文章の 途中に挿入した 〜〜〜〜〜〜〜〜 は、 【中略】という意味です。 プリインストールPC に関連する記事は、 プリインストールPC記事 という文字列を このテキストの中で検索して下さい。 ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ という2種類の文字列で サンドイッチしてあります。 ================================================== ================================================== ================================================== M 氏 より ======================================= 日付: 5/05/2004 ヤフーbbに変えて間もないのでわからないんですけど インターネットの切断のしかたがわからず、 電源を切って再起動しても IPの重複が出てダウンロードできません。 どうしたらよいですか? M 氏 より ======================================= 日付: 5/09/2004 先日ダウンロードできませんと送ったお馬鹿さんです。 土日で田中式を実行させていただきました。 処理速度は少し遅くなったような気もするのですが、 かなりの安定化に成功しました。 2chを信用しなくて正解でした(笑) ================================================== ================================================== Mさんへ    田中方人 > ダウンロードできません。 IPの重複メッセージが表示されるとの事ですから、 動作テストのビデオ-ダウンロードではなく、手順書ダウンロードの事を言っておられるのでしょう。 最近は、ネットに接続しているだけでウィルスやワームに冒される危険性もあるようですから、 インターネットの切断方法は、なんとか把握しておいたほうが良いでしょうが、 今回の件につきましては、 方法がわからなければ、無理に悩まなくとも、 1〜2日ほどしてから再度ダウンロードを試みればダウンロードできるでしょう。 パスワードマネージャ本体に至るまでの検査が厳しいので、 パスワードマネージャにおいては、【IP重複チェック】は簡単な検査しかしていません。 誰か他にダウンロードした人がいれば、【IP重複】という認識はされませんから、 その後であれば、ダウンロードできるハズですよ。 【IP重複】の検査に引っ掛かる一部の人にとっては 煩わしいでしょうが、 2chネラーを初め、私のサイトを攻撃している人間は、 常に私のサイトを観察し、攻撃に対する防御力という意味での“弱点”を探しています。 ある程度の知識・技術のある人間なら、パスワードマネージャのURLを把握できるでしょう。 いくら クッキー検査・パスワード検査を行っても、【IP重複】の最低限度の検査を外してしまえば、 直接的に妨害する事はできなくても、 パスワードマネージャURLを 2ch掲示板などの貼り、CGIサーバーの負荷を増大させることによって、 ダウンロード障害を引き起こさせる事ができます。 従って、これらの検査を外してしまう事はできません(すみません)。 ======================================= 以上、 M 氏への返信。 ================================================== ================================================== ================================================== KI氏 より ======================================= ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ 日付: 4/27/2004 田中式による Win98安定化について 田中様 〜〜〜〜〜〜〜〜 当方は通常の個人/趣味でのPC利用にWinXPPro機×2台、WinXPhomeノート一 台、業務でWinXPPro一台の計4台のPCを利用していたのですが、とある都合に より監視カメラによる常時監視機が1台必要になり、 〜〜〜〜〜〜〜〜 使用機種はS社のV製品 PCG-Z505G/BPなのですが、安定動作を考えてWinXPPro をインストールして利用したところ(このあたりが素人考えなのですが(笑))、 システム上どうしても必要なシリアルポートを利用するためのポートリプリケー タがXpで安定動作せず、アプリ実行中にデバイスが認識されなくなってしまいプ ログラムが応答しなくなってしまう為、本体に元々インストールされていた Win98SEを利用することにしました。 するとポートリプリケータの認識については問題ない物の、連続稼働によりリソ ースが不足し不安定になり、結局は再起動を繰り返す事となってしまいました。 「どうせ意味無いだろう」と思いながらも"Windowsが速くなる!"系のソ フトも入れてみましたが、結果はご想像の通りかと。 熱による動作への影響を少しでも減らすため、分解しヒートパイプやファ ンの洗浄、CPUコア〜放熱部接触面の熱伝導グリスを高性能な物へと交換しま したが、製品に初めから用いられていた熱伝導グリス?がカリカリになり剥がれ 掛かっていた状態でした。 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ 新規にPCを購入することも考えてはいるのですが、それで確実に動作する保証 も無く、あれこれと探しているうちに田中様のHPにたどり着きました。 正直なところ、初めは内容はともかく、なんと見づらいページなのかとうなだれ てしまいましたが、2chやひやかし対策であえてそうしている事を考えると、 納得できました。 〜〜〜〜〜〜〜〜 ======================================= ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ 日付: 5/5/2004 田中様 〜〜〜〜〜〜〜〜 ご相談致しましたVAIOですが、以前個人で利用して新しいノートを購入し使わな くなった物を「クロックが500ある物を使わないのも勿体ない」と思い引っ張 り出したのですが、正直なところメンテナンス面では最悪のマシンです。 MBRを初期化するにあたって内蔵HDDを取り出す際に、「分解の事を考えて 作られたマシンではない」事を痛感致しました。S社の事ですから、「保証期 間内に故障しなければ良い」程度で長期間の使用は考えないで設計している節が あります。そんな自分もついついS社製品を買ってしまうので、自分の選んだ 製品の悪口をあまり言っても仕方がないんですけれども。 さて、私の使用状況ですが、ソフトを組み込んで業務に使う時に、私個人の部屋 で動作確認をした際には、ソフトも問題なく動いて、いざ業務に使おうとすると 止まってしまう状況が連続したんです。いちおう連続負荷でハングするかどうか の判定に3D系のベンチの無限ループもやってみたのですが、その時は問題なく 25時間程度動作するのに、業務で使うと2〜3時間で落ちてしまう事が連続し て、いろいろハードウェアの構成を変えたり再インストールを繰り返したりして、 現在に至っています。 とりあえず熱問題に関しては、先日分解・再組み立てしてからは改善したように 思うのですが、根本的な状況の改善にはいたっておりません。原因のひとつでは 有った可能性は高い気がしますが。。。 ポートリプリケータ(ノートPCの場合拡張端子がスペース的につけられないの で、それらを増設するあれです。)を利用せずにUSB〜シリアル変換ケーブル なども利用しているのですが、やはりリソースが足りなくなって落ちてしまうみ たいです。 とりあえず田中様からご指摘いただいた内容を確認しながら、地道にひとつづつ 可能性の有りそうなものをつぶしていくのが良いかも知れません。もう一度構成 や設定を洗ってみたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ HPの方では大変なご苦労をされているご様子で、心中お察し致します。 私も田中様のHPはつい最近見つけた物で、田中式公開当初の様子などは知らな いのですが、かなりご苦労があったことかと思います。 更新履歴的な物も最近の日付で無かったため、田中様も仰っるようにメールをお 送りしても果たして返事をいただけるのかどうか、不安なところもありましたが、 こうやって大変ご丁寧にご指導頂きまして、本当に感謝しております。 2chに限らず、ネット掲示板の現状には私も呆れかえってしまいます。顔が見 えないから、本名も開かさないで済むから、と無責任な書き込みをする人間には 嫌気がさします。そうやって匿名で個人攻撃をするような人間に限って、逆の立 場になったときに「個人情報云々」と騒ぐのでしょう。先日Yahooがカテナの出 品を取り違えた事件も、2chや日中にそこに出入りしているような人間のネッ トワークがなかったら、あそこまで大事にはならなかったでしょうし。発売され たばかりの最新のPCが3000円以下企業が売りに出していたら、常識ある人 間は問い合わせをするのが普通です。