処置後の_HowTo.txt (2002年4月) ★【NET環境】を構築する前に。 【田中式処置】が 全て完了した後、ディスプレイドライバを組み込んだりしますが、 その後のことについて 少し触れておきます。 【田中式処置】を行った後でも、Windowsの操作環境に '変化' はありません。   ※そのような報告は1つも聞いていませんし、    理論的にも そのような事はありません。 【処置】に失敗した場合は、NETアクセスと無縁なPC環境であっても すぐに Windowsの挙動に現れます。 また、'NETアクセス環境' を急がなくても 「安定化したか否か」を判定できるハズです。 その方法は HPをきちんと読めば分るはずです。 ★【NET環境】の構築  NETに接続するための作業を進める場合、初級〜中級の方は  なるべく 【プロバイダの接続セットアップツール】で 組み込んで下さい。  プロバイダによっては、これを利用できる環境でない方もいるでしょう。  その方の場合は 【田中式処置】に限らず、  元々 NETアクセスに関しては 自力で処理せざるを得ない環境です。  特定のツールの削除・組み込みで 突然 NETアクセスが不能になったり、  他の特定のツールの挙動がおかしくなる事も起こり得ます。  これが、Windowsを使ったPC環境なのです。  【プロバイダの接続セットアップツール】を利用できない環境の方は、  「通常にNETアクセス出来ている状態」の時に   重要な設定について 画面をBMPファイルに保存しておく程度の知恵は  自分で働かせて下さい。    ※通信設定の場合は オプションで開ける【サブ設定画面】を全て保存します。  【Altキー】と【PrintScreenキー】を同時に押せば、  その時の 'アクティブウィンドゥ' の画面状況が メモリにコピーされます。  次に ペイントに貼り付ければ 保存できます。  再設定する時は、ペイントとエクスプローラを1つずつ起動しておいて  各々の設定画面のBMPを ペイントにドラッグして閲覧しながら設定すれば   簡単に設定できます。  こんな程度の事を 説明しなければ出来ないような人は 何をやっても  どんなツールを使っても、PCを変調にします。  こういう人は【田中式処置】を実行しないで下さい。(お断りしてあるハズです。)    また、  【プロバイダの接続セットアップツール】を使う場合も 使わない場合も、  構築したい【NET環境】にとって 当面不要な'Win標準ツール(通信関連)'を  先に組み込んでしまうと、設定が複雑になったり、Net接続・Netアクセスが不可能に  なったりします。  例えば、【仮想プライベートネットワーク】等を組み込んでしまうと、  【TCP/IP】や【ダイヤルアップアダプタ】が複雑な状態となってしまい、  Netアクセスが困難な状況となります。  ※この尻を 「NETに接続できない。サポートしてくれ」と言って   当然のように 私に要求して来た人がいます。   この人の場合、後で「仮想プラ〜〜組み」が判明したのですが、とんでもない話です。  ※プロバイダによっては、  「仮想プラ〜 と ハイパーターミナルは組み込まないでくれ」--  と 注文をつける所もあります。 ・ハイパーターミナルには【セキュリティ】の面で 修正項目のある事が報告されていました。  これを組み込んだ場合は   Winセットアップ後に 急いで修正モジュールを組み込むべきでしょう。 ◇最近 次から次へと セキュリティホールが発見されていますので、  IEのセキュリティ設定をうんと厳しく設定する必要があります。  のみならず、通常のインターネット設定だけでは不充分です。  勝手に 【イントラネット設定】で PC内部にアクセスされる場合もあるとの事です。 ・セキュリティホールの記事を読んでいますと  MediaPlayerの新バージョンまでが セキュリティホールとして ハッカーにツツかれて  いるようです。  '現在 必要の無い機能' は 急いで組み込まない方が良いでしょう。 そういった意味でも 「Windowsスクリプティングホスト」は 組み込まない方が安全です。  (ハッカーに利用される危険があります。↑これ。) また、デスクトップの【IEアイコン】のセキュリティタブで、 4つのゾーン各々で【セキュリティレベル】を設定する必要が生じてきました。  (以前は そこまでやる必要はありませんでした) Windowsの'バグ修正'・'セキュリティ修正' については、   MicroSoftのサイトで【修正モジュール】をダウンロード出来ます。 ( http://www.microsoft.com/japan/technet/security/default.asp )   最近は、NET関係の'修正'が非常に多いようです。   こういう事はご自分で対処して下さるのが「筋」というものです。   ご自分で対処できない方は、   パソコンを使う事をやめるか、NETにアクセスする事をやめるか、   (プリインストールPCの場合は)毎年 PCを一式 買い替えるという方法   を採らない限り 必然的に障害が発生します。   ウィルスに冒されてPCが起動しなくなっても Miscrosoftに責任はありません。   それと同じです。 ★Miscrosoftのダウンロードサイトも 最終的には人間が管理しています。  最近 WindowsUpdateサイトが不調でしたが、  このような事は 当然 あり得る事です。  WindowsUpdate や ダウンロードを行う時は、時間帯を選んで下さい。  データ転送率をチェックすれば 状況を想像できるはずです。  日本の「電話回線の周囲環境」は 米国のそれに比べるとかなり劣ります。  100%の専用回線で無い限り、インターネットというものは その原理を考えれば  どこを通ってきているか分らないのです。  また、アナログ回線は【外部からのノイズ(ex:電磁波)】の影響を受けます。  東京都内の地下鉄の状況を考えると不安が残ります。  私の場合は、'Updateモジュール' や '修正モジュール' をダウンロードする時は、  必ず、日を変えて 最低2回はダウンロードしています。  ◆重要なことは【IE(特にネット高速化ツール)のキャッシュ】をクリア(再起動)してから   ダウンロードする事です。    ※キャッシュをクリアしてからでないと      2回目は WindowsがHDDあるいはキャッシュから「ダウンロードしたふり」をするので意味がありません。     全く同じモジュールについて 【HTTPダウンロード】と【FTPダウンロード】の二通りのダウンロード     を出来る場合は 再起動する必要はありません。     その場合は、両方をダウンロードして「2つのファイルの一致」を確認するだけで充分です。  通常は そんな事しなくても 98%は大丈夫です。  それでも、私は 1回で済ませた事は 今まで ただの一度もありません。  私は 'ダイヤルアップ接続'ですから 10MBクラスのファイルですと時間を要します。  それでも 2回ダウンロードします。   ※因みに、私は 若い頃から「カード」という物を信用していません。    (原理的に'危ない'ことは判り切っていましたから。)    私が昔から「危ない」を連発するので、家族・兄弟は1人もカードを持っていません。  'マザーボードBIOS'のBIOSファイルは3箇所からダウンロードしましたから、  この1つのファイルにつき 合計で6回ダウンロードしました。   ※【1箇所で 1つのファイルを2回】× 3箇所。    ※2回はダウンロードしたら、     2つのファイルを【FCコマンド(/b)】で比較して下さい。 fc /b ドライブ:\フォルダ\〜\フォルダ\ファイル名 ドライブ:\フォルダ\〜\フォルダ\ファイル名     ↑これをしない人は ある日突然 PCが不調になったとしても知りません。     それは 本人の心掛けというものです。 ★【Cドライブ全体保存】を行う前に   IE や 'ネット高速化ツール'の【キャッシュ】をクリアしておくのが無難です。  特に 別ドライブにキャッシュフォルダを設定している人は なおさらです。  それと、  【ツールを起動した時点で'一時的に'IEの設定を変更するツール】の場合は、  ScanregW_実行(レジストリ保存)のタイミングに注意すべきです。  ◆例えば、【WebBooster】の場合は   これを終了させてからレジストリ保存を行うべきです。   これを起動したままで レジストリ保存を行うと、もし後で このレジストリを復旧   させたと仮定すれば、   レジストリ復旧後のWindowsが起動する時の'IE設定'は【WebBooster起動状態のIE設定】   となります。    ※この時 まだ WebBoosterは起動していません。     自動起動に設定している場合でも それは'スタートメニュー自動起動'であって、     この自動起動は'最後のタイミング'ですから手動による起動とほとんど同じです。   こ意味で、IE設定に関しては 本来の設定ではない状態で Windowsが起動することになります。