) ≫ (「氏名」の部分をクリックすると、その場所へ移動します)
[1] 鳴海 淳 (解説版) [2] 藤田雅史 (解説版) [3] 長草弘治 (解説版) [4] 桧垣直也 (簡単版)
.[5] 深谷嘉彦 【画像、写真での報告(その2)】 (簡単版)
◆◆◆ お 知 ら せ ◆◆◆
●【解説版】も【簡単実行版】も、 導入を検討する前に
まず貴方のWindowsフォルダの System.dat、User.dat
のサイズを確認して下さい。
System.dat、User.dat のどちらかのサイズが8MBを超えていると、そのままでは本処置は実行出来ません。
この事をHPに掲載するのを忘れていました。
仕事にマシンを使っていてこの制限に引っ掛かって途方に暮れた方が何人かいらっしゃいます。
※同じマシンの「別ドライブ」に2つ目のWin98をセットアップして使い分ける方法を御案内しましたが、
ATAPI の仕様上の制限とパーテイションサイズの関連で「思案投げ首」の方もいらっしゃいます。
1-a. 鳴海 淳 様 [解説版] メール → j-narumi@ceres.dti.ne.jp ご住所 : 神奈川県大和市
●その1 ≪第1週後≫
処置を施してから1週間以上が経ちましたので、レポートを提出したいと思います。 次回の提出は3週間目のつもりでいます。
【処置の状況】
●処置前に、サウンドカードを外してWin98をクリーンインストール。 ●オンボードのNICとSCSIコントローラを殺してから当処置を行なった。 ●処置後にサウンドカードを取り付けた。 ●「Win98インストール」の時も、処置実行の時も、CPUは「オーバークロック状態」であった。 (FSB=133MHz。FSB以外は定格。)
【マシン構成】
CPU: PentiumIII 600EMHz ※SECC2 Coppermine ※800MHzのオーバークロック状態で使用 メモリ: 256MB マザーボード: SuperMicro PIIIDR3 (チップセットは FSB133対応) ビデオカード: Canopus SPECTRA7400 キーボード: PS/2接続 マウス : PS/2接続 サウンドカード:AW724 HDD: Seagate BarracudaATA 13.6GB×1、 BarracudaATA II 20.4GB×1 DVD−ROMドライブ: NEC DV-5500A OS : Windows 98 Second Edition
【処置を施す前の「マシンの状態」に対する認識】
使い始めて間もないマザーであった事と、リソースメーターを見ながら程々にしか使っていなかった事もあり、 特に問題を感じて居ない状態でした。
【処置を施した後の「マシンの状態」に対する認識】
処置をしてみての感想ですが、良好です。 元々Windowsが固まりそうな予感があるとすぐに再起動していたのですが、再起動の回数は減りました。 キビキビと動作してる気もするし、 マシンの耐久度をかなり信用できるようにもなりました。 「このHPに書いてある負荷テスト」は未だ行なっていません。普通に使い続けて1週間を過ごしてしまいました。 この処置結果を判定するための「的を得たテスト」であるかどうか、ちょっと自信が無いのですが、 それなりのテストをしてみました。
【処置を施した後の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
ネットに接続し、ICQが立ち上がった状態で、 Winampで「MP3」を再生、glclockのクリスタルの奴を立ち上げて、スーパーπ104万桁を計算しつつ、 CPUスタビリティーテストを実行して、 SHADEでの3Dレンダリングを4スレッドで実行し、 続いて「フロッピー_diskのフォーマット(通常フォーマット)」をしてみました。
※レンダリングはそれ単独で実行してスワップ無しで2時間前後かかるものです。 スーパーπは104万桁の計算の次に3355万桁の計算をさせています。 CPUスタビリティーはスタンダードの奴。
※テストのやり方としては、 大ざっぱに表現すると、「ひとつ始めて、実行中に直ぐに次のテストを始める」感じ。 マウス操作が終わると全部が同時に動いていました。一通り起動するのに30秒ほど。
鈍いながらもちゃんと言うことを聞いてくれるので、少し驚きました。 フロッピーのフォーマットが始まった時には 思いっきりMP3の再生音が途切れ、クリックしても言う事を聞かない状態になりましたが、 (これはWin98のマルチタスクの限界というやつですよね) フォーマットのゲージが動き始める頃にはICQでメッセージのやりとりが出来る状態でした。 フロッピーのフォーマット中の操作って、 ずいぶん前から諦めてたので、最近は試した事さえ無かったのですが、ちょっとした発見をした気分でした。
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【処置を施した後の観察】
虎の子のMOドライブ(SCSI1、230MB)は3年程前から調子が悪いのですが、 CD−Rがあるので、 最近は昔保存したデータを読む時ぐらいしか使わないので、修理せずに使っています(限りなく放置に近い)。 オンボードSCSIのマザーボードになったことを機会に、処置前に何度か、このMOドライブを繋いで使ってみました。 最初しばらくはちゃんと動くのですが、 途中からシークする音がヒィィン、ヒィィンと言い出し、 それと同時に Windowsはマウスが動くけどクリックしてもどこも反応しない状態になります(大抵の場合1分以上)。 その後 MOドライブのスピンダウンの音がし、アクセスランプが点滅してドライブがエラーを告げ、 PCの画面は青画面になり、 「ディスクが読めません」と マシンもエラーを告げられるのでした。 これは、他のマザー、他の SCSIアダプタでも同じでした。 処置をするとこの挙動が変わりました。 まず、 ドライブがディスクをうまく読めなくなってから、スピンダウンして諦めるまでの時間が短くなりました。 以前は1分以上操作不能状態に陥っていたのが、長くても10秒程度で操作可能になります。 待ち時間なしで 「ディスクがフォーマットされていません、フォーマットしますか、はい、いいえ」のウインドウが出る場合もあり、 かなり快適です (快適という言葉が適当かどうかわかりませんが)。
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【処置を行なった後の感想】
自分自身の変化として、かなり無造作にPCを使えるようになってきました。
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【本商品(CD)を受け取った時の印象】
ちょっと文章量の多さに戸惑いを感じ、 簡易実行版でお願いすればよかったなと、後悔しました。僕のスキルでは少々辛い感じです。 処置そのものは予想より大変でした。自分の未熟さを思い知った感じがします。 ただ、 説明文は十二分に安心感を感じさせてくれる内容でした。
【処置を行なった時の感想】