それを一人平均5000台以上も発注し、 注文を受け付けない企業に対し「個人情報」とか騒いでごねる姿を見ると、そう いった人間が同じ国に住んでいる事を非常に恥ずかしく思います。 田中様のHPの文体や構成に関しても、一見の人間が見たら「個人名を出して相 手を攻撃している」ようにも見えますが、きちんと読めば「なぜそうせざるを得 なかったのか」は容易に理解できますし、そういう状況を作り出した利用者も含 めたネット環境そのものに問題があるのではないでしょうか。 企業ではない一個人が「Windowsの安定化」の為に個別にその方法・対策を解説 し、連絡先としてご自身の住所や電話番号までも公開し対応するようなページ は私は他に知りません。そうまでしている人間に中傷をする無責任な人間にも あきれてしまいます。 最後になりましたが、突然のお願いにもかかわらずお返事をいただきまして、重ね 重ね御礼申し上げます。誹謗中傷や筋違いのHP閉鎖命令などがあったとしても、 私は田中様を支持させて頂きたいと思います。 ================================================== ================================================== KI氏 へ ======================================= 日付: 2004.5.2 KI 様    田中方人 お返事が遅くなってすみませんでした。 実は、「明日あたりにでもお返事しようか」と思っていた時に 〜〜〜〜〜〜〜〜 ここ数日 PCを触るのも嫌になっていまして、それでご返事が遅れました。 〜〜〜〜〜〜〜〜 そういう訳で 私の精神力がもう限界に来ていますので、 どこまでお手伝いできるかわかりません。 KIさんには「これで最後」という気持ちで いくばくかのアドバイスをしようと思いました。 ただし、最初に説明しました事情がありますので、あまり期待なさらぬよう、 お願い致します。 ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ > アプリ実行中にデバイスが認識されなくなってしまいプログラムが応答しなくなってしまう S社のV製品は巷の評判も芳しくないようですが、 途中で デバイスが認識されなくなる〜という事は、Dos/V仕様から外れてた(あるいは そのギリギリ)部分 を持っているのではないでしょうか?。 もし、そうだとすれば、【田中式】の効果も少ない〜という事になるのかも知れません。 【田中式】の根本原理を考えれば そうなるでしょう。 ただし、Dos/V仕様から外れた部分を保有しているとは言え、 それが 田中式の根幹部分に影響しない部分であるとか、マザーボード仕様の中でも末端的要素であるなら、 さほど効果を減少させる要因とはならないのでは・・という理屈も成立します。 従って、試してみないとわからないでしょう。 >熱伝導グリス?がカリカリになり、剥がれ掛かっていた HDD等も要チェックなのでは? 熱はHDDの大敵ですよ。 普通の感覚からすれば そんなに古いマシンではないので、まともに使われていたマシンなら 神経質になる必要は無いのでしょうが、 なんせ、V製品は かなり無理して【カッコウ良く小さな筐体】に押し込んでいますから。 元々が ホビー使用向けの製品でもあり、 少なくとも、同じノートでも、V製品は業務関連の用途には 無理があるのでは・・と感じます。 ましてや、V製品に WindowsXPを組み込んで使うなんて、相当に無理があるのではないでしょうか。 Win98に戻して使うにしても、放熱の問題・設置環境の気温とか 内部に蓄積されたホコリ・ファンの弱体性 など、PCの原点に立ち返って 問題の洗い出し・チェックが先決問題なのではないでしょうか。 この点がおろそこかになっていれば、何をやっても、どんなに軽いOSでも駄目でしょう。 マシン状況の詳細が不明ですから、私には何とも言えませんが、 途中でデバイスが認識されなくなる・・熱が影響しているのでは〜と 何となく、感じます。 もし そうであれば、 「アプリ実行中にデバイスが認識されなくなる」〜というのは、たまたまそのタイミングだったのかも 知れませんよ。つまり、時間的に 熱が高くなってくるタイミングだった〜とか。 「なったり ならなかったり、その都度 症状が変わる。再現性がない、再現される状況がその都度異なる」 ・・という場合、多くの場合 ハードウェアに障害を抱えているとか、マザーボードのコンデンサが寿命・・ 等ということが多いものです。 その都度 症状が変わる。再現性がない。障害が発生するタイミングがまちまち・・・という場合、 ハードウェアの障害・部品の寿命が非常に多いようです。 熱伝導グリスを高性能な物へと交換しても、リソースには関係無いです。 【ポートリプリケータ】って何ですか?。(すみません、最近のPC事情に疎くて) 何年使用なさった状態で、「熱伝導グリス?がカリカリ〜」なのかは知りませんが、 そういう驚きの状況を聞いた感じでは、 V製品を安定動作〜ビジネス関連で使用するには、コンデンサの状況チェック と 余裕のある筐体に移しかえる 事が必要なのではないでしょうか?。 XPでも98でも良いですから、 そのOSで「標準的にこの程度は集中的に作業しても大丈夫」と言われるレベルの作業を連続して作業してみて下さい。  (その前に、後での比較の意味でWin上で普通の軽い作業を行う。再現できる作業を。) HDDは常にアクセスさせます。 98でなら、非-田中式ですから、マルチタスクで行わずにリソース的には余裕を持たせ、 要するに ターゲット・負荷の対象をハードウェアを絞って 一定以上の負荷を安定的・連続的にかけてみて下さい。  (Windowsを再起動してから) 簡単なBATファイルを組んでコピー作業を2〜3時間連続させるのも良いでしょう。 これは、エクスプローラではなく DOS窓で行う方が良いでしょう。 DOS窓で行えば、98のエクスプローラ障害の問題を排除できます。 大量のファイルを非-田中式で行うと98の欠点に抵触するかもしれません(Dos窓なら関係ないでしょうけど)。 その意味では、BATファイルを使って 大量ではないファイルをコピー〜削除を繰り返すと良いのでは?。 物理的2ドライブなら 2台同時にアクセスさせます。 Dos窓なら 非-田中式98でも二台同時アクセス(マルチタスク)程度は大丈夫のはずです。 Windowsのマルチタスクの歴史はDos窓から始まっており、 たしか、Windows3.1でも Dos窓のマルチタスクは【プリエンティブ方式のマルチタスク】だったと思います。 マイクロソフトは、エクスプローラが大量ファイルコピー〜フリーズする現象としては、 「エクスプローラでコピーしないで Dos窓でコピーしてもらえれば大丈夫」〜とコメントしている位ですし、 95・98でもDos窓は一番 安定動作し、Dos窓には【実績】があるんです。   ※私自身、田中式を考案する前も、98のDos窓で問題が起きた事はありません。 その作業がすんだ直後に、先述のWinの通常作業を行って異常発生・何か変だなとか OSが落ちるとか、 部屋の気温は高くした時と低くした時とで 結果に差があるようなら、少なくともハードウェア的に障害か問題を 抱えているでしょうね。 こうなると、何をやっても OSを変えても、ツールを使っても駄目です。 少々手直し・改良した位では 業務絡みには使えません。 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ ======================================= PreInst_Machine.txtを見ました。 これを使って処置なさったのでしょうか? だとすれば 少し気になる事があります。 tanaka_LM_setup.txt を添付しましたので、これを参考にして 行間を詰めて処置された方が良いだろうと 思います。 実は、行間が空いた状態でインポートしても問題無いのかどうか・・は、確認しておりません。   ※【インポート】とは、REGファイルを結合(取り込み)させる動作 のことです。 行間が空いた状態で作成したREGファイルでも、エラーが起きずにインポート出来て、 なおかつ 内容が正しく取り込まれれば、問題無いのかも知れません。 でも、それで本当に何の害も無いのかどうか〜は、また別の問題もあるでしょうから、 本来の姿(行間を詰めた状態)でインポートする事をオススメします。 行間を詰める事については、手順書で指示させて頂いていますが、 レジストリの操作に慣れない人には わかりにくい部分もある事をお詫びします。 ただし、この辺りの個別に設定する際のレジストリ操作については、自動化が困難で、 田中式をHPで発表する前、書籍として出版しようとした時、出版社側では 田中式に該当する内容を一般の人向けに提供する事自体が そもそも無理だろう〜という見解でした。 また、 2chに対応する手間ヒマ・時間を【田中式処置の操作】の簡便性-改良に振り向けていれば 実行する人がもう少し楽に処置できただろうに・・とも悔やまれますが、 現実問題として 頭から【ウソ・作り話】として攻撃され一般の人の99%以上の人々もそれを信用 し、頭から疑って笑い者にしていた状況では、改良しても何にもならない・・という現実があった 事を考慮し、現在 提供の田中式に不便な面がある事をご勘弁下さい。 ===== 添付して頂いた PreInst_Machine.txt について。 