★このテキストによる操作手順を実行する前に、このテキストを上から下まで全部読んで下さい。 ★このテキストで説明する内容・用語について 1箇所でも理解できない人は、  このテキストによる操作手順を実行しないで下さい。 ★このテキストの操作手順を実行する前に、必ず、事前に ScanRegW.exeを実行して レジストリを保存して下さい。  ScanRegW.exe実行(保存)の方法は書きません。  (これ↑を知らないような人は このテキストによる操作は難しいでしょう。) ★「間違えたかな〜」と感じたら、楽観せずに 事前にScanRegW.exe実行(保存)した時のレジストリを復旧して下さい。  レジストリの復旧方法を知らない人も 先の「不可能な人」ですが、  (しようがない。笑。) 1.PCを再起動し、【Command Prompt Only】を選択して Dos起動する。 2.Scanreg /restore と入力し、   前に ScanRegW.exe実行(保存)した時の時刻と一致するバックアップを選択し 復旧する。・・PCを再起動。 ★間違えずに操作すれば、下記の操作によって得られる【Windows98の挙動の変化】による弊害は 一切ありません。  1999年から3年以上の間 私は このスタイルで運用しています。  (拡張子アクションの設定変更は 元々 ローカルなものであり、本質的に安定度に影響するものではありません。) ★このテキストの操作手順を実行する前に、マウスの設定をチェックして下さい。 《必須》マウスの設定で、【ワンクリック】で実行される状態の人は 【クリック方法の設定】を変更して下さい。  【シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開く】ように設定して下さい。   (エクスプローラで【表示 ⇒ フォルダオプション ⇒ カスタム設定】で設定を変更します。) 《推奨》・かなり速いタイミングで2回クリックした時に「ダブルクリック」として認識される様に設定して下さい。     ・何かを開いたり実行する時は、なるべく「右クリック → 開く」を選ぶようにして下さい。 =============================================== ★まず、  「変更しない方が良い」と思われる部分について、【元々の設定内容】は どうであるかを 下記に記述します。 <エクスプローラーでの表示> 結合(&G) regedit.exe "%1"   (↑「%1」の前後が「""」で囲まれていない人は、「""」で囲まれたスタイルにした方が モアベター。) -------------------------- <Regファイルでの記述> [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open] @="結合(&G)" "EditFlags"=hex:01,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open\command] @="regedit.exe \"%1\""  注意 : ↑この部分は 【 @="C:\\WINDOWS\\Regedit.exe \"%1\"" 】ではない。(問題は無いだろうが・・。) =============================================== ★操作手順の概要 【注意】: 上級者以外の方は、この概要を読んだだけで実際の操作をする事はしないで下さい。  ◇【ネット接続】を切り、起動中のアプリケーションを終了させる。  ◇【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell】の配下のレジストリを書き出す。  ◇書き出したRegファイルから 【結合アクション(open と open\command)】のブロックを削除する。  ◇Regファイル内で、アクションの種類(起動させるアプリケーションの記述ブロック)を ブロック単位で入れ替える。    (ここで操作した結果としての【Regファイル内での“アクションの記述順番”】が、【プロパティシートでの表示順番】となる。)  ◇“上書き”し、編集作業を終了。  ◇エクスプローラーの【拡張子アクションの設定】で、“結合アクション”以外のアクションを 全て削除する。   (【クイックビューアを使用する】のチェックも外す。)   (「拡張子表示」のチェックボックスは【チェック有り】が望ましい。)  ◇上で作成した【“結合アクション”を含まないRegファイル】を エクスプローラーで結合する。  ◇エクスプローラーで、“結合アクション”を 削除する。  ◇エクスプローラーで、“結合アクション”を再登録する(手作業)。   (アクション名は open)   (アプリケーション入力欄は regedit.exe "%1")   注意事項として、アクション名を 結合(&G) として登録すると 良くない。  ◇レジストリエディタを起動し、   HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open の【標準】の値に、結合(&G) を入力する。   レジストリエディタを終了し、完了。 以下の操作手順は 中級者までの方のために書きました。 生命保険約款書 のようで くどい書き方ですが、 操作に不慣れな人が間違えないように〜との配慮で ↓こうなってしまいました。 =============================================== ★予備知識 【レジストリエディタで“レジストリを書き出す”場合の基礎知識】 レジストリエディタの左ウインドーで どれかのフォルダを左クリックした状態で「レジストリ書き出し」を行えば、 その 左クリックしたフォルダ配下のレジストリが書き出される。 もっと具体的に説明すると 次のような挙動となる。   ◇レジストリエディタの左ウインドーで 【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile】の【regfileフォルダ】を左クリックした状態で    「レジストリ書き出し」を行えば 【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile】の配下のレジストリが書き出される。   ◇レジストリエディタの左ウインドーで 【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell】の【shellフォルダ】を左クリックした状態で    「レジストリ書き出し」を行えば 【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell】の配下のレジストリが書き出される。 =============================================== ★実際の操作手順 テーマ : <Regファイルを右クリックした時に【安全なプロパティシート】を表示させる。> 手 順 : 以下の操作は、ネット接続していない状態で かつ アプリケーションを終了させた状態で行うべし。  ◇このテキストを、   最後まで エディタか“メモ帳(notepad.exe)”で閲覧しながら操作する事は 問題は無い。 1.【“結合アクション”を含まないRegファイル】を事前に作成しておく。      ※このテキスト最後に 【初期設定の場合の“編集例”】がある(<参考 1> と <参考 2>)。        ( <参考 3> の【私の場合の例】も参考になります。)  詳細   ◇レジストリエディタを起動する。   ◇【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell】の配下のレジストリを書き出す。     (ファイル名は“半角英字”で。全角文字を使わない事。拡張子は REG または reg にする。)     (ファイル名に \の文字を混ぜない。)     (保存先は 階層の浅いフォルダに。)   ◇レジストリエディタを終了する。   ◇いま書き出したRegファイルを 下記の手順に従って エディタかメモ帳で編集する。   ◇上記の“レジストリを書き出す”部分の作業で、    うっかり【HKEY_CLASSES_ROOT\regfile】の直下を書き出してしまった人は、“レジストリ書き出し”をやり直す。    “書き出すレジストリ内容”を間違えていなければ、    いま書き出したRegファイルの中身は ↓次のようになっているハズである。    1行目は REGEDIT4 であり、次の空白行1行 の次の行は、[HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell] である。   ◇書き出したRegファイルから 【結合アクション(open と open\command)】のブロックを削除する。     (下方の <参考 2> を参考にする。)    <注意> 編集前のスタイルを崩さない事。(即ち、Regファイル記述のルールを守るべし。)         文字単位で編集したりしないこと!。         【EditFlags】の項目が無い人は 気にしないこと。(Windowsが自動制御する。)         行頭にスペースを追加したりしないこと。         上下の“行間アキの行数”を増減しないこと。         最後が“1行アキ”となっているが、「最後1行アキ」の状態を維持する。   ◇さらに、次のように編集する。    右クリック時に表示される【プロパティシート】での順番が“自分好み”となるように、    アクションの種類(起動させるアプリケーションの記述ブロック)を ブロック単位で入れ替える。    ただし、アクションの名前を表すkey と アクションの実際の動作を示すkey の順番を 入れ替えてはならない。    つまり、    例えば、【HKEY 〜 \regfile\shell\edit】のブロック と 【HKEY 〜 \regfile\shell\edit\command】のブロック との    相対的な位置関係を変化させてはならない。    (ここで操作した結果としての【Regファイル内での“アクションの記述順番”】が、【プロパティシートでの表示順番】となる。)       ◆要するに、        【起動させるアプリケーションの記述ブロック】の順番を入れ替えるだけであり、それ以外の編集をしないこと!。   ◇ここまでの手順を間違えていなければ 【HKEY〜regfile\QuickView】のブロックは消去されているハズだが、    このブロックが存在する人は、そのブロックの位置は下方に位置させたまま維持した方が良いであろう。   ◇“上書き”し、編集作業を終了。 2.エクスプローラーを1つだけ起動した状態で、  【表示→フォルダオプション→ ファイルの種類】で 拡張子アクションの設定操作の場面に入る。  【レジストリの項目】を選択し、設定の編集を開始する。  “結合アクション”以外のアクションを 全て削除する。   クイックビューアのアクションも削除する。(【クイックビューアを使用する】のチェックを外す。)   「常に拡張子を表示する」のチェックボックスの【チェック有り・無し】は 触らなくても良いが、【チェック有り】が望ましい。  【OK】を押しながら、拡張子アクションの設定操作のダイアログボックスを 全て閉じる。 3.さきほど作成した【“結合アクション”を含まないRegファイル】を エクスプローラーで結合する。 4.エクスプローラーの【表示→フォルダオプション→ ファイルの種類】で 拡張子アクションの設定操作の場面に入る。  【レジストリの項目】を選択し、設定の編集を開始する。  “結合アクション”を 削除する。  【OK】を押しながら、拡張子アクションの設定操作のダイアログボックスを 全て閉じる。 5.エクスプローラーの【表示→フォルダオプション→ ファイルの種類】で 拡張子アクションの設定操作の場面に入る。  【レジストリの項目】を選択し、設定の編集を開始する。  “結合アクション”を再登録する(アクション名は open で登録する)。←手作業で入力する。   この時、このテキストの最初に示した【元々の設定内容】を参考にする。   即ち、【アクションを実行するアプリケーション】の入力欄には regedit.exe "%1" と入力する。   (全て 半角で入力する。"%1"の前に半角空白が1つ。)    ◇注意事項として、アクション名を 結合(&G) として登録すると 良くない。(下方に 注釈 あり。)  【OK】を押しながら、拡張子アクションの設定操作のダイアログボックスを 全て閉じる。    ◇ここまでの 5の作業によって、     結果的に、エクスプローラーでの【アクション名の表示】が “開く”となるが、 動作は “インポート動作”であり 正常。 6.エクスプローラーを閉じる。   レジストリエディタを起動する。   左ウインドーで、 HKEY_CLASSES_ROOT → regfile → shell の順番に、フォルダをダブルクリックし、   HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell の配下の openキーを左クリックする。   HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open が開いた状態となる。   レジストリエディタの下部の“ステータスバー”に HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open と表示されている。   右ウインドーの 名前欄に【標準】が表示されている。   右ウインドーの 【標準】をダブルクリックする。   【文字列の編集】のダイアログボックスで、【値のデータ(V)】の入力欄に 結合(&G) を入力して、【OK】を押す。    (上の行の【結合(&G)】の文字列をコピーして貼り付ければ良い。↑ )    (入力欄の説明で、【結合(&G)】の「結」の文字の左側と 「(&G)」の文字列の右側には、空白は無し。)   レジストリエディタを終了する。   完了。 以上の1〜6 までの操作で 作業は全て終了。 Regファイルを右クリックすると、右クリック時に 【安全なプロパティシート】が表示されるようになっている。 ★ポイントは、【レジストリ登録内容】を いったん削除し、データの順番を入れ替えてから 再登録した点です。  つまり、ここでは Regファイルに対するアクションの部分だけですが 再構築したのです。  【レジストリの論理構造】に変化はありません。 =============================================== < 5の注意事項 に関する注釈 > エクスプローラーにて アクション名を 結合(&G) で登録しても、普通に動作するようである。 この場合、 HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\結合(G) と なってしまう。 日本語対応のWindows95・Windows98では そのようにしても良いことになっており、 私が 試した限りでも普通に動作する。 しかし、元々 Windowsは英語を基本として作られており、キー名に 日本語(2バイト文字)を使う事は 好ましくない。  (【表示する文字】については 全く問題は無い。) 特に レジストリfileに関するアクション設定では キー名に 日本語を使う事は避けた方が賢明であろう。 ============================================== < 参考 1> 初期設定の【“Regファイルクリック”の拡張子アクション】の レジストリ内容 ( HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell の配下のみを書き出した物。 ) (下の「−−−」でサンドイッチされた部分。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− REGEDIT4 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell] @="" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open] @="結合(&G)" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open\command] @="regedit.exe \"%1\"" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print] @="" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE /p %1" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit] @="編集(&E)" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE %1" −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ============================================== ============================================== <参考 2> 編集例 元々のレジストリ内容が 上の< 参考 1>と同じ内容であれば、 < 参考 1>を  この <参考 2>のように編集する。 (下の「−−−」でサンドイッチされた部分。)   ここでは、説明の便宜上、   【結合アクション(open と open\command)】のブロックを残したままでの編集を 先に行う。 ◆【HKEY〜shell\open】のブロック と 【HKEY〜shell\open\command】のブロック を  “1組のペアブロック”と考えて、  ブロックごと、“他のペアブロック”との位置関係を変更する。・・・ただ それだけ。 ◆文字列を 直接 編集してはいけない。 ◆【HKEY〜shell\edit】のブロック と【HKEY〜shell\edit\command】のブロック も “1組のペアブロック”  と考える。 ◆【HKEY〜shell\open】のブロックも 【HKEY〜shell\edit】のブロックも、   必ず 【HKEY〜regfile\shell】のブロック(この場合2行)の 下に存在させるべし。 ◆“1行アキ”になっている箇所は、その状態を維持する。 ◆【HKEY〜regfile\shell】のブロックよりも下のブロックに関しては、  それぞれの“ペアブロック”同士の 相対的位置関係は、好きなように入れ替えてもOK。  即ち、“【edit + edit\command】のペアブロック”を “【print + print\command】のペアブロック”よりも  下に位置付けても構わない。  ここで“ペアブロック同士”を入れ替えた結果としての順番が “右クリックした時の表示順”となる。  (それで便利な人は あまりいないが・・。) ◆最後の部分が“1行アキ”となっているが、「最後1行アキ」の状態を維持する。 ◆【EditFlags】の“存在する・しない”は、気にせず、あなたの元の状態を維持する。   すると、すぐ下に示すような内容となる。(下の「−−−」でサンドイッチされた部分。)    ★★最後に、      【結合アクション(open と open\command)】のペアブロックを削除する。   こうして、【“結合アクション”を含まないRegファイル】 が出来あがる。 −−−−−−− 編集〜完成直前 <参考 2> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− REGEDIT4 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell] @="" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit] @="編集(&E)" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE %1" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print] @="" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE /p %1" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open] @="結合(&G)" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\open\command] @="regedit.exe \"%1\"" −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− === 上の状態から 【open と open\command】のペアブロックを削除すると、     【“結合アクション”を含まないRegファイル】 が出来あがる。     ========= ============================================== ============================================== < 参考 3> 【“結合アクション”を含まないRegファイル】の例・・・・私の場合。 (下の「−−−」でサンドイッチされた部分。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− REGEDIT4 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell] @="edit" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit] @="編集(&E)" "EditFlags"=hex:01,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\edit\command] @="\"C:\\Program Files\\WZ EDITOR\\WZEDITOR.EXE\" \"%1\"" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\NotePad_(L)] "EditFlags"=hex:01,00,00,00 @="NotePad (&L)" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\NotePad_(L)\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE \"%1\"" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print] @="" "EditFlags"=hex:01,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print\command] @="\"C:\\Program Files\\WZ EDITOR\\WZEDITOR.EXE\" -p \"%1\"" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print_by_NotePad] "EditFlags"=hex:01,00,00,00 @="print by NotePad" [HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\print_by_NotePad\command] @="C:\\WINDOWS\\NOTEPAD.EXE /p \"%1\"" −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ============================================== Infファイルについても、右クリック時に【インストール】のアクションが最初に表示される事に 不安を感じる人は、 上記の作業と同様に操作して、 【安全なプロパティシート】を表示させるように出来ます。これも 弊害はありません。 ==============================================