処置の方は段取りが大変でしたが、ひと山越えるとみるみる進んでいく感じでした。 一度失敗してクリーンインストールからやり直していることもあって、出来た時の感慨はひとしおでした。
●田中方人(当サイト管理者)のコメント
「フロッピーのフォーマット」を マルチタスクTestに含めて実行されるとは思いませんでした(笑)。
□報告レポートを受け取った時点で、まず心配した事がありました。 私としては、 目茶目茶なオーバークロック状態での処置や、 オーバークロック初心者が「ハード的に不安定なマシン」で当処置を実行されるのが怖いんです。 □報告レポートを受け取ってから「オーバークロック」関連の質問をして下記1.2.の回答をいただき、さらに下記3.の質問をしました。 1.CPU以外の部分は全て定格動作。 2.温度監視ソフトで観察する限りでは、リテール品の600EMHzをそのままで使うよりも温度は低い状態である。 3.マルチタスク_テストでフォーマットしたフロッピーは正常にフォーマット出来ていたか? -------------------------------------------------------------------------------------------------- この件についての鳴海さんの追加コメントは次の通りです。 --------------------------- ●僕のマザーに載ってるi840はFSB133対応のチップセットなので、CPU以外の部分は全て定格動作です。 CPUはオーバークロック動作となりますが、 このブツは16週のSL44Yで箱のロット表記は 90160031、リテールファンを TITANのMajestyに交換してあります。 CPUの動作周波数マージン、温度マージン共に十分にある状態と確信していましたし、 僕の通常の使用状態がこの状態であり、 今の構成に落ち着いてからの熱暴走らしきトラブルも皆無だったので、 本来は定格の FSB100で処置に望むべきなのでしょうが、 『自己責任』のつもりで、敢えて FSB133で行いました (単にジャンパーを差し替え忘れたというのも理由の一つだったりします)。 ●フロッピーディスクは全然問題ないと思います。 zipファイルを保存し、一回抜いて、あらためて入れて解凍してもエラーは出ませんでした。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- □鳴海さんのレポートでは「一度失敗してクリーンインストールからやり直した」との事ですが、 ◇クリーンインストールからやり直す必然性があったのか? ◇元々が「再インストールしないでの処置」だったので、やり直しついでに再インストールしたのか? ◇失敗した時に「再インストールしないでもそのまま再チャレンジ出来る」対策が用意されている事が判っていても 心理的にクリーンインストールからやり直したのか? その辺の事情を次の機会に尋ねてみたいと思います。
2-a. 藤田雅史 様 [解説版] メール → 89882542@people.or.jp ご住所 : 和歌山県和歌山市
●その1 ≪第1週後≫
→→ ≪ 藤田氏の 【レポート その2】 へ ≫
以下のレポートはデスクトップPCで行ったものです。 ノートPCについては、 ディスプレイの事前のテストをした時にビデオカードの認識がいまいち上手くいかなかったので保留しています。
【マシン構成】
CPU :Celeron300A(450MHzで駆動) メモリ :128MB マザーボード:BH6(Abit) PCI :SCSI,,,,,Tekram DC-395U NIC,,,,,,ACCTON EN1207C-TX モデム,,,BTC 56IPI ビデオカード:Matrox G400 SH 16MB ISA :サウンドボード USB :モニタ内蔵のUSBハブ OSは「初期バージョンのWindows98」です。
【処置を施す前の「マシンの状態」に対する認識】
最初にこのサイトを見つけた時に興味を持ったので、簡単に予測した方法でマザーボードの再認識をやってみて、 レジストリでの項目数はすでに増えています。 ただ、この状態でも特に安定度が増したという事は無く、何度かブルースクリーンが発生していました。
【処置の状況】
●全て正常に動作している状態で、Win98を再インストールしないで処置を行いました。 理由は、 処置前と処置後の条件をなるべく近い状態で比較したいと思ったからです。 ●処置にかかった時間は2時間弱。特に省いた点はありません。 ●処置前に、サウンドカードを外しています(ビデオカードとSCSI以外は外して処置)。 ●処置をした時に起こった問題点としては、 ◇Windows98の起動ロゴが表示されなくなった。(別に害は無いですが) ◇NICの再認識時に一度ブルースクリーンが出た。 この二つくらいです。 ●NICもその後は正常に認識され、その他に関しては特に問題は出ませんでした。Catroot下のフォルダも増えました。
【処置を施した後の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
ハードウェアも全て元の環境に戻した時点で負荷テストを行いました。 ●処置を行なう前にも、処置後と比較する意味でテストを行っており、 この時は、 ◆5個の秀丸を起動済み。 ◆5個のエクスプローラーを起動済み。 ◆600MBのファイルのコピー作業を2セット実行。 ◆単独の起動でも処理が重いアプリケーション4つを同時に起動。 という条件でした。 この結果は、コピーは正常に終了しましたが、アプリケーションの1つが正常に起動せず、強制終了させなければなりませんでした。 ●処置を行なった後は、上記と同じ条件でテストを行ない 問題なく処理が終了しました。 さらに もう1つのパターンとして、上記のテストに負荷を増加した形でもテストしてみました。 即ち、次のスタイル。 ◆5個の秀丸を起動済み。 ◆5個のエクスプローラーを起動済み。 ◆600MBのファイルのコピー作業を2セット実行。 ◆単独の起動でも処理が重いアプリケーション4つを同時に起動。 ◆600MBファイルのコピー作業を2セット追加して実行。 ◆5個のエクスプローラーを途中で追加起動。 これも問題なく処理が終了しました。 この時、 途中でタスクバーの表示がおかしくなったのですが、しばらくして元に戻りました。 また、 処理途中でもポップアップメニューなどが普通に反応してくれる感じでした。 ※テストのやり方としては、 前の処理の終了を待たずにアプリケーションを起動し、連続して行っています。
【処置を施した後の観察と感想】
これだけの処理に耐えれれば通常使用には全く問題が無いと言えるでしょう。また、InternetExplorerのフリーズも今のところ起きていません。 自己流で認識させた時と比べ、確実に効果が体感できると思います。 以上、 1週間の使用感というよりは導入作業に関してのレポートになってしまいましたが、最初のレポートとします。
●田中からのコメント
『単独の起動でも処理が重いアプリケーション』---とは何だろう?