【行間を詰めるべき】こと以外については、添付して頂いた PreInst_Machine.txt に問題はありません。 【\\】という形で \ が2つ連続した形になっていますし、 [HKEY_LOCAL〜〜\Setup] の部分を 誤って 【\ 2つ連続形】にしたりしていませんし、 SourcePathの右辺の最後も 正しく【\ 2つ連続形】になっています。 また、最後の行が1行余分に改行された形になっている点も正解です。 ===== また、私はプリインストールマシンに疎く、 CommandLineの右辺の先頭部分の、【/T:C:\\WININST0.400】の部分がよくわかりませんが、 CommandLineの右辺は、そもそも インストール履歴といった意味合いが強いので、 元の姿を維持しておけば問題ないハズです。 実際、私が 以前 ある人にお手伝いした2〜3台のプリインストールマシンでも、 【CommandLine の行は、/SrcDir= の直ぐ後ろの「パス文字列」の部分だけを修整する】スタイルで 問題無く 処置できています。 別に中古マシンを入手〜Win98標準CDでセットアップして【田中式】を試す可能性もおありのようですので、 CommandLineの行についてもう少し説明しますが、若干の推測を含めた説明である事を御了承下さい。  (私が調べた限りでは(経験上も)間違いありません。) /T:C:\\WININST0.400 の【T】は、setup Temporary の T の意味です。 つまり、 Win98の標準のセットアップCDを使ってセットアップを開始しますと、 最初に、「セットアップに必要なファイルをコピーしています」〜という風なメッセージが表示されますが、 その時のコピー先ディレクトリ=WININST0.400 のハズです。 このディレクトリは別ドライブに別名ディレクトリを事前に作成しておいて、 setupコマンドで そのディレクトリを指定する事も可能です。(プリインストールマシンは例外)  (事前に作成しておく必要あり ↑) そのように 特定ディレクトリを指定してセットアップすると、 セットアップ終了後、CommandLine右辺の/Tの部分の値として その時のディレクトリが記録されています。 つまり、 setupコマンドで このディレクトリを指定しなかった場合に、初期値としてWININST0.400が使われ、 セットアップ終了後、CommandLine右辺の/Tの部分の値として WININST0.400が記録されるのでしょう。 この setup Temporary ディレクトリは 通常のTempディレクトリと区別した使われ方をされます。 Autoexec.batで特に指定しない限り、通常のTempは C:\WINDOWS\TEMP が自動作成されて使われますが、 物理的に別のドライブに作成したTempを指定すると、HDDアクセスランプが別々に点滅し、 インストール速度が高速化されます。 たしか、インストール途中でマシン電源を強制的にOFFさせて調べた時の記憶では、 インストール時の Cabファイルの展開(解凍)先は 通常Tempディレクトリに解凍されたように記憶しています。  (真似しないで下さいよ、汗かいても知りません)   ※余談ですが、“Win98HDD起動”や“Win95HDD起動”からWin98セットアップを行うような場合は、    Autoexec.batで 特定のTempディレクトリ(通常Temp)を指定する時は、    先述の setup Temporary とは別のディレクトリを指定して下さい(同一ドライブでも構わない)。    setup Temporaryディレクトリ は、セットアップ終了後に削除されています。    また、    “Win98HDD起動”や“Win95HDD起動”からWin98セットアップを行うような場合は、    Autoexec.batに Temp操作の記述を含めない方が無難です(Win95セットアップも同様)。    インストーラは、この辺りは緻密にチェックしてくれないので、下手をすると インストールに失敗します。 インストール処理の最初に インストーラが setup Temporaryディレクトリにコピーするのは、 CD-Romのランダムな読み取り速度の遅さを考慮し、 また、インストール途中での読み取りエラーを事前にチェックして回避する目的もあるのでしょう。 ================== ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ プリインストールマシンは、もともと 様々なデバイスが接続されている場合があります。 基本的に、 デバイスの取り外し・装着を面倒がって 多くのデバイスが接続された状態で処置を行おうとすれば、それだけ事前に検討すべき事項が増えます。 そのような状態で 検討すべき事項を検討せずに 処置を行えば、それだけ処置に失敗する確立が高くなります。 最大の基本事項は、 SCSIカードは例外として、なるべく増設デバイスを外して【身軽なデバイス装着状態】で田中式を実行する・・・ これが成功への近道です。 従って、プリインストールマシンの場合は、_1_事前の準備と環境設定.txt で、 ネットワーク関連の事前の環境設定の部分、および ハードウェア-デバイスを身軽にする・・・ これが最初の関門です。 ここが出来れば 標準Win98_CDによるセットアップマシンの場合と それほど変わりません。 ただし、私が知らないパターンのプリインストールマシンも色々と存在し、 私が かつてプリインストールマシンを手伝った数例についても 細部は忘れてしまっています。 従って、プリインストールマシン特有の、個別対応すべき部分については、 すでに私にもアドバイスできなくなった部分も多々ある事をご勘弁ください。 田中式処置を友人のマシンに30〜40台ほど行った人がおり、現在 外国に行っています。 たしか S社のV製品も1〜2台 手がけたこともあったような気もします。 仕事柄 行き先をお教えすることは出来ませんが、近いうちに帰国するようで、 その状況によっては 余裕があるようなら先方から連絡するように頼んでみます。 ================== Win98インストール処理においては インストールは Cabファイルからドライバを解凍・抽出しながら組み込む 事ができますが、 検出マネージャに全権を委ねてしまった【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】では、それが不可能です。 つまり、そのデバイスに必要な該当ドライバは、事前に解凍して特定ディレクトリ(推奨:IDEのHDD)に 置かれている必要があります。 特に マザーボード絡みのデバイスでは 所定のディレクリに ドライバ と INFファイル が置かれている必要があります 従って、 【プリインストールマシン購入の後から購入した別デバイス】については、 田中式実行の前に そのデバイスの“組込み処理”を済ませておくか、 田中式完了〜動作チェック〜全体保存の後で組み込むかどちらかです。   ※上記の【全体保存】は不用な場合が多いですが、デバイス不良の場合に備えて用心するに越した事はありません。    また ネット入手・雑誌添付のドライバセット等では、    信頼できる雑誌だから〜と安心していても Dos/V用とNEC-PC-98シリーズ用が入れ替わってセットされていて    汗をかいた事があります。ドライバ十数本が間違ったものが組み込まれるのですから、    レジストリを復旧させても 元には戻りません。    この時、メーカーサポートには2〜3週間 電話が繋がらなくなりました(笑)。 プリンタとか ネット・通信関連のデバイスは、田中式完了〜動作チェック〜全体保存の後で組み込むのが基本です。 まあ、通信関連と言っても モデム程度の軽いものなら、田中式実行の前に組込んで 装着した状態で 田中式を実行しても問題ない場合も多いでしょう。 田中式実行の前に特定デバイスを組込んでしまったからといって、 そのデバイスを必ず装着して田中式を実行する必要はありません。 デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し・・をしておけば、 【デバイス 非装着】の状態で田中式を実行できます。 プリインストールマシンの場合は、【デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し】を せずに、【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】の直前に“単純に”デバイスだけを取り外すスタイルの方が良い 場合が多いと思います(後述)。 田中式完了の後に組み込むか、田中式実行の前に装着しておくかの【判断の分かれ目】についてですが、 基本的に次のように考えて下さい。      (ただし、プリインストールマシンは千差万別で、個別に対応を変えるべき場合あり) 1.根幹デバイスでないデバイス--例えばプリンタ・サウンドカード等--は、後から組み込んで下さい。 2.ネット・通信関連のデバイスも 理由は別ですが、後から組み込んで下さい。 3.そのデバイスを初めて装着--組込みを行った時に、   デバイスマネージャで簡便に組み込む事ができるデバイスは、田中式実行の前に装着しておき   【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】で自動再検出・自動組込みさせる事ができます。   