■BIOSのアップデートに関する注意点.txt (2002年4月) 以下 ==== で囲まれた部分は このサイトからの引用です。↓   http://www.fishbone.gr.jp/~toshi/award_help/index_Award.htm ============================================ ■BIOSのアップデートに関する注意点 本「AWARD BIOS 用語集」ではBIOSのアップデートについて取り上げていませんが、どこにも書かれていない注意点を2つ。 ★私の知り合いがBIOSのアップデート中にBIOSを飛ばしてしまいました。  原因は書き換え中に家人が電子レンジを使ったため電圧降下がおこり、瞬断状態でリセットが掛かってしまったようです。  電圧降下を起こしそうな家電にはご注意。 ★BIOS書き換えユーティリティは必ずマザーボードメーカーが指定しているのを使いましょう。  同じファイル名の書き換えユーティリティが異なるマザーボードメーカーから供給されています。  しかも同じファイル名で1MビットFlash ROM用と2MビットFlash ROM用があり大変紛らわしいので、ご注意下さい。 ★同じAWARDのBIOSでもマシンやBIOSのバージョンによって若干の設定方法が違っていたり、  効果が違いますのでご了承ください。 ★メモリやバスのタイミング等をいじる時は必ず一つのパラメータだけ変更し、  ベンチマークを取りながらちゃんと動く事を確認してから次の項目に進んで下さい。  その際、PCが十分に熱を持って安定してから変更してください。  冷えた状態ではOKでも熱を持つと NGになる場合があります。  タイミングの取り方によってはハードディスクのデータを飛ばす場合がありますので、  必ずバックアップを取った上で行って下さい。 ★もしニッチもサッチもいかなくなったら「LOAD BIOS DEFAULT」で初期状態に戻すか、  「Insert」キーを押しながら電源を再投入すれば何とかなるでしょう。 ============================================ 今回も 前回も その前(1996.6)も私は失敗しませんでしたが、 こういうサイトがあるとは知りませんでした。 BIOS書き換えで失敗するケースについて  以前から 私は「電圧降下」が一番の原因だと睨んでいました。  (この方面のベテランが言うからには やっぱりそうだったんですネ。) 私が数年前まで働いていた勤務先は東京銀座の11階建ての大きなビルの中にありましたが、 屋上の電圧管理室の配電盤を見ると  時間帯によって数値が90を切っている事もあり、110を超えている事もあり 驚きました。 こういう状況を見ているので  BIOS書き換えなどの作業は「必ず 深夜に行う」と 決めていました。 P3B−Fマザーは、ちょっとした欠点があります。  (マザーボードBIOSを【1.006】にアップした後 半分程度は改善されましたが・・) PCリセットで再起動した時や電源ONで起動した時に、 BIOS初期化の最初の段階で【VGAカードの初期化】に失敗してしまう事があります。(数十回に1回)  ※この現象は P3B-F を使っている人は承知しているでしょう。   だから、このマザーを使っている人は PC起動の最初だけは見張っている必要があります。   画面が真っ白なママでPCが起動した時は、放っておくと そのまま Windowsが起動します。   画面が真っ白な時でも Windowsは正常に起動しています。   その証拠に、頭の中で操作画面を連想しながら【Altキー+F4キー】でWin終了が出来ます。   また、基本的に この現象は Win98の安定・不安定とは別の次元のものです。 そして、この現象は、殆どの場合 決まって夕方に多く発生します。深夜に発生した事はありません。 これも 「電圧降下」の影響を受けている可能性を感じます。   ※電源のわりにドライブ数が多いのかもしれませんけど。    7200回転HDDが3台、5400回転HDDが1台、MOドライブ1台、CD−R1台。    電源装置は EnerMaxの430W。 考えようによっては、このP3B-Fの現象を「欠点」と評価すること自体が間違いなのかも知れません。 そもそも 電圧が90を切るような環境で使うこと自体、正当な環境ではないとも言えます。 また、このP3B-Fマザーで Win98SEをセットアップし、通常使用で発生する【青画面・フリーズ】は 「1週間に1〜2回」どころではありません。 私のPCのある部屋は 1996年春から「電圧対策」を施してあり、 部屋の照明・エアコンは別枠として、PC関連だけで「別契約」で 40A確保してあります。  (他の部屋でブレーカーが落ちてもこの部屋のPCは何ともありません) それでも、 Win98SEのセットアップ直後から 当時 1日に何回も【青画面】が発生していました。 従って、 【青画面・フリーズ】は 必ずしも「電圧降下」が原因ではないとも言えます。  ※自宅のPC関連(PC2台)だけで電圧を40A確保する人は殆どいないでしょう。   私は 考え方として インタ−ネットに注ぐお金を削ってでも こちらに予算を回します。   だから、いまだに NET接続は【INS64のダイヤルアップ接続】です。   多くの人は PC環境について 基本的に考え方が逆のようで、   インタ−ネットには予算をまわしますが、電圧の確保についてはお金をケチるでしょ。   PCを組み立てる時やWindowsを運用する時も同じでしょう。   PCの基礎知識に乏しくても、   あるいは 電気的な知識に乏しくても、   PCという物に対して根本的にもっと慎重な考え方で対処すれば   トラブルをもっと予防出来ているハズです。   だから、その点について、MS・メーカー・ショップ・PC雑誌が    一般ユーザーを指導・啓蒙すべきでしょう。   (多分 今後もしないでしょうけど・・・。一般ユーザーは面倒がりますから。)