これについては確認のメールを出しました。
---------------------------------------------------------------------------------------------------- 藤田さんのコメントは次の通りです。 --------------------------- 同時起動させたアプリケーションは、 Poser、 Illustrator、 Dreamweaver、 GIMP の4つです。 改めて単独で起動してみたら思ったほど重くなかったようです(起動に10秒〜30秒程度?)。 採用理由としては、 プラグインなどの読み込みが多いと思ったからです(DreamWeaverは確認したらあまり多くなかったです・・・) ----------------------------------------------------------------------------------------------------
2-b. 藤田雅史 様 [解説版] メール → 89882542@people.or.jp ご住所 : 和歌山県和歌山市
●その2 ≪第2週後≫
藤田です。
処置後2週間経ちましたので第2回のレポートをお送りします。
まず効果を感じられた点は InternetExplorerを使用中、画面の崩れが生じたのですが、そのまま使用を続けることができました。 従来なら 再起動をしなければ、その内にエクスプローラごと落ちるのがほとんどでしたが、 今回は、 そのまま使用を続けていてもOSには影響がでず、InternetExplorerを一端全部閉じて開き直すだけで状況が改善されました。 その他の点では特に効果をはっきりと感じられた事はありませんでしたが、長時間使用していてもブルースクリーンを見る事はほとんど無くなりました。 また、 不正処理のダイアログが出てエクスプローラが終了するといった事も、1週間使用していても起きませんでした。 不安定な動作をした点については インターネット中に回線が突然切断される事は、無くなりませんでした。 田中さんの説明で少し触れられていた気がしたので期待したのですが、相変わらず不定期に切断されます。ハードウェアの問題である可能性が高いですが、、。 それから ブルースクリーンを見たのが2回です。 最初は CDRのライティングソフト(ディスクジャグラー3の体験版)をインストールして起動した時。 2回目は 普通にInternetExplorerでWebを見ていた時です。 この時は本当に特別な事は何もしていなかったので何故なのか謎です。そのまま再起動になりました。 全体の印象としましては動作の軽快感などはあまり感じることが出来ませんでしたが、安定性は随所に感じることが出来ました。 軽快感については、元々カスタマイズを施してあり、 ある程度軽快に動作するようになっていたのであまり変わらなかったのかもしれません。 この2週間が過ぎた時点でWin98を再インストールした後、当処置を行わないで使用してみました。 観察としては、 Win98を再インストールした後、2日目で不正処理が出てマシンが落ちました。元の環境に戻ってみると、より効果が実感できる感じです。 時間を見つけて 次は【Win98再インストールをしてからの処置実行】をしてみたいと思います。 ≪今回のモニターに参加しての感想≫ 「この処置はそれだけで全ての問題を解消してくれるといったものではないけれど、快適な環境を得るための要素の一つとして充分に意味があるものである」 といったところです。
●以下は、
上記の報告レポートに関する、私(田中)の質問に対する藤田さんの回答です。
---------------------------------------------------------------------------------------------------- ※「質問---回答」の形式のままで紹介します。 --------------------------- 【私】 :『インターネット中に回線が突然切断される---』件については、 想像される原因が大小とり混ぜて沢山の要素がありますから、まだ何とも言えません。 【藤田】:モデムはどうもノイズが多いんじゃないかという気がしてます。 安かったから買っただけのモデムですし、、。 ノートで接続(ノート内蔵のモデム)した場合は切れたことないんですが・・・。 気が向いたらケース内のケーブルにフェライトコアを付けてみようと思っています。 【私】 :『InternetExplorerを使用中の画面の崩れ』とはどんなものでしょう? 【藤田】:スクロールしても画面がうまくついて来ないで、 スクロール前の画面をゴミとして残しつつ再描画していく感じです。うちの環境では昔からたまに見ていました。 【私】 :『不正処理でエクスプローラが終了する---といった事も、1週間使用していても起きませんでした。』の部分ですが、 具体的に、これは1回も起きなかったのですか? 【藤田】:これは本当に、1週間に1回も起きませんでした。 以前は 2、3日に一回は大抵起きていたので、これが処置の効果なのかと感心していたのですが、 たまたまなのでしょうか?。 【私】 :『Win98を再インストール---当処置を行わないで使用---2日目で不正処理が出てマシンが落ちました。』 これについては、マザーボード関連で「平均値ではない部品」を持っている可能性があります。 私の経験と「勘」では、 【Win98再インストールをしてからの処置実行】に期待出来そうです。 AX-6BC_TypeRの時もそうでした。 このマザーの場合は、マウスとの相性が悪かった事もあり、 Win98インストール直後から、1日に20回もハングアップや不正処理で再起動が必要でした。 【藤田】:前述したように前々から2、3日に一回は「不正処理エラー画面」を見ていたような感じなので あまり気にしませんでした。 元々、Abitのマザーは安定性という面では良くないと思っていますし、、。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------
3-a. 長草弘治 様 [解説版] メール → k-nagakusa@bea.hi-ho.ne.jp ご住所 : 富山県氷見市
●その1 ≪第1週後≫
処置を施してから1週間後のレポートです。次回は3週間目の予定です。
【処置の状況】
●処置前に、Win98 Second Edition を「クリーンインストール」した。 ・ドライブは全て「FAT32」にてフォーマットを行なった。 ・Windows98関係の現存するパッチ(Patch)の導入をすべて行なった。 ・VIAのドライバ、AMDのドライバの最新版を合わせて導入を行なった。 ●ULTRA66 IDEカード、SCSIカード、モデムカード、ネットワークカードは装着のままで 当処置を行なった。 ・IDEカード、SCSIカードはメーカー製のドライバの導入を行った。 (inf\other のフォルダにそれぞれINFファイルがコピーされた) ・モデムカードのドライバの導入は行わなかった。 ・ネットワークカードは、Windows98標準のドライバで認識された。 ●処置後に、ビデオカードのドライバの導入を行った。 ●処置後に、モデムカードのドライバの導入を行った。 ●処置後に、InternetExplorer5.5の導入を行った。(Media Player は Ver6.4 のまま) ●処置後に、USBサウンドカードの導入は「キャンセル」にてスキップした。
【マシン構成】
CPU :Athron 850MHz ※SLOT1 Thunderbird メモリ :192MB(128MB+64MB) マザーボード:K7M (ASUSTeK製。 チップセット AMD751 C5ステップ) キーボード :PS/2接続 マウス :PS/2接続 ビデオ :ATI RAGE Fury(AGP) IDEボード:Promise ULTRA66(PCI) SCSI :I-O DATA SC-UPCI(PCI) HDD :IBM DTLA-307030 30GB ×1(ULTRA66ボード) Seagate ST38421A 8GB ×1(ULTRA66ボード) CD−ROM :LITEON LTN403(オンボードIDE) CD−R :MATSHITA CW-7503(SCSI) サウンド :Canopus DA-Port 2000(USB) モデム :HSP56_MicroModem(PCI) ネットワーク:3Com Fast EtherLink XL 10/100Mb TX(3C905-TX)(PCI) OS :Windows 98 Second Edition