そのデバイスを初めて装着--組込みを行った時に、   setupコマンドやinstallコマンドで組み込んだデバイスについては、   これは 【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】で自動再検出・自動組込みさせるのは 多くの場合無理です。   INFファイルを事前に改造しておけば可能ですが、困難が伴います。 さて、上記で プリインストールマシンの場合は、【デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し】を せずに、【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】の直前に“単純に”デバイスだけを取り外すスタイルの方が良い 場合が多い〜〜 と書きましたが、これは デバイスによりけりです。   ※プリインストールマシン使用者は【デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し】の作業すらも    失敗する人がいるから そのように書いたのです。 では、『デバイスによりけり』〜とは、どういうデバイスはYesで どういうデバイスはNOなのか?。 これは、 根本的には、【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】において 自動再検出・自動組込みできるか できないかにかかっています。 つまり、 setupコマンドやinstallコマンドで組み込んだデバイスの場合は、 自動再検出・自動組込みできないので、田中式実行前に【デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し】 して下さい。(uninstallコマンドが用意されているならそれを利用する) デバイスマネージャで簡便に組み込んだデバイスについては、 Win起動途中のデバイス検出時に 検出マネージャが独力で組み込む事が可能であり、 いったん組み込んでしまえば、ドライバとINFファイルが“所定の場所”に配置され、 セーフモード-デバイスマネージャで削除しても ドライバとINFファイルが“所定の場所”に残りますから、 その後の【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】において 自動再検出・自動組込みされます。   ※↑「組み込んでしまえば、〜自動組込みされる」とは変な表現ですが、    【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】は 正しくは【田中式〜デバイス全削除〜Dos再起動〜デバイス検出】ですから。 上記のようなデバイスは【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】において 自動再検出・自動組込みされるので、 田中式実行の前にアンインストールしておく必要はありません。  (アンインストールしてしまうと ドライバもINFファイルも削除される) ただし、 そのデバイスを装着--組込みを行った時に、【フロッピーからインストール】のスタイルで組み込んだデバイス については、これは例外で、田中式実行前に【デバイスマネージャで削除〜Win終了〜電源OFF〜デバイス取り外し】の対象デバイス となります。 【フロッピーからインストール】したデバイスは セーフモード-デバイスマネージャで削除した時に ドライバとINFファイルが残っていますが、 この方式で組み込んだデバイスは INFファイルの配置が標準の位置ではありません。 従って、 【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】で自動組み込みされません。 ※↑ この場合は、(Winが誤認識しなければ) 検出されても【不明なデバイス】として認識される可能性が高いでしょう。 プリインストールPCでは C:\windows\options\CABSフォルダの圧縮ファイルに格納されているかも知れませんが、 先述のように、 検出マネージャに全権を委ねてしまった【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】では、 Cabファイルから解凍・抽出しながら組み込む事は不可能です。 従って、 【プリインストールPCを装ったパソコンなのに、実は フロッピーからインストールされた】デバイス を保有する プリインストールPC では、 これを装着した状態=PCを購入した状態なのに、 【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】で自動組み込みされません。 ◆【フロッピーからインストール】したデバイスに対する対応方法は 2つに分かれます。 1つ目の対応方法・・ 外郭デバイスであるなら、自動組み込みの対象として考慮する必要がありません。 田中式完了の後からの 装着-組み込みで構いませんし、 後から組み込む時も【フロッピーからインストール】で構いません。   ※装着したまま 田中式を実行し、【ドライバ要求される〜キャンセル】の方法もあります。    そして、【不明なデバイス】と認識-組み込まれた場合は、    田中式完了-直後 そのデバイス情報はレジストリに組み込まれていません(IRQも割り当てられない)。    多くの場合 問題は起きないようですが、    もし、誤認識-組み込み〜されたりすると、デバイス種別によっては せっかくの田中式の効果が半減します。    それに、システムデバイス-レジストリを再構築しよう〜という時に、自動認識されないデバイスは 外しておくのが無難。 2つ目の対応方法・・ 根幹デバイスとか SCSIカード (特に【HDD等、システムの動作に密着するデータを高速処理するデバイス】を接続する予定のSCSIカード) 等は、 何とかして 【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】の段階で 自動再検出・自動組込みさせるのがベストです。   ※デバイスマネージャで組み込めるデバイスなら、    所定のディレクトリにドライバとINFファイルを事前に配置しておいてから検出させれば自動組み込みされる。 このようなデバイスを 自動再検出・自動組込みさせなかった場合は、 組み込みのタイミングが影響し、例外を除いて 田中式の効果が薄れるだろうと思います。 ただし、それに該当するデバイスが プリインストールマシンに【フロッピーからインストール】されている例は あまり多くないでしょう。それに、【フロッピーからインストール】したという事は増設デバイスですし、、 増設デバイスでありながら かつ 根幹デバイス・SCSIカードの類 に該当するデバイスは少ないハズです。 かつては、Win98がほとんどのデバイスを勝手に自動認識していたので  こんな事を考慮する必要が無かったのですが、以前よりも だんだん田中式処置が難しくなってしまい、  ここがツライ所です。 2つ目の対応方法は 具体的にどうするか、 それは、 http://www.interq.or.jp/jupiter/star3385/Last_Information/AutoProcess_for_UnNownDevice.htm に 詳しく説明してあります。 上記ページの説明を理解して、そのデバイス専用の【ドライバとINFファイルの 本来の所定位置】を把握して下さい。 把握してしまったら、後は少し横着できます。 【フロッピーからインストール】しても、通常 ドライバは所定の場所に置かれていますが、 INFファイルが C:\C_WIN\INF ではなく、C:\C_WIN\INF\OTHER に【長い名前のinfファイル】として配置されていますので、 このINFファイルを 本来の短い名前のINFファイル名で C:\C_WIN\INF にコピーしておいてから 田中式を実行すれば、 【田中式〜Dos再起動〜デバイス検出】で自動組み込みされます。    ※プリインストールマシンのように いちど組み込んであれば、ドライバは所定の場所にもう存在します。 C:\C_WIN\INF にコピーした後 いきなり田中式を実行するのは不安でしょうから、 コピーしたら、田中式を実行する前に、デバイスマネージャで削除〜再起動で 自動組み込みされるか確認できます。   ◇モニター・ディスプレィカード・マウス あるいは【起動HDD接続のSCSIカード】は、    通常モードWin起動のデバイスマネージャで削除すると、その瞬間、デバイス-アクセス不能になります。    モニターなら画面表示が停止する。    そういうデバイス種では セーフモード起動〜デバイスマネージャで削除〜再起動します。 やっかいな事に、プリインストールマシンも、 所定のディレクトリにドライバとINFファイルを事前に配置しておいてから検出させれば自動組み込みされるデバイス なのに、【フロッピーからインストール】している場合があります。 要するに、実質的には通常のWinインストール形態に近く、後で 特定デバイスを手動で組み込み、 全て組み込んだ状態のCドライブをCDメディアに焼いて プリインストール供給しているのです。   ※HP(AutoProcess_for_UnNownDevice.htm 先頭部)に登場するAH氏のFaithマシンもその例。 