【処置をした時に起きた問題点】
処置後の1回目の再起動時にシステムの認識が標準の構成(?)の状態で終了しました。原因は不明です。 (その時の「画面の状態」をメモするのを忘れていました) もう1度最初から行う前に、「再起動直前のバックアップ」を復元して再起動をしたら正常に認識が終了したので そのまま作業を続行しました。 ※バックアップは常日頃と同様に、ツールを使用してCドライブ全体をイメージバックアップ(CD-R)。
【処置を施す前の「マシンの状態」に対する認識】
WAVEファイルの編集などの「負荷の重い処理」を行っている時には 極力「他の作業」をしないようにしていた事もあり、 特に問題を感じて居ない状態でした。 まれにフリーズして強制終了することもあったのですが、頻発はしていませんでした。
【「Win98のマルチタスク動作テスト」の内容】
(1).エクスプローラーを8つ起動。 (2).エクスプローラーにて400MB〜800MBのファイル(7個のファイル:合計3GB)をコピー。 ※7つのエクスプローラーを使って、 それぞれ「1つのファイルのコピー作業」を行なった。 (3).メモ帳を1つ起動。 (4).ペイントブラシを2つ起動。 (5).各々のペイントブラシにて1MBのファイルを開く。 (6).ソリティア、ハーツ、マインスイーパー、フリーセルをそれぞれ1つ起動。 (7).Dos窓を8つ起動 (8).InternetExplorerを4つ起動。 (9).Dos窓の1つでCD-Rom(IDE)からHDDへ 600MBのファイルをコピー。 (10).Dos窓の1つでCD-Rom(SCSI)からHDDへ 600MBのファイルをコピー。
【処置を施す前の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
(1)〜(7)の処理は徐々にレスポンス(反応)が鈍くなりながらも起動処理は正常に進行した。 (8)の処理の3つ目を起動した時に、画面に表示されない状態になる。 (9)の実行中に読み取りエラーを起こし、中断するかどうかの「青い画面」が出たので中断した。 ※その後は反応が極端に悪くなり、 「メモリ不足のため、このアプリケーションを実行できません。いくつかのアプリケーションを終了してから、やり直して下さい。」 というメッセージが表示されたので、ここでテストを中断した。 ※ この時点で(2)の処理が終了していたので、順にアプリケーションを終了させたが InternetExplorerだけが終了出来なかったので、 「プログラムの強制終了画面」から終了させた。 (そのときのタスクの状況は、InternetExplorerが4つ そのまま残っていた) 「PCの終了動作」は正常(?)であった(通常どおり)。次回の起動も正常に起動した。
【処置を施した後の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
(1)〜(7)の処理は徐々に反応が鈍くなりながらも起動処理は正常に進行。(レスポンスは「処置を施す前」より速く感じられる)。 (8)の処理の3つ目を起動した時の状況は、 「リソース不足」のメッセージが表示されたが、しばらくして、InternetExplorerは4つとも起動した。 (9)〜(10)の処理は正常に進行した。 ※ この時点で(1)〜(10)の処理がすべて同時に実行されている状態になった。 全部のコピー処理が正常に終了したので、順次アプリケーションを終了した。「PCの終了動作」は正常であった(通常どおり)。 次回の起動も正常に起動した。
【処置を施した後の観察】
処置後、1週間使用してみての感想ですが、 フリーズやブルースクリーンは発生せず、大量ファイルのコピー等も問題なく、システムは安定しているようです。 エクスプローラーのレスポンスに関しては「速くなったかな」という感じです。マルチタスクのテストに関しては、とても安定感があったように思います。
【処置を行なった後の感想】
Intelのチップセットでなく、さらに「ULTRA66カード」を使用しているので心配でしたが、 現時点では不具合なく使用出来ており「ホッ」としています。 次回のレポートは、 USBの機器(サウンド)を含め、通常使用するソフトウェアを導入してから「Win98のマルチタスク動作テスト」を行って 報告したいと思います。
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【処置を施す前の「マザーボード認識」】
≪ レジストリの状況 ≫
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000] SetupMachineType="スタンダードコンピュータ" Capabilities=hex:14,00,00,00 ClassGUID="{4d36e97d-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" Class="System" Driver="System\\0025" Mfg="(標準システム デバイス)" ConfigFlags=hex:00,00,00,00 HardwareID="*PNP0C01" DeviceDesc="システム ボード"
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【処置を施した後の「マザーボード認識」】
≪ レジストリの状況 ≫
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000] InfName="MACHINE.INF" DeviceDesc="システム ボード" Class="System" HardwareID="*PNP0C01" DetFunc="*:DETECTSYSTEM" NoSetupUI="1" DetFlags=hex:00,00,00,00 VerifyKey=hex:53,59,53,42 CPU="Pentium Pro" ConvMem=hex:00,e0,09,00 ExtMem=hex:00,fc,ff,03 MachineType="IBM PC/AT" Model=hex:fc Submodel=hex:01 Revision=hex:00 BIOSName="American Megatrends" BIOSVersion="" BIOSDate="08/02/00" BusType="ISA" ClassGUID="{4d36e97d-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" Driver="System\\0007" SetupMachineType="スタンダードコンピュータ" Mfg="(標準システム デバイス)" ConfigFlags=hex:04,00,00,00 Capabilities=hex:14,00,00,00
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以上、最初のレポートとします。
4-a. 桧垣直也 様 [簡単版] (初期配布版) メール → nhigh@mint.freemail.ne.jp ご住所 : 愛媛県今治市
●その1 ≪第1週後≫
→→ ≪ 桧垣氏の 【レポート その2】 へ ≫
処置を施してから1週間後のレポートを提出します。次回の提出は3週間目の予定です。 「解説版モニター」に応募していたのですが、簡単版が先に届いたため、簡単版にて処置を行いました。
【処置の状況】
●Win98 SE をクリーンインストール。 ・マルチブートソフト(システムコマンダー2000)を使用しているため、新しく起動ドライブを作って新規インストール。 ●SCSIボード、サウンドカード、モデムボードは外さないで処置。 ・SCSIボードはメーカー製のドライバの導入を行った。 ・その他はドライバのインストールをキャンセル。
【マシン構成】
CPU :PentiumV 600MHz(600B) メモリ :128MB マザーボード :Rioworks PSVA ビデオカード :RIVA TNT2 M64(ノーブランド) キーボード :PS/2接続 マウス :PS/2接続 サウンドカード :Sound Blaster Live Value SCSIボード :Tekram DC-390U HDD :Seagate ST320430(20GB UltraATA66) IBM DPTA-372050(20GB UltraATA66) IBM DTTA-371010(10GB UltraATA33) CD−ROMドライブ:Plexter PX-40TSi(SCSI) CD-Rドライブ :TEAC CD-R58S(SCSI) その他 :I/Oメガ ZIP Plus(SCSI/パラレル両用、SCSIで使用) モデム :PM-560LH ターミナルアダプタ:NEC Aterm ITX80D OS :Windows 98 Second Edition
【処置を施す前の「マザーボード認識」】
≪ レジストリの状況 ≫ [HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000] Capabilities=14 00 00 00 Class="System" ClassGUID="{4d36e97d-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" ConfigFlags=00 00 00 00 DeviceDesc="システム ボード" Driver="System\\0025" HardwareID="*PNP0C01" Mfg="(標準システム デバイス)" SetupMachineType="スタンダードコンピュータ"
【処置を施した後の「マザーボード認識」】
≪ レジストリの状況 ≫ [HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000] BIOSDate="08/04/00" BIOSName="Award" BIOSVersion="PSVA Award BIOS v4.51PG" BusType="ISA" Capabilities=14 00 00 00 Class="System" ClassGUID="{4d36e97d-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" ConfigFlags=00 00 00 00 ConvMem=00 00 0a 00 CPU="Pentium Pro" DetFlags=00 00 00 00 DetFunc="*:DETECTSYSTEM" DeviceDesc="システム ボード" Driver="System\\0008" ExtMem=00 00 ff 03 HardwareID="*PNP0C01" InfName="MACHINE.INF" MachineType="IBM PC/AT" Mfg="(標準システム デバイス)" Model=fc NoSetupUI="1" Revision=00 SetupMachineType="スタンダードコンピュータ" Submodel=01 VerifyKey=53 59 53 42
【処置を施す前の「マシンの状態」に対する認識】
以前からWindowsの不安定さには不満を抱いていたため、 レジストリ等のクリーンアップを行っており、特に問題を感じていない状態。
【処置を施した後の「マシンの状態」に対する認識】
HPに処置後1週目までは、他のアプリケーションをインストールしないとなっているため はっきり言えないが 今のところ 非常に良好。
【「Win98のマルチタスク動作テスト」の内容】
(1).1つのフォルダ(サイズ4.5GB、ファイル数78253、フォルダ数5854)を別ドライブにコピー。 (2).メディアプレーヤーでMP3を再生。(テスト中 連続再生) (3).エクスプローラを10個起動。 (4).DOS窓を10個起動。 (5).メモ帳を5個起動。 (6).ペイントを2個起動。 (7).ソリティア、フリーセルをそれぞれ1個起動。 (8).InternetExplorerを4個起動。 (9).1.のコピー終了後削除。 1〜9の順で実行。 すべて完了後、ウィンドウ全部を閉じて再起動。
【処置を施す前の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
テスト途中でマウスとキーボードの反応がなくなり、CTRL+Alt+Del のリセットも出来ず 本体側でリセットしなくてはならず、テスト続行は不可能。
【処置を施した後の「Win98のマルチタスク動作テスト」】
音楽も途切れることなく再生。 全体的にマウスの反応も悪くない。 途中 リソース不足も出なかった。 テスト終了後ウィンドウを閉じても、デスクトップにウィンドウが残ったまま消えなかった。 再起動は問題なく完了。
【処置を施していないが、自分流に調整済みWin98の「マルチタスク動作テスト」】
(【普段使用している『自分なりにレジストリ等を調整済み?』の環境】で、常駐プログラムを全て終了後、テスト実行。)
途中、音楽が途切れる事もあった。 また、全体的にマウスの反応が鈍かった。 9番の削除作業中、何度か「リソース不足の警告」があり ウィンドウズが固まりかけた。 テスト終了後ウィンドウを閉じても、デスクトップにウィンドウが残ったまま消えなかった。 デスクトップ上の全てが無反応になった。(マウス、キーボードは反応あり) ウィンドウズでの再起動が出来なくなり、CTRL+Alt+Delでリセット。
【処置を行なった後の感想】
「第1週後の感想」として、 「こうすれば直る!Windows98の不安定、フリーズ、青画面」という名前のとおり、一度も青画面、フリーズは出なかった。 全体的に反応が良くなり、ウィンドウズが固まる事も無く、非常に安定性が良くなったように思える。 次回のレポートでは アプリケーションやゲーム等を組み込んで「全体的なパフォーマンス」を報告してみたいと思います。
●田中からのコメント
『自分なりにレジストリ等を調整済み』の環境 ---- という表現の意味を 桧垣さまに質問しました。
回答は次の通りでした。
DiskX Toolsなどを使用しての、不要ファイル除去やレジストリのクリーンアップ・再編成、 スタートアッププログラム等の不要なものを削除してのシステムリソースの増加など、 自分なりにその他いろいろとやってみた、何もしていないWindowsよりは安定動作するようになった環境です。
4-b. 桧垣直也 様 [簡単版] (改訂版) メール → nhigh@mint.freemail.ne.jp ご住所 : 愛媛県今治市
●その2 ≪【レポート_1】から約8週後≫
遅くなりましたが、2回目のレポートです。
【処置の状況】
HDD等の構成変更のため、再度 Windows98SEのクリーンインストールを行った。
【マシン構成】 (◎印・・・前回からの変更点)
CPU : PentiumV 600MHz(133MHz×4.5倍 定格使用) メモリ : 128MB+256MB(PC-133/CL3)◎ マザーボード : Rioworks PSVA(VIA Apollo Pro133A) ビデオカード : カノープス SPECTRA 8800(AGP×2)◎ キーボード : PS/2接続 マウス : PS/2接続 サウンドカード : Sound Blaster Live Value SCSIボード : Tekram DC-390U HDD : Seagate ST320430(20GB/U-ATA66) IBM DTLA-307060(60GB/U-ATA66)◎ IBM DPTA-372050(20GB/U-ATA66) CD−ROMドライブ: Plexter PX-40TSi(SCSI) CD-Rドライブ : TEAC CD-R58S(SCSI) リムーバブル : I/Oメガ ZIP Plus(SCSI/パラレル両用、SCSIで使用) モデム : PM-560LH(56kアナログ) TA : NEC Aterm ITX80D OS : Windows 98 Second Edition その他 : Microsoft サイドワインダー フォースフィードバック ホイール(USB)◎ キャノン LBP-250 電源250Wから450Wに変更◎ 自作ファンレスヒートシンク(約 2.5kg)