では、プリインストールマシンの場合は そのデバイスが【フロッピーからインストール】されているかどうか、 どうやって判定すれば良いのか・・・?。 これは、まず C:\C_WIN\INF\OTHER の中を見ます。ここに 【8文字.3文字】の名前形態ではなく 長い名前のINFファイルがあれば、右クリックします。 表示された“プロパティ”で、MS-DOSファイル名の欄に HOGHOG~1.INF 等と表示されています。 “プロパティ”上部には 長い名前で 【Hoge Tech. - EnhancedHogeHoge.inf】等と表示されています。 このような 長い名前のINFファイルが C:\C_WIN\INF\OTHER にあれば、 何かのデバイスが 最初から【フロッピーからインストール】されていたか、あるいは その後、自分で【フロッピーからインストール】した・・・という事です。   ※ただし、最初からインストールされていた場合、【フロッピーからインストール】されたのか、    setup・installコマンドで組み込まれたのかは特定できません。    それが どういうデバイス種のINFファイルであるかで類推します。 上の HOGHOG~1.INF という名前を基に情報検索すると手間がかかります。 レジストリエディタを起動し、【編集→検索】〜(検索対象から【キー】を除外)と操作し、 ~1.INF  を検索すると、いくつかのデバイスキーに到達し、デバイスが判明します。 検索開始するキー位置は、HKEY_LOCAL_MACHINE\System です。 すると、 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class 配下に見つかり、デバイスを特定できます。 これらのデバイスの中から 根幹デバイスとか SCSIカード (特に【HDD等、システムの動作に密着するデータを高速処理するデバイス】を接続する予定のSCSIカード) に該当するデバイスがあるかどうか、探します。 該当するデバイスが無ければ、上記の【2つ目の対応方法】についてはもう考える必要はありません。 参考までに、サウンドカードは 最初から 田中式完了後に組み込むデバイスであり、 オンボードサウンドチップなら、マザーボードBIOSで殺しておきます。 殺せない場合とか、不明なデバイスと認識されて後でマザーボードCDでチップセットと共に組み込む場合は それに従います(手順書に説明あり)。 もうひとつ、ディスプレィカードは 根幹デバイスのようですが、システムデータ制御という意味では 根幹デバイスではありません。 ディスプレィカードはIRQを使わない(必要とする場合でも形式だけ)事で判断できるでしょう。 ディスプレィカードに流れる信号は一方通行であり、 極端に言えばWindowsはこれに全く依存しません。ディスプレィカードに流れる信号に依存しているのは人間です。 キャプチャーカードの場合はIRQを使うのかも知れませんし、キャプチャーカードは私はわかりません。 ただし、田中式完了後に組み込む形で 実績的にキャプチャーカードでも特に注意事項なく効果があります。 では、HOGHOG~1.INF という名前形式のINFファイルで組み込まれたデバイス で、根幹デバイスに該当するデバイスが1つあった・・・と仮定します。  ※【setup・installコマンドで組み込んだデバイス】   もしくは【setup・installコマンドで組み込むべきデバイス】は、この作業の対象外です。   つまり、デバイスマネージャで組み込めるデバイスですから、どちらかと言えば単純なデバイスです。 自分で組み込んだのであれば、 HOGHOG~1.INF と同じ内容のINFファイルが そのデバイスを組み込んだ時のフロッピーに  【8文字.3文字】の名前形態で格納されています。 同じ内容であるかどうかは Dos窓のFCコマンド(fc /b パス\ファイル名 パス\ファイル名)で確認します。 このINFファイルが、田中式処置前に C:\C_WIN\INF にコピーしておくINFファイルです。 自分で組み込んだのでなければ、 C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS 配下で探します。 見つからなければ【CドライブリカバリーCD】で探します。 それでも見つからない場合は、 【フロッピーからインストール】されたデバイスであるなら、作業デレクトリでテキトウに名前変更して構わないでしょう。 あくまでも 【setup・installコマンドで組み込んだデバイス】ではない〜事が条件です。 仮に そうであった↑としても、一度試してみれば判明します。その場合、組み込みに失敗するハズですから、 ご破算にして最初から田中式やり直し(あるいはバックアップ保存しておいて復旧) すみません、乱暴な言い方で。何せ、プリインストールマシンは個別対応すべき部分があるので、ご勘弁下さい。 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ ============================== 日付: 2004.5.7 KI 様    田中方人 > 連続負荷でハングするかどうかの判定に > 3D系のベンチの無限ループもやってみたのですが、 > その時は問題なく25時間程度動作するのに、 > 業務で使うと2〜3時間で落ちてしまう事が連続 【3D系のベンチの無限ループ】って、グラフィック処理でしょうから、 負荷が大きいのは CPU・ビデオカード・メモリ でしょ。 最近のビデオカードは熱の放散も大きいでしょうが、 よっぽどの3Dカードでなければ、 HDDほど放熱が大きくは無いように思いますが・・。 最新のビデオカード事情に疎いので、違ってたらごめんなさい。 業務で使う時の、その部屋の電圧も確認する必要があるかも知れません。 私が12〜3年前に働いていた中村ビルは 新築でありながら、ピーク時に87Vまで落ちていました。   ※地上12階建て地下2階。    NK社(社員500人)が使用 〜〜〜〜〜〜〜〜 ======================================= 以上、 KI 氏への返信。 ================================================== ================================================== ================================================== ================================================== AS 氏 より ※PCのテクニカル的な点で関係無い文章もありますが、 手紙・メールを書く時の 標準的なレベルでの 【マナー】を知って若い方に欲しくて そのまま掲載した部分もあります。 ======================================= 日付: 12/17/2003 はじめまして、ASと申します。 質問メールは受け付けないとのことですが、このメールが田中様に届くでしょうか? (質問するためにメールをお送りしたわけではありませんが…) お暇な時にでもお読み頂ければ幸いです。 今日、初めて田中様のサイトを訪れました。 勿論windows98ユーザーです。 私は極貧のためPCを買い換えることもできず、かといって自作できるほど 知識があるわけでもなく、フリーズも仕方ないものと諦めて過ごしていました。 このPCは友人から譲り受けたもので、友人が所有していた頃から今まで、 数年来にわたって酷使され続けているので不具合が出るのも当たり前だろうと…。 しかし、田中様のサイトを見て、もしかしたらこのPCが少しでも 元気になってくれるかも!(おかしな表現ですが)と思うことができました。 正直申し上げて私の知識では田中様がお書きになっていることを 読むことだけで精一杯な部分も多いのですが、 却って「私がもっと勉強すれば何とかなるかも」という希望と意欲が 沸いてきています。 私は主にPhotoshopでの画像処理、ネットサーフィン、趣味のネット懸賞で PCを使用しています。 田中様もサイト内で書かれていたようにPhotoshopは非常に重い ソフトですし、ネット懸賞では勝手にいくつもウインドウが開いたり やたら滅多ら重い画像や動画がちりばめられています。 リソース不足を自覚している時は、何かしようとするたびに フリーズや強制終了のメッセージが出ないかと怯えています。 Photoshopでは、サイズの大きいブラシを使ったり、選択範囲が大きくなると 「ああやばいな、やばいな…」と思っていると大抵フリーズします。 「やばい」と気づく時にはだいたい、少し遅れて、 その作業をしばらく保存していないことにも気づくのです。 そして案の定フリーズ、それまでの作業が大きく後退〜やり直しとなります。 自業自得といえばそれまでなのですが、あまりにダメージは大きいです。 これはwindows98だからというわけではなくメモリの関係なのでしょうが、 メモリはこのPCで上げられるだけ上げているはずですし(256MB) 単純に増設や交換ではもうどうしようもないことなのかもしれません。 サイトでの実験ではリソースを大きく消費する作業を同時にいくつも 行っていらっしゃいましたよね。 ですので、少しでも今より快適に、不安が少なく、Photoshopが使えたらと思い ダウンロードを考えました。 ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ ですが、現在、いくつか問題があります。 まずは私のPCがプリインストールのPCであることです。 そして私の知識があまりに低レベルなことです。 大雑把というか、慎重さに欠ける性格も問題があるでしょう。 プリインストールについてですが、AHさんという方がプリインストールのPCで 既に実行なさっているのですね。 実は私のPCもSOTEC Mシリーズなので、僅かながら希望を持っています。 とにもかくにも私がもっともっと勉強しなければどうしようもないことですから できるだけたくさん本を読んで勉強しようと思っています。 いずれ、田中様のサイトに書かれていることがすらすら理解できるように なりましたら、必ずダウンロードさせて頂きたいと願っています。 ですから、どうか今後も中傷に負けず、サイトをお続けください。 (私のPCもそれまでに寿命を迎えませんように…(苦笑)) では、長くなりましたがこれで失礼致します。 寒くなりましたのでお体にお気をつけください。 AS ======================================= 前略 昨年メールさせて頂いた、ASです。 お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。 また、ご多忙のところ非常にご丁寧なメールありがとうございました。 とてもとてもPCを買い換える資金がありませんので、 田中様からのアドバイスを活かし、1日でも長くこのPCを 使っていきたい(というか使っていかなければならない)と思っています。 このPCの使用年数は3年どころではなく、恐らく5年くらいは 使われ続けていると思います。 我が家に来てから既に2年弱ですし…。 一昨年末、起動の際や使用中に変な音が聞こえてきて、 ものすごく不安定な状態が頻発しましたので 昨年はじめにHDDは交換いたしました。 とはいっても交換は自分でやったのではなく、 友人の友人であるSEをやっている方にお願いしました。 なので私自身の経験値は全く上がっていません。 しばらくはかなり快適だったのですが、1〜2ヶ月ほど前から また度々フリーズするようになってきてしまいました。 その頃、必要に迫られてOSをIE6にバージョンアップしたせいかと思い、 用件がすんでからはバージョンを元に戻しました。 戻してからはそれまでほどはフリーズはしなくなりましたが、 全くないというわけではありません。 WINDOWS98にはIE5.1が適しているそうですが(私は5です) マイクロソフトは今IE6のサポートばかりですね。 いろいろなオンラインサービスを使おうとしても、セキュリティの関係で IE5.5以上を推奨していて、サービスを受けられないことがあります。 そのために仕方なく一時的に6にバージョンアップをしたのですが、 (できれば5.5にしたかったのですが) あまりにその後のPCの挙動が重いしフリーズが多いし、参りました。 ※友人に5.5を譲ってもらったので近いうちにインストールする予定です 田中様のメールでご指摘頂いた電池の交換などについては 恐らく購入してから全く交換はしていないと思います。 (少なくとも私はやっていません) 今度、たっぷり時間が取れる時に電池の交換、内部の掃除を やりたいと思います。 どう考えても手際よく作業できるとは思いませんので…。 田中様のサイトや田中様にお教え頂いたサイトでいろいろ勉強してからになります ね。 以前一度だけケースを開けたことがあるのですが(ケーブルが抜けていた) 「壊したら困る」という意識が強く働いて、 「ああ怖い怖い…」と怯えながらケーブルを差し込んで早急に閉じてしまいました。 BIOS設定画面も間違って変なキーを押して判らなくなったら自分では直せないので 私の中では決して触ってはいけない瞬間になっています。 HDDを交換してくれた友人の友人は勿論このあたりをすらすらとこなしていたのです が、 私は感心するばかりで 今 何をやっているのか、 それをやるとどうなるのかなどを聞くこともありませんでした。 時間もなかったので作業の妨げになる会話などができなかったのもあるのですが その時に少しでも何かを教えてもらっていたらよかったと後悔しています。 近所にPCパーツのジャンク屋さんができたので、そこで安く本体を買ってきて 分解して内部構造の理解を深めて恐怖心を克服しようと思っています。 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ 田中式の導入手順もご解説頂き、ありがとうございます。 まだ私は田中式の導入の入り口にも立てていない状況ですので、 今はまず田中様からのメールを完璧に把握することに努めたいと思います。 導入できる自信がつきましたら改めてご連絡させて頂きます。 ですので、私についてAHさんへのご連絡も当分はして頂かなくても よいかと思っています。 まだまだ私の勉強には時間が掛かるでしょうから、 せっかくアドバイスを頂いてもしばらく実行しないでいて、 「あの人まだやってないの?わざわざ教えたのに…」 という思いにさせてしまっては申し訳ないですし…。 (このことについては田中様から頂いたメールも少々心苦しいというか まさに身に余るご厚意で、ありがたく、申し訳なく…) 田中様には本当に、返信を頂けただけでも嬉しいというのに 様々なアドバイスをして頂き感謝に堪えません。 先に書きましたが、まずはお教え頂いた中で私でも何とかできそうな 掃除と電池交換をし、 ステップアップを重ねていずれ大目標である田中式に到達したいと思います。 お忙しい中、お時間を割いて頂き誠にありがとうございました! AS ================================================== ================================================== AS 氏 へ ======================================= AS 様    田中方人 〜〜〜〜〜〜〜〜 さて、頂いたメールの内容についてお話します。 力不足にもかかわらず、AH氏の部分まで読んでくださったことで、 私も 丁寧にご説明します。 ●数年来にわたって酷使され続けている件 3年程度の使用であれば、HDDさえ交換すれば 新品同様に使えます。 注意事項として、 マシンケース内部のホコリ・タバコの煙の付着・油性の汚れの混ざったホコリの付着が多いと、 マシン内部の温度上昇につながり、 Windowsの不安定以前に マシンが物理的に不安定になります。 使用環境によっては、最低でも 1年に1回は マシン内部を点検する必要があります。 マシン内部を掃除する時、掃除機のエアホースを逆向きにして 空気を吹き付けるのは禁物です。 あの空気の中は 静電気を帯びていますから。 手頃な方法で【安全確実】な掃除方法は、 1000円くらいで薬局で売られている【純度100%に近いエチルアルコール】を買ってくることです。   ※メチルアルコールでも良いかもしれませんが、    エチルアルコールの方が良いでしょう。金額は大差ないハズです。 “糸クズ・ホコリ”がほとんど出ない布きれをよ〜く洗濯し、 乾燥したら、 これに エチルアルコールを染み込ませて マシン内部のマザーボードの汚れを拭き取るのです。 細かい箇所は、綿棒を使って下さい。 マザーボードメーカーは、組み上がったマザーボードに付着した【切りクズ】を除去する作業において、 エチルアルコールの中に浸して洗浄しています。 もちろん、マシン内部といっても、部品に関係ない場所・部品から距離のある場所の汚れは、 普通に(少しだけ)水で湿らせた布で拭いてもOKです。 ただし、マシン筐体(ケース)を開けたら、作業にとりかかる前に ●最初に 手首に静電気対策をしておく必要があります。 手首に静電気対策コードを結び付けておけば、部品が静電気破壊される心配はありません。 電気屋さんで、ソケットなどが装着されていない安物の電源ケーブルを【測り売り】で買ってきます。 2本が対になっていますよね。 これを引き裂いて 1本にします。 1本のケーブルの端を5cm程度 ビニールを剥いて 芯線を露出させます。 反対側の端を30cm程度 芯線を露出させます。  (こちら側は 手首に巻き付ける方です) もう1本も 同じようにします。 5cm程度 剥いた方は、掃除の作業にかかる前に 地面に埋め込みます。(アースです) マシンを掃除する時に限らず、 マシン内部を触る時/部品交換・増設する時などは、常に、手首に【静電気対策】を施してから マシン内部に触れます。 ●ある程度 通常使用したマシンにメモリ増設・部品増設をする場合は、  接点の汚れに注意してください。  1〜2年使用したマシンのマザーボードに メモリ増設する場合は、  メモリを増設する接続部分は キレイにするのは大変です。  私は 新しくマシンを組みたてた時や マザーボードを交換した時などは、  マザーボードをマシンケースに装着する前に、  最初から、テーブルの上で、 空いている メモリ装着スロットに【目張り】をして  接点を 汚れの付着から遮断してしまいます。 本当は、こういう事は、PC販売店やPC雑誌が教えるべきことですが、 「駄目になれば新しく買ってくれる」〜という腹があるので、 そういう事を教える記事には お目にかかったことがありません。 ●3年程度 使ったマシンで もっと使い続けるつもりなら、  マザーボードの【ボタン電池】を交換した方がよいでしょう。  