【処置の内容】
●前回の処置で 本処置の安定性・安全性を確認できたため、HDD等の増設変更に伴い 「田中式処置済みWin98」の本格使用決定。
1.Windowsのクリーンインストール。 2.田中式処置、簡単実行版(改訂版)使用。 3.サウンドカード、モデム、TA、USB機器、ZIPドライブ、プリンタを外して処置開始。 4.マニュアルも見やすくなり、2度目と言う事もあって 楽に処置完了。 5.周辺機器類を接続後、各種ドライバのインストール。 6.システムコマンダーを使用して 丸々同じ内容の環境をコピー。(バックアップ用) 7.普段使うアプリケーションやゲームなどのインストール。 8.バックアップしておいた各種データの復元。
【処置後、周辺機器増設の結果 起きた問題】 *下記問題点は、田中式処置とは一切関係ありませんでした。
1.処置後に「BIOSアップデート」を行ったが、Windowsの起動途中でエラーが発生し その後で'強制リセット'。 2.フリーズが多発。 3.2.と同時期にWindows自体のレスポンスが格段に悪くなる(止まったかな?と言う状態でしばらくすると動き出す)。 (特にウィンドウを閉じる時) 4.処置をする前からの問題ではあるが、CD-ROMドライブ と ZIPドライブとの相性が悪い。 ZIPを接続したままで、CDを読み込んでいると CD/CD-Rドライブのアクセスランプが交互に点滅し 操作不能になる。 5.4.と同じで、処置をしていなくても出る問題、キーボードについているUSBハブが 不明なデバイスと認識され、使用不可。 一度抜いてからさし直すと正常認識されるが、再起動するとまた同じ結果になる。 6.タスクバー上に作ってあるショートカットをクリックした時、たまに【不正な処理を行いました】のウィンドウが表示され、 その後そのショートカットはクリックしても反応がなくなる。 7.6.以外でも、たまに【不正な処理を行いました】のウィンドウが表示される。
【問題点の対処結果】
1.マザーボード(BIOS?)の不良と判明。 BIOSを元に戻して使用。(別項目にて詳細) 2.こちらの問題は、処置後すぐに新しいビデオカードに変更したため 発生していたようで、 AGPの設定を4倍から2倍に変更する事で解消。 3.これについては、HDDが怪しいと言う事で 色々と行なった結果、 Seagate製とIBM製のHDDをプライマリー側に一緒につないでいたのを、Seagate単体で使用する事で解消? プライマリー:マスター Seagate ST320430(20GB/U-ATA66) :スレーブ 接続なし セカンダリー:マスター IBM DTLA-307060(60GB/U-ATA66) :スレーブ IBM DPTA-372050(20GB/U-ATA66) 結果、IBM DTTA-371010(10GB/U-ATA33)を外す事になる。 4.ハード的な問題のため、処置を行っても改善せず。 5.こちらもハード的な問題のため、改善せず。 (4. 5. 共に 当処置を初めて実行する前に少し期待していたのだが、ハード的な問題の為改善せず。) 6.インターネットエクスプローラをWin98SE標準のIEから、IE5.5にアップデートする事で解消。 (新規に追加された機能は不具合があるとの事なので使用せず) 7.3.だけで解決したと思われていたが、 増設したHDD(IBM DTLA-307060)が U-ATA100対応品のため 工場出荷時に U-ATA100 に最適化されていて、 メーカーHPから「速度切り換えプログラム」をダウンロード後 U-ATA66 に変更する事で解消。 以上の問題解消によってほぼ不具合は解決できたのだが、 BIOS等 若干の不安が残る為、時間のある時にマザーボードの交換か 再インストールを行う予定。
【BIOSアップデートでの問題】
当初 BIOSアップデートが出来なかったのは、田中式処置がWin98とマザーボードの結束が良い為に起こった問題かと思っていたが、 1.別パーティションにある未処置のWin98でも同様の問題が起こる。 2.田中さんにメールで問い合わせた所、関係ないとの事。 3.同じマザーボードを使っている弟は問題なくアップデートできた。 以上の事から、 マザーボード(BIOS)の問題ではないか?---と言う結論に達したのですが、 田中さんからの要望もあり ここで 別項目として書かせていただきます。 初めてBIOSアップデートを行った時は'細心の注意'を払って行なっておりましたが、慣れてくると平気でやってしまうようになります。 皆さんご承知の事とは思いますが、BIOSアップデートは かなりのリスクを伴います。 田中さんいわくは、BIOSアップデートは余程の理由が無い限り行うべきではない。 もしどうしてもやる場合は、 一度データのダウンロードを行い、その後で再起動。 そして もう一度ダウンロードを行い、「2個のデータが全く同じ物であるか」を確認する事。 そしてフロッピーディスクに関しても、スキャンディスクでエラーが無いか確認したあと実行するべきだ。---- との事です。(全くそのとおりです。) かなり面倒な作業ですが、BIOSを破壊してしまった場合 取り返しのつかない事になります。 皆さんも、BIOSアップデート等を行う時は細心の注意を払って行ってください。 また、今回の BIOSアップデート に関しては 特に必要は無かったのです。 ただ メーカーHPで「新しいBIOS」が出ていたため、軽はずみにやってしまったのです。 友人の場合は、 ビデオカードを交換して メーカーから最新β版のドライバーをダウンロードして使用したところ、 画面がパチンと切り替わった後 ビデオカードが壊れてしまったようで、画面中央辺りがぼやけてしまっています。 買い換えたばかりのため 新しいビデオカードを買う元気も無くそのまま使用していますが、悲しいものです。 皆さんも、必要に迫られない限り BIOS等のアップデートはなるべく行わないようにした方が良いと思います。 実際 「'BIOSアップデート済み'の 同じマザーボード」と見比べてみましたが、特に何の変化も無かったです。 また僕を含め、VIA(Apollo)チップのマザーを使っておられる方も 少なからずおられると思います。 VIA(Apollo)チップのマザーは、それ単体 もしくは 相性のいい周辺機器 で使う分には 'BXチップ'より安定している感がありますが、 周辺機器(CD・CD-R・HDD・ビデオカード等)との相性問題が多いように思えます。
●上記の問題点(不具合)は田中式処置とは一切関係なく、ハードウェア上での不具合でしたが
事実をありのままに書くとの約束ですので、そのままレポートに書かせていただきました。
【当処置を行っての結果】
前回を含め、当処置を行ってインターネットをしている時など、【不正な処理を行いました..のウィンドウ】が出る事は数回ありましたが、 青画面に関しては、ZIPをつないだ状態で CD-ROMを読み込んだ時に出る【ドライブが汚れています..】の画面だけです。 中でも IEのウィンドウを閉じた時に起こった【不正な処理...】ですが、 この時の「システムリソースの空き」が10%位なのにもかかわらず、その後も全然問題なく使えました。 ノーマルWin98SEのPCでは、IEがらみで【不正な処理...】が出たが最後、タスクバーの中の表示は消えるし、 安定性はなくなるし再起動するまで元に戻りませんから、そのまま問題なくWin98の続行使用が出来る、田中式処置はやっぱり凄いです!! (場合によっては稀にタスクバーの中の表示が消えることはありましたが、その後も問題なく使用できます。一応 再起動はしますが...)
【当処置を行っての感想】
こちらのHPを始めて見つけ半信半疑ながらモニターに参加しましたが、処置を行った結果、その素晴らしさに感激しました。 また、一部で問題になっているマニュアルの不明さについてですが、 逆手に取れば、'さっと見て手順がわかるマニュアル'なら読みとばしてしまう所も慎重に読む(読み直す)ため、 しっかり理解でき勉強になったと思います。 田中さんの説明文も、ご自分の経験から ココは大事だと言う所ほど細かく説明がされており、非常に良かったです。 肝心の処置結果についても 以前からそんなに不満はなかったのですが、より安心して使えるようになったと思います。 全体的にパフォーマンスアップ(処理が速くなる等)と言った物はあまり感じられませんが、 前回も含め上記の問題点を解消してからは、【不正な処理・・・】と言うのは何回か出ましたが、青画面やフリーズは一度も出ていません。 【不正な処理...】と言うのも、 以前は Windows自体に影響が出る事がしばしばありましたが、 処置後はそのウィンドウを閉じられるだけで 全体の安定性にはあまり影響が出ないように思えます。
【総 評】
皆さんと違い マルチブートソフト(システムコマンダー)を使用しているため、 '普通のWin98'と'田中式処置を施しているWin98'を全く同じ環境、同じPCで見比べやすかった為 より強く感じたのですが、 トータル的に見て田中式処置はすばらしい物であると実感しております。 Win95に比べWin98、初期のWin98に比べ Win98SE は非常に安定して使えるようにはなってきています。 それでもやはり、普段の何気ない操作で【不正な処理・・・】や青画面が表示され、「ウィンドウズはこんな物だ」と妥協されてないでしょうか? 安定性を求めるならば、Win2000やNTを使ったほうが良いと言う人も多いのではないかと思います。 しかし、NTに関しては持っていない為わかりませんが Win2000はドライバの問題もまだ残っていますし、 何よりも 使えないソフトが多いという問題があります。 また、WinMeに関してもWin98と大差がないため、安定して使えるWin98の方が断然いいに決まってます。 このレポートを見て、購入の参考にしている方々へ。 Win2000やMeを数万円も出して買うよりは、一度 田中式処置を試してみてはいかがでしょうか? ハード等の構成により若干効果が出ない場合もあるのではないかと思いますが、 田中さんは非常に良心的ですので、メールやTEL・FAXで問い合せてみると親切に教えていただけると思います。 今回のモニターに参加させていただき、田中さんには非常にお世話になり、また すばらしい処置を体験させていただき、ありがとうございました。 田中さんを含め 皆さん、これからもよろしくお願い致します。
●今回のBIOS事件?で、友人から440BXのマザーボードを譲ってもらいましたので
機会があれば、このマザーボードのレポートも出したいと思います。
5-a. 深谷嘉彦 様 [簡単版] (初期配布版) メール → onitatu@sb.starcat.ne.jp ご住所 : 愛知県名古屋市名東区
●その1 ≪第1週後≫
→→ ≪ 深谷氏の 【レポート その2】 へ ≫
【マシン構成】
OS :Windows98 マザー :EPOX EPBX6SE Revision 0.31 CPU :FCPGAPENV700@1050 下駄SOLTEK SL02A++ ビデオカード :Canopus SPECTORA7400 DDR メモリ :MOSELPR003基盤 PC100 128MB CL2 FSB150MHz HDD :ATA100 Western Digital WD400BB 拡張ATAカード:Win95-98 Promise Ultra100(tm)IDE Controller サウンドカード :AOpen AW744PRO LANカード :10/100BASETX マウス及びキーボード : PS2
【処置の状況】
かなり素人なので簡単実行バージョンでも理解不足から2度クリーンインストールをする羽目になり、 最初はどうなるものかと思いましたが、 3回目に完走でき、「やり終えた――と言う充実感」に浸りました。 たぶん皆さんはこのようなドジは踏まないと思います。 一回目の失敗では、手順説明をプリントアウトしていなかった為か何らかのトラブルか 一回目の再起動のとき 文字化けで先に進めなくなりました。 ここでまず一回目の再インストールをする事となりました。 復旧方法も用意されているのですが 私のような素人には難しく、 (レジストリは雑誌を見て値の変更などしていましたが「バックアップ書き戻し」等はやった事がありませんでした) 実際、本などを見て簡単に出来ると思いますが、時間もあったので「再インストールした方が確実」と思い、 再インストールからやり直しました(再インストールには慣れているので苦になりません)。 2回目は手順を先にプリントアウトしてから望みました。 処置終了まで順調に進み 完走したので、取り合えずカード類を順番に差してセットアップ終了----と思ったら、 今度はネットに繋がりません。いきなりIEのページ違反です。 (詳細GDI.EXEの一般保護違反ですとエラーが出ました) 幸いIDE HDDがありますのでATA100の方を外し、IDE HDDを組みネットに接続する事が出来ました。 そこで検索エンジンにてGDI.EXEと入力した所あるホームページで対策方法が書いてありました。 内容は、 デバイスマネージャーでグラフィックのハードウェアーアクセラレータを基本ぐらいまで下げると直ると書いて有りましたので 早速HDDを繋ぎ直しやって見ました。すると今度は問題なく接続できるようになりました。 ここでまず田中さんに連絡しました(上記の症状です)。 回答としてかなり詳しく教えて頂きました。 田中さんに対策方法を考えて頂いてる間に、「はやトチリな私」は また再セットアップから始めました。 バックアップ等を保存してあるので その段階まで戻れば良いだけだったんですが、 (すぐ頭に浮かぶのが再インストール) Win95時代から散々やってきていますので、「おかしい=再セットアップな私」は 三回目に突入した訳です。 田中さんのアドバイス通り、 今回(3度目の正直)3回目の処置が終わった時点で『まず全体バックアップしてください』と言う事で、 三回目の処置は成れて来た事も有って 1・2回目と比べると半分以下の時間で処置が完了しました。
【「Win98のマルチタスク動作テスト」の内容】
『まずバックアップを取りネットに繋ぐ前にマルチタスクで2、3日様子を見て下さい』との事でしたので、試してみました。 500MBのフォルダをまず3つのフォルダーにコピーし、 その3個のフォルダーを4個ぐらい開いて 合計で12個の窓を作ってやり、コピーを開始。 その間にイメージングを開きスクリーンショットで10枚ぐらいのビットマップを作成。イメージングにて展開。 名前を付けて保存と言う作業をしましたが、すべて完了しました。 最後にすべてごみ箱に入れて削除しようと思ったら「一杯です」といわれ、(当然ですが) なにぶん素人なんで冷静にならないと気づきません。 削除が終わった瞬間「ごみ箱がビジー状態です」と窓が開きましたが、マウスもキーボードも動き フリーズはしませんでした。 終了ボタンを押し終了をしました。
【処置を施した後の「マシンの状態」に対する認識】
多分大丈夫という判断で「各種ドライバー、カード」をインストールしてようやく安定するマシンになりました。 2回目に続く P.S ちょっと笑ってしまうような表現等も入っていますが、ホントの話ですので。
●田中からのコメント
『おかしい=再セットアップな私』---- という表現の意味を 深谷さまに質問しました。