これは、マザーボードメーカーなり PCメーカーに聞けば、電池の型番を教えてくれます。  あるいは、マザーボードから取り外した【ボタン電池】を持って カメラ屋か時計店に行き、  「これと同じ電池か、互換の電池を下さい」と言えば良いでしょう。  300円くらいです。  マザーボードには、  PC起動の最初の動作を行うための BIOSという基本ソフトが組み込まれています。   (Basic Input Outout System。 これは 電池が無くなっても消えません)    PC起動の最初の動作を“選択/決定”するための設定が 別の場所に記憶されています。  フラッシュメモリ とか CMOS とか呼ばれています。  この設定値が 電池によって保持されています。  したがって、  電池の寿命が尽きる頃になると、PC起動の最初の動作が不安定になったりするでしょう。    電池の寿命は7年 もつことになっていますが、  これは 電池製造からの年数であって、  マザーボードに電池を取り付けた時点からの年数ではありません。  また、マシンを使わなくても、マザーボードに電池を装着しなくても、  自然放電によって 電池は少しずつ失われていきます。    マザーボードメーカーは 電池をまとめ買いしてストックしておいて使いますから、  あまり数が売れないメーカーの場合、  2年程度で寿命が尽きる場合もあります。  HPのモニターに参加した桧垣氏は レポート提出後、マザーボードのBIOSを壊してしまい、  私が以前使っていた【AX6BC typeR】を譲ったのですが、  AOpenという有名なメーカーのマザーボードであったにもかかわらず、  譲った時には そろそろ電池の寿命が近い状態でした。   (譲った時点で、購入時から2年しか経過していませんでした)  電池を交換するには、  まず、マーザーボードを PCから取り外す必要がありますから、  その前に PC内部のほとんどの部品をPCケースから外すことになります。  どの部品がどの位置に どのように装着され、  どのケーブルが どの位置に どのように接続されているか 克明にメモしながら外していきます。  (簡単な絵を描いて)。  つまり、知識が不足していても 元の状態に戻せるようにするためです。  ピンを抜かないとデバイスを外せない【ピン】は、ピンの位置も記録します。  面倒なようでも、これは 後で 必ず役に立ちます。  これは初級者には不安の伴う作業ですし、間違えると事件です。  従って、  いきなり 現在使用中のマシンで行わず、  ネットで 中古PCの安いものを1万円位で入手し、これで練習すると良いでしょう。   (電池交換も。)  現在のPC事情では 中古1万円のPCでも 結構 使えます。    電池の交換方法は、小さなドライバーで行います。  電池周囲がプラスチックで覆われていて上手く外せないマザーボードも 中にはあります。  そういう場合は、  【基板専用の半田ゴテ】(1500円くらいだったかな)を使って、  電池周囲部分のごく一部だけをエグルように少しだけ溶かします。  私のP3B−Fマザーも こうやりました。  新しい電池を装着したら、  溶かした部分を 再び 半田ゴテで元に戻します。  一般用の半田ゴテを使ってはいけません。    ※一般用の半田ゴテはコテの先端部が太く、温度も高温になります。     相当に熟練した人でないと、     余計なところまで溶かしたりしますし、     ちょっと時間をオーバーしても 隣の場所まで温度が上がって 集積回路が駄目になります。      【基板専用の半田ゴテ】は、温度が ある一定以上は上がらないようになっています。      (先端部が細い)  愛着心をもって、ゆっくり慎重に構えて行えば、難しい作業ではありません。 ●電池の交換についての注意事項は、基本的な事は少しだけ私のHPに書いてありますが、  いざ行う場合は、  ネットで調べて勉強して下さい。  電池を交換しますと、上で述べた【BIOS設定値】が失われていますから、  必ず マシン起動の最初に BIOS設定画面に入って 設定する必要があります。  ですから、  普段から、時々は BIOS設定画面に入る練習をしておいて下さい。  と共に、  通常に動作している時のBIOS設定を 全て ノートに記録しておいた方が安心です。  特に 初級の方は 必ず ノートに記録しておくべきでしょう。  それがイヤな人は、  電池がなくなった時点でPCを買い替えるか、  マザーボードを買い換えるか、メーカーに郵送して手数料を払うことになります。 私のHPの電池交換の記述は、 【田中式処置ダウンロード入り口ページ】に書いてあります。 電池交換以外にも大切なことが書いてありますから、 まだ読んでいないのであれば、読んでおいて下さい。 http://www.interq.or.jp/jupiter/star3385/inner_Page/in_Top2.htm ⇒ 【freeDL.cgi】 【freeDL.cgi】は、URL入力したり ブックマークから入っても閲覧できないようにしてあります。 必ず in_Top2.htm から開いて下さい。 ●完成品メーカーのPCでも 必ず マザーボードには BIOSを搭載しており、  BIOSの設定画面があります。  設定画面に入る操作は、  PC起動の最初に 英語で 小さな文字が表示される画面で【Del】キー等を押すことによって  設定画面に入ります。  どのキーを押して入るかは マザーボードによって異なりますが、  かなり多くのマザーボードで 【Del】キー等を押すようになっています。  【Del】キー等を押すタイミングは数秒しかありませんから、  慣れない内は、少し早い段階で 繰り返し 連続的にキーを押せば良いでしょう。  完成品メーカーのPCでは、BIOS設定の説明は書かれていない事がほとんどです。  BIOS設定画面に試しに入って、  そのBIOSが どのメーカーのBIOSであるかは タイトルでわかります。  良く似たBIOSについて書かれている参考書を参考にすることになりますが、  基本的な設定は それで何とかなりますが、  あくまでも 型番ちがいのマザーボード/型番ちがいのBIOS についての知識ですから、  よく解らない項目は 変更してはいけません。  また、  通常、ほとんどの項目は 変更しなくても良いハズです。  ただし、  接続するプリンターの種類を変更した時などは、  プリンターのデータ転送方式が異なれば、マザーボードのBIOSの該当項目を変更する  必要があります。    まずは、BIOS設定画面に入ってみて BIOSタイトルで BIOSメーカーを知り、  BIOSの種類を類推し、参考書を見つけることです。  次は、BIOS設定画面を体験することです。  基本的なことは参考書に書いてありますから、それを勉強することです。  難しいことは書いてありませんが、  PCの初期動作やPCの内部的なことについての知識を ある程度 要求されます。  また、  項目よっては、多少ばかり 英語の基礎(中学3年程度)も必要ですが、  英語の苦手な人でも、  基礎的な主語・述語の使い方を忘れていなければ、  辞書を片手になんとかなります。  (学生用の辞書は駄目です。) ======================================= 以下に、マザーボードの基礎 と PCの基礎について役に立ちそうなサイトを紹介しますから、 訪問してみて下さい。 1.【マザーボード】など (ただし、マザーBIOSのメーカーは AWARD) _■◎_AWARD BIOS用語集_◎■ http://www.fishbone.gr.jp/~toshi/award_help/index_Award.htm   ※AWARDメーカーのものですが、少し応用力があれば、    他メーカーBIOS使用の人にも参考書となる。 BIOSの解説・設定方法、BIOSアップデート http://www.venus.dti.ne.jp/~ohya/ FASUSよくある質問Slot1 http://www.nifty.ne.jp/forum/fasus/faq/a_faq8.htm 2.【PCについて】 パソコンの仕組み http://pc1.moo.jp/ ↑このサイトは、PCの仕組みを勉強するには 私の知るサイトの中では最高のサイトです。 ストレージの基礎知識 http://www.jp.ibm.com/storage/basic/index.html ストレージ関連用語 A - Z http://www.jp.ibm.com/storage/basic/word/wordb.htm Goma's Hardware INFO -Main Page- http://www.minato.net/~gomakyu/hardware/index.shtml 3.【その他】 Memtest86 - メモリ診断ページ http://www.kiss.taihaku.sendai.jp/~fuji/memtest86.html memtest86でメモリをチェック http://intel800.tripod.co.jp/mem86.htm ======================================= >「ああやばいな、やばいな…」と思っていると大抵フリーズします。 思わず笑ってしまいました。 ★★★ プリインストールPC記事 (開始)★★★ >ですが、現在、いくつか問題があります。 >まずは私のPCがプリインストールのPCであることです。 いずれ勉強なさるのであれば、 もうひとつの道もあるでしょう。 つまり、組みたてPCの知識を勉強し、 安いPC中古パーツを集めて PCを組みたててしまうことです。 ここまで PCの性能が上がって低価格したら、 現在使用のPCにそんなに拘らなくても・・という気もします。 >実は私のPCもSOTEC Mシリーズなので、僅かながら希望を持っています。 でしたら、きちんとアンインスロールすれば処置できるハズです。 ハードウェアデバイスと【対(ペア)】となっているソフトウェアもありますから、 これには注意すべきでしょう。 それほど多くのハードウェアが組み込まれてはいないはずです。 そして、 処置の前に取り外すべきデバイスは【ネットワークカード/LANカード/モデムカード】の類です。 そして、【サウンドカード】です。  ※マザーボード組み込みのサウンドチップも サウンドカードと同じ。 カードによっては取り外さなくても構わないカードもありますが、 基本的には、 取り外すか、 あるいは マザーボードBIOSで殺しておくかの どちらかです。 アンインスロールの手順としては、次のような作業となります。 まず、自分のPCにインストールされているソフトウェアの内、 Win起動と共に 自動実行されているソフトウェアが何であるかを把握する。 その内、 【ネットワークカード/LANカード/モデムカード】が装着されている事を前提とする ソフトウェア が 何であるかを把握する。   ※Win起動と共に自動実行するのではないソフトウェアは関係ありません。    アンインストールする必要はありません。     (田中式処置は ソフトウェア設定には触れませんから。)    そのソフトが 仮に ジョウキデバイスを前提とするソフトであったとしても、    それを うっかり起動しなければ良いだけの事です。 【ネットワークカード/LANカード/モデムカード】が装着されている事を前提とする ソフトウェア を把握したら、 これを、イザ 処置の前に アンインスロールするのですが、 その順序は 基本的に 次の通りです。 1.ソフトウェアをアンインストールする。   (再起動を要求されたら↑従う) 2.デバイスマネージャで、ペアの該当ハードウェアを削除する。 3.PC電源を切る。 4.PC背面に【マザーボード専用の電源スィッチ】があれば、これもOFFにする。 5.PCの電源コードを抜く。 6.デバイスを取り外す。 上の3、4、5 の逆の順番で 電源を入れる操作をしてPCを起動する。 つまり、 4と5に関して言えば、 電源コードを接続する前に 【マザーボード専用の電源スィッチ】が入っていると、 “ショック”があって良くないのです。 考え方としては、 最も“根幹的なハードウェア”の電源スィッチは最後に入れるのです。 現在は、ショックに対する対応能力が向上し、 モニターとPCが一緒にONになるのが普通のようですが、 基本は、 モニターの電源をONにして 次にPC本体の電源をONにします。 “ショック”に対して敏感な方を 後からONにするのです。 切る時は、“ショック”に対して敏感な方を先に切ります。 即ち、PC本体を切ってから 次にモニターの電源を切ります(これは昔は常識でした)。 それとは少し別の意味で、 PC背面の【サービス電源】に 電源消費量の大きなデバイスをつなぐのは良くありません。 【サウンドカード】は、 インストール時に 非常に複雑な設定が行われています。 この事が、 田中式処置の前に サウンドカードを外しておく必要性(理由)の大きな要因です。 【サウンドカード/および、サウンドカードのソフトウェア】のアンインストールは、 サウンドカードメーカー側から 専用のアンインストーラーが用意されている物も多いでしょう。 そのような場合は、そのアンインストーラーを使い、その指示される手順に従って下さい。  (アプリの追加と削除アイコンではなく。)   ※また、 中には    ソフトウェアによっては、そのソフトウェア専用の設定画面で【休止】する設定にできる    ソフトウェアも存在します。    その場合は、【休止】させれば、ペアとなるハードウェアデバイスにアクセスは起きませんから、    アンインストールせずに ハードウェアデバイスだけを外せば良いですが、    あまり期待しないで下さい。    と言うのは、田中式処置の途中で、そのハードウェアを装着した時に Winが検出し、    ドライバを要求してきます。その時、その組み込みに困る場合があります。    つまり、ドライバだけを組み込む【ドライバセット】を用意されていない場合が多いからです。    現在のサウンドカードは、    必ず setup.exe実行によって ユーティリティーと一緒にドライバを組み込むようになっています。 16ビット版のサウンドカード(例 : サウンドブラスター16)であれば、 【ドライバだけを組み込む】ためのフロッピーを用意されているので、 例外的に Winインストールも 田中式処置も、サウンドカードを装着した状態でも大丈夫ですが、 その場合でも、田中式実行の前に ペアとなるユーティティーはアンインストールしておいた方が良いでしょう。 以上のようにして、ソフトウェアをアンインストールしたら、 後は、 田中式の【_1_事前の準備と環境設定.txt】に書いてあります。  ◆「スタートメニュー」で「***のログオフ」が出現しない事 ・・・◆Windowsログオン・・・・・・ が、事前の準備として 重要な事ですが、 ネットワークデバイスが装着されていると、 上の2つの◆で示した設定にしたくても、Winがネットワークデバイスを検出し、 Winが勝手に ネットワーク用の【仮想デバイス】を組み込んでしまうハズです。 【仮想デバイス】を組み込まれた時点で、***のログオフが出現してしまうと思います。 ★★★ プリインストールPC記事 (ここまで)★★★ ======================================= >これはwindows98だからというわけではなくメモリの関係なのでしょうが、 >メモリはこのPCで上げられるだけ上げているはずですし(256MB) >単純に増設や交換ではもうどうしようもないことなのかもしれません。 Photoshopを使うに当っては、搭載メモリ量は 処理スピード・快適感に大きく影響するでしょう。 でも、 フリーズするかどうか・・は全く別の話です(原理から考えても)。 Win98・Win95で 【Photoshop】と【Picture何とか】を使っていた事がありますが、 メモリ128MBで 大きな画像ファイルを操作すると、 処理が遅くてイライラしたりしましたが、フリーズはしませんでしたよ。 遊びで操作する時は、 スワップファイル(仮想メモリ)の処理の進み具合と  画像表示の進み具合 とが連動している状況を見て、 面白く感じたりしたものです。 田中式処置を施していないWin98では【Photoshop】を使ったことが無いですけど、 Win98でも、メモリ384〜512MBを積めば、【Photoshop】といえども結構 快適に使えるでしょう。  (フリーズが解消すれば・・の話ですが) 亀さんなんか、【Photoshop】より もっと重い作業を【田中式Win98】でやっていますし・・。  ※田中式処置を施していないWin98では、   どうせ 何をやっても すぐフリーズする事はわかっているので、   メモリを食う【Photoshop】なんか使う気になりませんでした。   このP3B-Fマザーボードだって、   処置前は 1日に数回フリーズするのは普通です。   このマザーで処置を施してから 1年半 経過しますが、   フリーズしたのは、最近 ひどい無茶をした時に1回フリーズしただけです。 初心者の目から見て、体験的という意味で「SOTEC Mシリーズで処置を行う時に何に注意したか」 という事については、 SOTECマシンでは 私が自分で行っていないので何も言えません。 機会があったら、AH氏に話してみましょう。 彼が ASさんとコンタクトをとることに同意すれば・・の話ですが。 最後に、 エチルアルコールは、薬局では2〜3種類 売っていますが、 消毒用として売られているエチルアルコールは 純度が80%しかありません。 純度が100%に近くない物は、電気的な接点を拭くのには適していません。 また、 綿棒にエチルアルコール等を染み込ませて拭く場合は、 拭く場所によっては、引っ掛かるので 綿棒の糸クズが付着しないように。 基板に“トゲトゲ”があるような場所は、こするように拭くのではなく、抑えつけるように拭きます。 拡張カードの接点部分などは、他の部分をキレイにした後で、最後に 念入りにキレイにします。 もうひとつ。 エチルアルコールを大きな瓶に入れたままで 綿棒を直接そこに入れて浸すのは良くありません。 1回どこかを拭いた綿棒を2度とエチルアルコールの瓶に浸さないのなら構いませんが、 エチルアルコールを 2〜3つの小さな瓶に小分けし、 拭く場所によって 使い分ける方が良いでしょう。 ======================================= 以上、 AS 氏への返信。 ================================================== ================================================== ==================================================