回答は次の通りでした。
今までWINがおかしくなった時には「再セットアップ」して使えるようにしていました。 ひどい時はセーフモードでも立ち上がらない時も有りました。 なにぶん素人ですので、 捨ててはいけないものを捨てたり、アンインストールを行った後で動かなくなったりした時は もう「即 再セットアップ」と言う感じでやってました Win95時代は3Gしかハードディスクがなく ノートだった事もあり、 いろいろ削除して容量を確保していたのですが、 消してはいけないファイルとか知らずに削除して痛い目に遭っていました。
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●これが 例の「Windowsフォルダ削除事件」です。 ↓ > 一回目の失敗では、手順説明をプリントアウトしていなかった為か何らかのトラブルか > 一回目の再起動のとき 文字化けで先に進めなくなりました。
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●2日ほど前から【簡単版の改訂・修正版】の送付を始めましたが、
私の不手際で、 【解説版】と【簡単版の初期版】を受け取った方の内、かなりの方が「Windowsフォルダ削除事件」に見舞われ、 御迷惑をおかけした事 お詫び致します。 中には、「もういいヨ。面倒くせえや!」---と、投げ出した方もいらっしゃる --- と想像していますので、 諦めずに最後まで処置をして下さった事、深谷さまには本当に感謝しております。 ※本当は電話で全員の方に「お詫びのご挨拶」をしなければならないのですが、 事件の起きた初日にかなりの方に電話をしたところ、そう簡単には連絡がつかず、一部の注文済みの方からは 催促もされますし、「修正版はいつ出来るんだい?」と聞かれて返答に窮するようでもいけません。 どうにもなりませんので、「とにかく修正版の再配布体制を確立する事が先決」----と 開き直りました。
5-b. 深谷嘉彦 様 [簡単版] (初期配布版) メール → onitatu@sb.starcat.ne.jp ご住所 : 愛知県名古屋市名東区
●その2 ≪【レポート_1】から約7週後≫
ただいま レポートを書きながら 「マルチタスク動作」の”テスト中”です。
【その1】の報告レポートから1ヶ月以上経ちましたが、エラーらしいエラーは無く、快適に使えるようになり、田中様には大変感謝しております。
【「マルチタスクテスト」の状況を報告】
現在、 エクスプローラを3個起動して フォルダーを12個作り、そのフォルダーに 約500MBのファイルをコピーしています。 カノープスのスナップショットで6枚連写して イメージングで表示させ、これを書きながら7枚目を取り込みました。 通常は 私は このような大量のフォルダコピーを行なわないので、これだけで十分テストになると思っています。 又、レポートも同時進行で書くことにより 評価しやすいと思いながら書いています。 Windows98の安定感に自信が無ければここでレポートは書けないですよね?。 マウスの反応も問題無く(コピーの準備中は 一時停止しますが)動いています。 キーボードも、この文章を書ける と言う事で 問題無く動作しています。 一応は 画像も田中様にお送りしますので 何処かに掲載されると良いと思います。(ホームページのスペースの問題もありますが) 駄目なら私のページを使って公表するという手段もあります。 どうやらコピーが終了したようです。 引き続き フォルダー削除へ移行します。 前回はここで【ごみ箱が一杯です】と言われてビジー状態となりましたが正常終了できました。 今回は どうなるでしょうか? それでは始めます。 今回も同様に、途中で「ユーザーリソース、システムリソース」が1%付近まで下がりました。 (少し間隔を開けながら 1%と表示されたり14%と表示されたり、行ったり来たりしています) 【リソース不足です】とのメッセージが表示され、【いくつかアプリケーションを終了してから行なって下さい】とのエラーメッセージが表示されました。 メッセージに従い、'イメージング'と'エクスプローラー'を閉じてから実行するようにしましたが、それでも動きがおかしくなってきました。 ここで「Ctrlキー+Altキー+Deleteキー」を押しました。 エクスプローラーが【応答ありません】となっていましたので、'終了ボタン'を押して終了しました。 デスクトップが'アクティブデスクトップ'に切り替わりました。 何故??---と思いながらも、フォルダーを削除し 終了することが出来ました。 ごみ箱の'中身を空にする'を選び、作業終了後 一度も再起動する事なく、このレポートを'メモ帳'で書きながらテストを完了する事が出来ました。 何故 'アクティブデスクトップ'になったのか謎ですが、これで このマザーボードでのレポートを終了します。
※【その1】と 今回の【その2】では マシンのシステム構成を少し変更しています。 その1では メモリ128MBでしたが、今回は256MBになっています
◆【「マルチタスクテスト」の画面コピー】
↑この時の 「”他の画面”の記録データ」は、こちら↓ (連続の画面コピー)
上記のテストを行なった時の「写真による記録」です。
(精密な画像は、下のボタンを押すと見れます。)
↓
↑ ★ダウンロードしてから閲覧した方が.【解像度】が鮮明です。 多少は”ピンボケ”ですが、文字は読めます。★
(以前は.こんな事なかったんですが・・・。ナゼかな?)
◆参考までに 処置実行後のレジストリー状況です。 処置前は 書き出し方を知らないまま処置してしまったので、保存していません。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01] [HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000] InfName="MACHINE.INF" DeviceDesc="システム ボード" Class="System" HardwareID="*PNP0C01" DetFunc="*:DETECTSYSTEM" NoSetupUI="1" DetFlags=hex:00,00,00,00 VerifyKey=hex:53,59,53,42 CPU="Pentium Pro" ConvMem=hex:00,e0,09,00 ExtMem=hex:00,00,ff,03 MachineType="IBM PC/AT" Model=hex:fc Submodel=hex:01 Revision=hex:00 BIOSName="Award" BIOSVersion="Award Modular BIOS v4.51PG" BIOSDate="07/25/00" BusType="ISA" ClassGUID="{4d36e97d-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" Driver="System\\0007" SetupMachineType="スタンダード コンピュータ" Mfg="(標準システム デバイス)" ConfigFlags=hex:04,00,00,00 Capabilities=hex:14,00,00,00
この後、『続編』として、【Windows98SE】+【EPOX
EP3SPA3 マザーボード】+【簡単実行版(改訂版)】で 書こうと思います。
●田中からのコメント
以下は、深谷氏に確認した内容です。
◇snap0000.bmp 等のBMPファイルのサイズは、各々 2.25MB。 ◇'マルチタスク'でのファイルコピーの【ファイル分量】は、「500MB のコピー作業 ×12」である---との事でした。